今日ももたもた

絵本描いています。
たまーに更新。主に愚痴。

おおきな木

2007-09-20 13:07:44 | ノンジャンル
「くぬぎむらのレストラン」という絵本を読んだあと、
「大きな木を描こう。描く前に、本当の木を触ってこよう。」と言って、みんなで園庭の木に触りに行きました。

四つ切2枚をつなげた画用紙に、絵の具でのびのびと描きました。
ひとりひとり、みんなちがってみんなすてきな木が現れました。
絵本の中の「かごエレベーター」のシーンが印象的だったのか、黄色の絵の具で「エレベーター」を描く子が何人かいました。
木を描きながら、自分の物語をえがいているようです。



園庭に行った時に、木の皮をむしり取ってきたMくん(年長)は、茶色く塗った幹の上に、黄色の絵の具を重ねて塗っていて、本当の木の表面のような感じを出していました。(下の写真の中央の木)
それに影響を受け、画面上で混色している子が他にもいます。
葉っぱを描くのに緑の他にもあったほうがいいかな、と用意しておいた黄色でしたが、このように混色して使うとは予想していなかったので、感心してしまいました。





来週は、この木に、ハンマーチップ(ピアノの廃材)を虫や鳥に見立てたものを作って貼り、加筆して、あわよくば絵本にならないかと考えていたのですが、とても立派な木ができてしまったので、これを屏風折りにしたりするのももったいない気がしてきました。


児童は、前回の続きで、変身絵本を作っています。
子どもたちの発想には感心させられることばかりで、「見て見て!」と見せられるたびに笑わせてもらっています。
男の子のは、シュールな話が多いですが、女の子の方はよく考えたなあ~と感心させられるほど、お話としてまとまっています。
コメント
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