★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「台風のあと」

2024-09-10 09:45:56 | ベトナム・ハノイ

 週末にかけて「近年なかった、大きな台風がベトナム、ハノイを襲った」

13年住んでいるが「今までで一番大きく強い台風だった」

台風慣れしている日本とは違って「ベトナム、特にハノイ」は台風にはなれていない。

いつもは内陸のハノイに来る頃には台風は弱まり、さしたる被害もないことが多かった。

しかし今回の台風は違った。 夕方から朝方まで「ハノイでは強い雨と風にみまわれた」

我が家でも「犬が落ち着かないほどの、状況だった」

先日開通した「新都市交通もどうやらストップしたようだ」

 我が家は50階建てのアパートの11階、当初は風向きがまともに当たらなかったが夜になり

窓やベランダがある方向から吹き込んだ。普段は気づかないが、窓の密閉精度が悪く

隙間から強風が吹きこむ、玄関ドアを開けようと思っても「風?の圧力で、開かない」

吹き込んだ風は玄関の隙間から「大きな、ヒューと言う音」をずっとたてていた。

それでも朝になり「小降りになった外に、ミッの散歩にと出てみた」

普段とは違う光景が広がっていた。 1日経ってハノイの被害状況が「分かってきた」

山間部では「豪雨による浸水、がけ崩れ」自分も知っているPHU TO省に向かう大きな橋の崩落

(多くの車やバイク、もちろん人も犠牲になった)

 ハノイで2000本の木が根こそぎ倒れ、被害を受けた木は20000本を超えるという。

台風に慣れていないハノイ市民は「バイクに乗りながら風に飛ばされたり、流されたり、落ちてきた

看板に直撃されたり」大変な被害状況がYOUTUBEやTIKTOKに上がっている。被害状況が明らかになるだろうが、

相当な被害になるだろうと予想できる状況だ。

 橋の崩落現場でも、日本ならすぐに「規制」が行われるが、ベトナムでは「崩落場所に人が群がり」

危険な状況だった。これを見ても「台風災害に慣れていないベトナムでは、いろんなことが起きていると感じた」

 昨晩「地下のスーパー」に買い物に行った、「豆腐が一つもない」聞けば「製造元が被害で入荷がないそうだ」

今後「野菜やコメ、その他の生活必需品の品薄が心配されるほどの状況らしい?」

多くの人が「大きなカートにインスタントラーメンなどの食品を山ほど買っていた」

既に「品薄に対応する買いだめ」が起こっているようだった。

 日本も天候がおかしい? ベトナムも同じである? もしかしたら「世界的な気候変動によるこのような被害」

は「今後もっと増えていくのかもしれない」、人類はもっと真剣に、危機感をもってこの問題に

対処しないと「手遅れになりかねない」 昨夜「災害状況のテレビ」を見ながら

そんなことを考えた。

会社の道すがら、児童公園に合った「一番大きな木が倒れていた」

ハノイはとても街路樹が多い、ちょっとした裏道でも「それなりの街路樹がある」

その裏道(ミッの散歩道)の街路樹もこの状況だった。これらをかたずけるための時間や経費は

莫大になるだろうと思った。 日本も支援したほうが良いのではないか?そう思った。 

 

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