


続いてゼフィルスの饗宴を追い求めて森を歩きました。うって変わって午前中から湿度が高く、ゼフィルスの姿はほとんどみられません。盛んに翔んでいるのは、ヒカゲチョウとキチョウだけ。これでは、撮影にならないと陽が差すのを待ちました。
10時過ぎてやや気温が上がり、陽もうっすらと差し始めるとゼフィルスが翔び始めました。しかし、高い樹上ばかり。湿度の高い低い場所にはなかなか下りてきません。遙かに高いクヌギの樹冠で大雄々しく舞うのは、もしかしたらオオムラサキでしょうか。こうなったら我慢比べです。
そして、昼近くになってやっと咲き出したヤマハギの周りを何種類かのゼフィルスが翔び始めました。上から、ミズイロオナガシジミ2態、はねが欠損したツバメシジミ、なかなか留まってくれなかったルリシジミです。
あとひと月あるかも分からないゼフィルスの饗宴です。
★ここに登場した昆虫や花、樹木は、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】にアップします。信州の花3、樹木8、昆虫3、蝶・蛾・蜻蛉2で、ご覧いただけます。拡大写真もあります。
★また、フォトドキュメントの手法で綴るトレッキング・フォトレポート【MORI MORI KIDS(低山トレッキング・フォトレポート)】にもアップの予定です。