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建築を旅する

フランス菓子

2005-09-06 10:21:41 | Weblog
吉祥寺にレピキュリアンという、なかなか有名な本格派フランス菓子のお店がある。
オーナーの金子哲也氏は、27歳の若さの時、すでにフランスの三ツ星レストランでシェフパテシエだったらしい。

その、レピキュリアンで修行中の若者パテシエと偶然知り合いになって、来てほしいと言われていたんだけど、ずっと行きそびれていて、ようやっとこの前の土曜日に行ってみた。

雰囲気は、レトロ調のシックでかわいらしい感じの、王道のフランス菓子屋といった風情。
ガラスケースには、まさに気合いの入った、美しく、ちいさいケーキが並ぶ。
狭い店内は、土曜という事もあってか、女性客で一杯。

コーヒーを頼み、ケースに行って菓子をチョイス。
どれも旨そうであったけれど、ひときわ奇麗な、ベリ-系のフルーツの乗っかった一品を選んだ。
コーヒーも旨いんだけれど、ケーキは、絶品。
なんだろう、今まで食った事無いくらい旨い。
美味しい。
とても小さいケーキなんだけど、ベースのざらっとしてさっくりした部分と、濃厚かつさっぱりしたクリーム、そして、新鮮なベリー。
小宇宙…。これは、。

ああ、プロが作った気合いの入った物は素晴らしい。

自分の仕事に対するアプローチもこうでないとなと、非常に刺激になった。


お土産に幾つか買って帰る。
それまた驚きの旨さ。
今までの自分の食ってた物がなんだったんだろうという衝撃であった。


近所だから、また行こうっと。

写真が土産に買ったうまうまケーキ。皮がカリカリ。