球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

さあ皆でドビュッシーを聴け

2007-01-29 | オケと音楽
今日はベストを尽くした結果いいこともいくつかあった割と幸せな日だったので、
暗い考えは蹴飛ばして生産的なことを書きたい。

というわけで、"機会を作ろう"なんて待っていたら永遠に来ないので、
今日はドビュッシーの曲の魅力でも書きます。
参照音源はこれ。

本来やる曲はこのCDの中のビュッセル編小組曲ですが、
その前に入っている神聖な舞曲と世俗的な舞曲がとてもよい曲なのでここでごく簡単に紹介します。
両方ともハープが大変な曲なので、まず曲選は通らないと思いますが…


"神聖な舞曲"
ドビュッシーの全音音階と教会旋法を堪能したいならこっちの曲。
どこを聴いても、ドビュッシーの音楽です。
全音音階の特徴として黒鍵だけで弾ける部分がある、というものがあります。
A→C→D→G→F
といった感じで音が動き、いわゆる「解決」が見受けられないのが特徴でもあります。
(そりゃそうですよね、全音で動くのですから…)

交響詩「海」や、夜想曲に似ている部分も結構あります。

"世俗的な舞曲"
あまり世俗的という言葉の意味がわかりませんが、
冒頭の弦楽器の動きだけで黄金の風を感じ、心が凪ぐような曲です。
最初はハープに乗って黄金の風が流れていきますが、
やがてハープの独壇場(下手すりゃギターにすら聴こえる)。

↑もうなんだか文才の欠片もないな…魅力がぜんぜん伝わってない気がする。
ですが、小組曲のスコアが手に入ったら、誰よりも研究しますよ。
もうプログラムの紹介文も俺に書かせてください。
読むだけで聴きたくなるようなものを書いてご覧にいれましょう。

以前からドビュッシーとシベリウスが好きであることは再三述べてきましたが、
好きこそ物のオタクなれ。

アニメ好きな人が作画監督すら判定できるように
(例えば僕は聖闘士星矢のアニメならあらゆる声優がわかりますし、
 あらゆる技名がわかりますし、あらゆる話の作画監督が判定できます。)
だんだん他の人が気付かないようなところが気になってくる。
それでいいんです。



それともう一つ。
前も書きましたが、電車の中で恍惚に浸れるようになったのは
イヤホンちゃんを買ってからですね。
絶対に無駄な投資にはならないから、
長時間電車に乗る人はいいイヤホンを買うべきだと主張します。
コメント (2)
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