風に吹かれて アンマン

日々の想いを記録に残せたらと願っている
内容は「ヨルダン事情・風物詩・気質」「中欧旅行記」「シリア旅行記」などからなる

ホリデー・シーズン風景 その2(クリスマス) 

2008-12-23 | ヨルダン風物詩
ヨルダン国において、イスラム教徒は人口の93%を占めるといわれており、
キリスト教徒は7%にも満たない数である。

それでも、街のところどころでクリスマスの風景を見ることができる。


(玄関の飾りつけ)


(ベランダのスノーマン風サンタ)


(窓ガラス越しに飾りつけが見られる)


(珍しく上下階ともに窓に飾りつけ)

教徒の少なさを反映して各家庭でクリスマスを祝う飾りつけはあまり見られないが
お店となると話は別である。

外国人の購買力の高さを当て込んでのことだろうか、クリスマスを前面に
押し出した飾りつけをよく見かけることができる。


(オーナメントなどクリスマス商品の専門店)


(シャツ専門店前のサンタ)


(ケーキ屋さんのレジ前 ここのケーキは美味しい)

しかしながら、この国においてもっともクリスマス気分に浸れるのは
外国人が多く買い物をするスーパーやモール街であろう。

以下は我々がよく行くスーパー、モールでの風景である。

最初は我が家にもっとも近いCozmoである。


(Cozmo店内1)


(Cozmo店内2)

次はCozmoより2,3分のSafewayだ。


(Safeway店内1)


(Safeway店内2)


(Safeway店内3)

Safewayから10分のところにシネコンが入ってるバラカ・モールがある。


(バラカ・モール)

バラカ・モールでは二人の化粧をした道化師がお祭り気分を盛り上げていた。


(バラカ・モールの道化師たち)

もう少し足をのばして、タクシーで10分のシティー・モールに出かけてみた。
ここにもシネコンが入っており規模は先のバラカ・モールより大きい。


(エスカレーター両脇にツリーが置かれている)


(最上階のフード・コート脇のサンタ)

さらにシティ・モールにはカルフールも入ってるのでそこも覘いてみる。
さすが欧州資本の店だけあってクリスマス用品の品揃えは他より多いようだ。


(カルフール店内のクリスマス用品売り場)

そして新たな発見もあった。
各モールのサービス・カウンターはプレゼントとして衣服類や玩具を買った人々で
長蛇の列である。包装を待ってるようだ。
それもスカーフを頭にまいた女性が多い、明らかにムスリム、イスラム教徒だ。
宗教に関係なくクリスマスを楽しむ光景は日本のみならず、ここヨルダンでも芽生えつつあるようだ。

このようにいくつかの店をまわって我々自身のクリスマス気分を盛り上げてきたが
家の中が今ひとつさびしいと妻が言う。
我が家でもささやかながらサンタを買うことにした。


(我が家のサンタ 顔つきが日本のそれとちょっと異なるようだ)

こんな形で我々は年の瀬を過ごし、ヨルダン国アンマンで初のクリスマス、
新年を迎えようとしている。

皆様がたも良きクリスマス、新年を迎えられることを祈念します。

この一年6月よりお付き合いいただき有難うございました、
来年もよろしくお願い致します。

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