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建築を旅する

シュタイナー建築ということ

2006-05-22 11:21:33 | Weblog
ムーミンの家、誰が建てたのか気になって調べてみた。
シュタイナー建築(当のご本人は、そう言われるのが嫌みたい)で有名な村山雄一氏。
うーん、知らなかった。ムーミン屋敷は、藤森氏のたんぽぽハウスなんかのちょっと後、1998年に出来たらしい。
村山雄一氏の経歴は以下
1945年北京生まれ、1972年早稲田大学建築学科卒業、1977年~79年西独にてR・シュタイナーの思想研究、1979年~83年ドイツ、オーストリアの建築設計事務所勤務、1984年帰国、横浜にて村山建築設計事務所設立。環境先進国ドイツでルドルフ・シュタイナーの思想を学び、「ムーミン屋敷」の 設計以来、芝屋根と有機的なフォルムが一体となったデザインで高い評価を受けている、とのこと。

シュタイナーはオーストリア人(民族的にはドイツ人)で、先日見たフンデルトヴァッサーはやはりオーストリア人。
ヴァッサーはアントニオガウディを「現代における模範的で、健全な建築物」として取り上げていた。
また、シュタイナー建築とガウディの関係は近い物を感じる。
19世紀末から20世紀初頭、オットーワグナー、クリムトやシーレも活躍したウィーンは、相互に科学反応を起こす溶鉱炉のようだ。
じっくり調べていきたい。