★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「掃除のおばちゃんからのプレゼント」

2021-10-21 18:23:48 | ベトナム・ハノイ

 昨日、弊社の「室内清掃」を依頼しているおばちゃんたちから会社にそして自分に

プレゼントがあった。「ブオイ」(日本ではザボン)である。

(この言葉は危険である、ベトナム語で音を間違えると【女性の胸】になってしまう、以前社員が私の発音を聞いて

げらげら笑っていた、今にして思えば恥ずかしい限りである)

このおばちゃんたちは「このビルの清掃を請け負っている」会社の契約社員だが

たくましく、グループを組んで「弊社のような個別の会社に営業」をして、室内清掃を請け負っている。

 私が見る限り、実によく頑張っている。

・毎日2回のごみ収集(一人一人のごみ箱のごみの回収)

・週3回の室内清掃(掃除機、机の上などのふき掃除)

・週1回のガラスなどの清掃

などなど、5-6名で行ってくれる。そして社内でのあいさつもきちんとしている。

これで1か月200万ドンいかないと思う(つまり1万円以下なのである)

以前は「自分の会社ぐらい自分で掃除しなさい」という方針で清掃させていたが、

はっきり言って「プロでないため、一生けんやるのだがちっともきれいにならない」

これでは「早く室内が汚く、傷んでしまうという判断から、清掃をお願いした」

このコストは「無駄ではなかった」そして時々、おそらく故郷から送ってきた果物などを

持ってきてくれるのである。

「あのおばちゃんたちは確かに掃除のプロフェッショナルだ」そう思う。

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ベトナムハノイの「久々の社用外出」

2021-10-21 13:22:38 | ベトナム・ハノイ

 本日ハノイから2時間ぐらいの「chung my]」という場所に行ってきた。

本業ではないが「日本の知り合いから5年前、ベトナムで【こういう品物】を作れないだろうか?

という「相談を受け、探したメーカだ」、品物はEVA:「マンションなどのベランダに排水用の穴があると思うが

そこにはストレーナー(ごみをこす鋳物製の網)がある。それをはめるために「コンクリートに定型の溝を作る」

その溝を作るための「固いウレタンの型」である。(地味な品物だ)

 これを作るには「まず金型を作成」それに「溶かしたウレタンを流し込み」次に「冷却して作成する」

色んなメーカに依頼したが「まともに制作できたのは現在のメーカーだけだった」

(精度や硬さなど、案外難しい品物だ)

 このメーカ、本業は「靴のソール」やサンダルを作っているメーカだった。そこに何度も通い試作し、「現在の品物を製作して頂いた」

おかげで日本側からのOKもいただき、「正式に中国で作っていた品物を全てベトナム製作に移管できた」のである。

 今年で5年目、少しの「管理不足による不具合があり」その指導に行ってきた。

2年前に現在の場所に工場を新設したそうだ、「巨大な工場だった、従業員は1000人を超えているそうだ」

このメーカ、実はスケッチャーズやGUの品物を作っている。5年前と比べると大きく業務拡大していた。

 ベトナムの「こんな田舎の工場で、まさかあのGUの靴やサンダルが作られているとは?」知る由もないだろう。

そして、そのメーカに「指導に行くなど、人生わからないものである」

行く道すがら、でこぼこの「舗装もされていない道」を走りながら、そんなことを考えた。

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