球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

建一の豆腐

2007-01-10 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
今日は数あるピンチを首の皮一枚残して切り抜けられたので
比較的精神状態は良好です。がんばったね!
昨日と比較して悪かったらヤバいけど。
(とはいえ明日もその皮膚を切らない為、戦々恐々と目を覚ますわけですが。)



今日は、同僚の勧め(というよりは紹介)で題目にあるような
麻婆豆腐の店に行ってきました。

最初は陳建一の名前が冠してあるとは知らず、到着してびっくり。
「あ、鹿賀丈史がいる。(ポスターのこと)」
このフロアは、その階がすべて中華料理店で占められるフロアで、
なんとなく感じる剣呑さのために夕飯時になっても過度に混まないようです。
ここでいちいち剣呑さを感じるあたりが僕も皆も実に日本人的でよいですよね。
俺だけだったりして。

まず、麻婆豆腐の山知識。
僕は"麻"って"婆"さんが作った豆腐が旨いので定着していたと思っていたけど、
違うみたいです。
"麻"ってのは痘痕(あばた)のことらしく、和訳するところ、
"あばたババァが作った豆腐"といったところのようです。
あ、でも、旨いので定着したのは本当のようです。
よくこんな、半分いじめみたいな名前が定着したね…

も一つ。その麻婆は中国四千年の歴史に恥じず、
さぞ炭素14(半減期5730年)もβ線を出すだろうと思っていたのですが、
できて100年そこそこの、結構新しい料理らしいです。
ということは俺の婆さん(今年95)と結構歳が近かったり、
故きんさんぎんさんより年下かもしれません。

で、味なんだけど、さすがに旨いです。酸っぱくない。
市販のやつは酸っぱいのが最大の欠点だと考える僕にはとてもよかった。
あと、相当熱い。辛くもある。いわゆる"hot & hot"というやつです(造語)。
ここは白米がお替り自由なんですが、2杯目に突入してもまだアツアツ。
味もよかったですが、その熱さに感動しました。
やっぱ中華料理の基本は熱だよね。
他の国の料理は"暖かい"ことは求められても、"アツアツ"までは求められない、と思うから。

そんなわけで、少しだけ癒されました(体はそうでもないけど)。


コメント
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