頭突きとか張り手とか

2006-07-16 22:31:16 | 日記・エッセイ・コラム

サッカーがああなってると思ったら大相撲もですか。
(50字以内でまとめると)露鵬が千代大海と土俵下で口論、謝ったけど無視されてガラス割ってカメラマン張り倒したって件。。。

牛は悲しい。悲しいよ。

そんなだから牛は「大相撲は千代の富士の引退と共に終わった」とか言っちゃうんだよ。(いや、他にも良い力士はいると思うんですけどね;)
千代の富士はかっこよかった。そのかっこよさは美しさでもあった。
外国人力士が増えるにつれて違和感を覚えることはあったけど、それは出自がどうっていう事ではなくて、相撲が「ただのスポーツでは無い」というその概念を、果たして生活習慣や文化俗習を含めて体得できるのか、という疑問からでした。
逆を言えば、日本の力士に本当のモンゴル相撲はできまい。鷹の舞を舞ったとしても、きっとそれはただの物真似にすぎないんだろうな。
(そういえば先週、榴ヶ丘公園でモンゴル相撲やってたらしいです。見たかったな。)

そういえばだいぶ前、何かの記事で「近頃の力士に怪我が多いのは、体ができていないせいである。その原因は、『四股』『てっぽう』『すり足』と呼ばれる基礎練習をちゃんとしてなかったり、ちゃんこを食べなくなった事にあるのではないか」っていうのを見ましたが。
そりゃ確かに、これだけウマイモノが溢れる世の中で、力士はちゃんこだけ食ってろと言うのもなんですけどね。
よく考えれば、これこそ日本の生活習慣が変わって来た事のささやかな結果って事になっちゃうんでしょうか。
せつないな。ちゃんこ食べないと。いや、牛がちゃんこ食べても仕方ないんだけど。
せつなすぎるので、甲野善紀氏の本でも読んでみよう。DVD付きのがいいかな。

さらにそういえば。ちょっと前、整骨院でセンセとの会話で。
「運動したいとは思ってるんですけどね。牛の性格からしてジムに通うのは飽きると思うし、プールで泳ぎたいけどまずこの髪を何とかしなきゃいけないし。集中力が極端になくなってるから、どうせ何かやるなら武術系やってみたいけど、今から柔道やら空手とかって抵抗あるし。でもボクササイズとかだと今ひとつ…。しかも通うなら家と会社の途中がいいな。」
…というような、「やる気あンのかこのバカが!」的発言をした牛ですが(文章にすると我ながら腹立たしくなりますわ;)、先生はやさしく牛の相手をしてくださいました。
「太極拳とかもいいんじゃないですか?」「いいですねぇ、興味あります!」「テコンドーとかは?」「あー、よさげですねぇ。」
そして最後に先生一言。

「新寺の極新ですね。型だけやるのがあるので、まずはそれで集中力を養いましょう。」

あ…;型だけだったら確かに。
でもどうなんだろう、空手の道場って、いかにもイカツイおじさんとか殺る気なお兄さんとか
がストイックに「女子供の来る所じゃねぇ!」的目つきで黙々とトレーニングに励んでいるイメージがあるんですが。(←曲解含む)
でも高校の同級生にも空手やってる女の子がいて、「空手って言ってもまだ型だけだし、子どもと一緒に遊んでる時間のほうが多いよ」なんて言ってたなぁ。

以前実家に居たときも、近所の体育館で合気道やってるよ、っていう話を、職場の男性社員さんから聞いたんだけど、結局引っ越してそれっきり忘れてたんだっけ。
カラテかぁ。カラテねぇ。…どうだろう;(チョト引き気味。)
と、とりあえずDVD付きの本でも買っとこぅ。(←軟弱モノ)

関係ないですが、「玉ノ井部屋のお相撲さんブログ」なるものを見てたんですが。
力士の集合写真ってなんだかものすごくセクシーですねw