スペシャルな電柵が、張り巡らされました。(伊賀市勝地)
農家さんが獣害を心配せずに農作業にいそしめるならば、今までの苦労が一掃されてそれはそれでうれしいこととと思います。
獣たちが農作物を荒らすようになった訳は、いろいろ言われているが人と棲み分けが出来なくなったのは事実。
獰猛な野趣あふれる彼らと共存は出来ない。農業を成り立たせる必要がある私たちの暮らしに、獣害はハッキリいって迷惑。
それならばスペシャルな電柵をと、判断したところになんだかダム建設などと通じる安易さが感じられた。
いままでのように獣たちは山を棲みかにしてもらう、その為に必要な事を考えるのが単純で良いのではないか。
・猟師が養成されて、獣らが里に下りてこないように猟師が威嚇し、見張りに着く。
・猟獲したら、感謝して戴く。
・獣らの食べ物が育つような、かつてのような山に戻す。 などである。これらは
安心して農業が出来るのは電柵の内側だけという格差を作らないし、たとえ電柵にかかる費用以上にかかっても雇用につながるし、なにより田園風景を壊さない。
獣害を受けている農業者や環境の時代にふさわしい獣害専門家などが、一同に集まって研究し検討を充分にして、「電柵設置」を決めたのだろうか。
地元1割負担(これは事実)の補助金制度が先行して、検討が不充分で決まったとしたらあいにくだがダム建設とおなじではないかと感じた。
補助金の出所は、我らの税金。 電柵設置に至る経緯を知りたい。