現在、福岡市美術館では「ゴッホ展」が開催されているそうですが、「コロナ禍」でなければ私も行きたいと思っていたところです。
2月9日の「西日本新聞」の「くらし」の欄に投稿されていた記事を読んでいろいろと考えさせられましたので、自分への「戒め」として書いておきます。
内容は、ゴッホ展へ行かれた50代の女性が8年前に14歳で他界された娘さんのことを語り、その娘さんが好きでよく見ていたカードの中にゴッホの「糸杉」があったこと。
その方は「もし、娘とゴッホ展に行っていたら・・・と想像しました。糸杉の絵の前で娘「あっ」(この絵知っている)とにっこり。・・・・」と、娘さんへの思いを綴られて
いました。
その娘さんは生まれつきの障がいで、動くこと、話すことも不自由だったとのことでしたが、でも、彼女の中にはゴッホの絵が焼き付いていたのだと思います。
私はこの文章を読んで胸が熱くなりましたし、と同時に「私はなんと恵まれた人生を送ってきたのだろう・・・」と思いました。
これは、決して自慢で書くのではありませんが、子供の頃から絵が好きだったこともあり、海外旅行で欧米の各地を訪れると必ず美術館には足を運ぶようになりましたので、
各地で数え切れないほどのゴッホを見ていますし、
(これは多分、ロンドンのナショナルギャラリー)
オランダではゴッホ美術館にも行きました。
南フランスではゴッホの絵の舞台になった場所を何カ所か回ったり、
ゴッホが住んでいた家にも行ったりしました。
でも、世の中には海外どころか日本の自分が住んでいる場所から出たことがないという方も沢山いるのです。
勿論、中には「海外なんか全く興味ない。日本が一番良い」と信じ、自分の意思で海外に行きたくないと思っている方も沢山いらっしゃると思いますが、
「行きたくてもいろんな事情で行くことが出来ない」という方もいらっしゃると思うのです。
そういう方たちから見えれば「しょっちゅう海外に行くあなたが羨ましい・・・」と言われることもありました。
私も何度も書いていますが、子供の頃は恵まれた環境ではなかったので海外旅行とは縁のない生活を送っていましたし、やっと「自分の夢が叶うようになった」のはかなり
後になってからで、必死に働いて「自分の力」で海外に行けるようになったのです。
でも、新聞に投稿されていた娘さんのように「本物のゴッホの絵」を見ることもなく命を終えてしまう方もいらっしゃることを思うと、私は本当に「恵まれている」と思い、
今までいろんなところに行ったりしながら、なんとか生きて来れたことを感謝しなければと思っています。
2月9日の「西日本新聞」の「くらし」の欄に投稿されていた記事を読んでいろいろと考えさせられましたので、自分への「戒め」として書いておきます。
内容は、ゴッホ展へ行かれた50代の女性が8年前に14歳で他界された娘さんのことを語り、その娘さんが好きでよく見ていたカードの中にゴッホの「糸杉」があったこと。
その方は「もし、娘とゴッホ展に行っていたら・・・と想像しました。糸杉の絵の前で娘「あっ」(この絵知っている)とにっこり。・・・・」と、娘さんへの思いを綴られて
いました。
その娘さんは生まれつきの障がいで、動くこと、話すことも不自由だったとのことでしたが、でも、彼女の中にはゴッホの絵が焼き付いていたのだと思います。
私はこの文章を読んで胸が熱くなりましたし、と同時に「私はなんと恵まれた人生を送ってきたのだろう・・・」と思いました。
これは、決して自慢で書くのではありませんが、子供の頃から絵が好きだったこともあり、海外旅行で欧米の各地を訪れると必ず美術館には足を運ぶようになりましたので、
各地で数え切れないほどのゴッホを見ていますし、
(これは多分、ロンドンのナショナルギャラリー)
オランダではゴッホ美術館にも行きました。
南フランスではゴッホの絵の舞台になった場所を何カ所か回ったり、
ゴッホが住んでいた家にも行ったりしました。
でも、世の中には海外どころか日本の自分が住んでいる場所から出たことがないという方も沢山いるのです。
勿論、中には「海外なんか全く興味ない。日本が一番良い」と信じ、自分の意思で海外に行きたくないと思っている方も沢山いらっしゃると思いますが、
「行きたくてもいろんな事情で行くことが出来ない」という方もいらっしゃると思うのです。
そういう方たちから見えれば「しょっちゅう海外に行くあなたが羨ましい・・・」と言われることもありました。
私も何度も書いていますが、子供の頃は恵まれた環境ではなかったので海外旅行とは縁のない生活を送っていましたし、やっと「自分の夢が叶うようになった」のはかなり
後になってからで、必死に働いて「自分の力」で海外に行けるようになったのです。
でも、新聞に投稿されていた娘さんのように「本物のゴッホの絵」を見ることもなく命を終えてしまう方もいらっしゃることを思うと、私は本当に「恵まれている」と思い、
今までいろんなところに行ったりしながら、なんとか生きて来れたことを感謝しなければと思っています。