モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

オレンジの星・多肉

2009-01-29 | 多肉植物
金晃星  <キンコウセイ> 

ベンケイソウ科 エケべリア属

原産国・・・メキシコ   非耐寒性

葉は白い産毛に覆われていて、ベルベットの様です。

葉の先が赤く、寒くなるとさらに赤くなります。

花は、明るいオレンジ色で星型をしています。名前の由来ですね。

茎は多肉には珍しい長茎種です。春に茎を切れば、

枝分かれして花数が増えます。切った枝は、挿し木にも出来ます。

産毛のある植物は、高温多湿に弱いので、乾燥気味に育てます。

夏の直射日光は、黄色く葉焼けを起します。

最近まで普通の草花だと思っていた、多肉植物です。

多肉のチワワ

2009-01-29 | 多肉植物
チワワエンシス  ベンケイソウ科 エケべリア属

原産国・・・メキシコ  非耐寒性

肉厚で、白みがかった葉です。

そして、葉の先端は小さく赤く尖っています。

チワワと言う名前の文字が目に入り、

名前だけで、買って来てしまった多肉です。

大きくなっても、小さいんだよね?




処分品の虹の玉

2009-01-28 | 多肉植物
虹の玉  ベンケイソウ科 セダム属 常緑多年草

店の隅の処分品コーナーで、私を待っていた虹の玉ちゃん。

葉がポロポロに落ちた、悲しい姿で居ました。

水や肥料が多いと、葉は落ちてしまいます。

でも、落ちた葉の発芽率は9割だそうですよ。

挿し木も出来るし、性格は強健だから大丈夫です。

日当たりを好むので、窓辺に置きました。

環境が変わると、子苗をたくさん出します。

落ちた葉の後には、子苗が出て来ています。

そして初夏の頃には、黄色の花が咲くはずです。

それまで頑張れ!玉ちゃん!



親子でピンク色・子宝草

2009-01-28 | 多肉植物
子宝草   ベンケイソウ科 カランコエ属  半耐寒性  

別名・・・クローンコエ

葉の縁にたくさんの子供が、並んで付いているので子宝草と言う様に

繁殖が容易です。花も咲くので、楽しみの多い多肉だと思います。

普通の土で育ちが良く、落ちた子供は、根着いて育っています。

夏の直射日光を避け、気温15度下回ったら、水を控え室内に入れます。

寒さと日に当たると、ピンク色になって別物の様です。

年数が経った大株は、子供が出来なくなります。

鉢の中に落ちた子供達も、ピンクで愛らしくて、ツイツイ眺めてしまい、

押し競マンジュウして遊んでる~と思い、笑ってしまいます。


外植えのオリズルラン

2009-01-28 | 観葉植物
オリズルラン   ユリ科 オリズルラン属  常緑多年草

庭の隅に植えたのは、もう20年以上前の事です。

引越し荷物と一緒に持って来て、置き場所は部屋から庭に変わりました。

環境が変わったので、葉間からたくさんのランナーが出て、子株が出来ました。

霜で枯れ始めたので、一株だけ室内に。株元を枯れ葉で保護して越冬させました。

根は太く、貯水機能があるので、乾燥に強いです。寒さも0度まで耐えます。

夏は半日陰、冬に霜の当たらない所に植えた物は、年中葉が観賞出来ています。

水や肥料が多いと、根腐れしたり、ランナーが出ず、花が咲きません。

花は白くて小さいですけれど、蘭科だな~と納得する美しい花です。


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ポトス・マーブルクィーン

2009-01-28 | 観葉植物
ポトス   サトイモ科 エビブレナム属 常緑多年草  

和名・・・オウゴンカズラ

置き場所は、半日陰。直射日光に当たると黄色く葉焼けします。

寒さには弱く、5~10度以上で管理します。

栽培は容易に挿し木が出来ます。2~3枚の葉を水に挿しても発根します。

葉は成長すると、大きな葉になって、形を変えます。

長く茎を伸ばすと、途中の葉が落ちて、先だけに葉がある状態になりますが、

切り摘めれば、葉が再生します。葉のある先の部分は挿し木します。

切った茎も10cm位に切って、挿し木すると葉が出て来ます。

栽培が容易なので、初心者向きですが、

葉の色が多種あるので、寄せ植えに良く使います。

白い葉の「マーブルクィーン」は明るくなるのと名前で、お気に入りです。


艶葉蕗・ツワブキ

2009-01-28 | 野草・山菜
艶葉蕗   キク科 ツワブキ属  常緑多年草

和名・・・石蕗   沖縄の方言で「ちいぱっぱ」

漢名・・・タクゴと言う名の民間生薬です。

語源・・・艶のある葉の蕗だから

日陰に強く、株分けで容易に増え、強健です。

秋に黄色のキクに似た花が咲きます。

茎はあく抜きすれば、ふきと同じに料理にして食べれます。

葉の薬効成分は、へキセナールで抗菌作用があります。

火であぶって刻んで、打撲・切り傷・できもの・しっしんに貼ります。

根茎は乾燥して煎じると、健胃・食あたりに効くそうです。

私はシェードガーデンのアチコチにツワブキを植えています。

ツヤツヤして、黄色の水玉が可愛くて、日陰を明るくしてくれます。





ボリジをワインに浮かべて

2009-01-27 | ハーブ
ボリジ   ムラサキ科の一年草

花が魅力のボリジは、うつむいて咲く5弁で「青い星」と言われます。

ラテン語で「剛毛」と言う意味で、全草に産毛があります。

カルシウム・カリウム・ミネラルなどを多く含む薬草です。

副腎の働きを良くし、血液浄化・強壮の効果があります。

栽培は直根なので、春秋に直播します。コボレ種でも良く増えます。

次々と咲く花に蜂が来るので、苺やトマトのそばに植えると良いです。

若葉は胡瓜の様でサラダで食べられます。

花は、砂糖漬け・アイスキューブ・風邪の時のティーに良いです。

枯れたら土に混ぜれば、ミネラル類を含んだ堆肥になります。

ボリジの花の色は「マドンナブルー」と呼ばれていますが、

マリア様の青い衣は、この花の搾り汁で描かれたからでした。

ローマ時代の兵士は、出陣前にワインに花を浮かべて飲みました。

強荘薬ですが、不安と憂鬱を取り除く薬でもありました。

ワインに入れると、青い花はピンク色に変わっていきます。

面白くて見ていると、いつの間にか良い気分なっていますね。


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