モナミの庭から

ビストロの庭の花をメインに紹介。
ハーブ・野菜・花木・山野草・多肉も。
たまに料理と素材の話など

柊の花とホーリーの実

2014-11-29 | 花木

ヒイラギは、モクセイ科で冬に木に咲く花です。

雪の様な、白い小さな花ですが、甘い香りがします。

 

斑入りヒイラギ

雌雄異株で、我が家のヒイラギは実が成らないので、雄木でした。

実は黒い様です。

 

チャイニーズ ホーリー モチノキ科

クリスマスの頃に実は赤くなるので、通称クリスマスホーリ

雌雄異株ですが、雌木なので1本でも実は成ります。

葉の色が悪くなっていますが、夏場に水やりを怠けて乾燥させました。

又、数年肥料を与えてなかったので、寒肥をあげようと思います。

花芽分化は10~3月、4~5月に花が咲き、11月に実がなるので、

剪定は、花芽を落とすか、実を落とすかになるので、難しいです。

成長が遅いので、徒長した枝を切る程度にしています。

 

ヒイラギとホーリーは同じ科だと思っていました。

ホーリーの苗木を買った時に、同じ科の木を植えると実が良く付くと聞き

斑入りヒイラギを傍に植えましたが、花の咲く時期が違いました・・・?

調べたら、ヒイラギはモクセイ科で、ホーリーはモチノキ科でした。

チャイニーズホーリーは雌木だけでも、成長すれば十分実が付く様で、

年々実がたくさん付く様になりました。

 

クリスマスケーキの飾りに使われてる赤い実の付いたトゲ葉。

私は、この木が欲しかったのです。

それは西洋ヒイラギで、モチノキ科モチノキ属の雌木でした。

日本在来のヒイラギとは、トゲ葉は似ても、まったく違う植物でした。


斑入り大紅ウツギが満開です

2014-05-14 | 花木

斑入り大紅ウツギ     落葉低木

開花期  春から初夏

庭隅を明るくしたくて、斑入り植物を植えています。

大紅ウツギは、花のつぼみが濃いピンクで、咲進むほど白く変化します。

 

剪定は、花後に早め、6月中までにします。

生育が良いので、大きくならないように、半分位の大きさにまで切り戻しています。

根元から大きく伸び、花が咲かなかった枝などは、根元から切ってしまいます。

 

挿し木は、新枝(緑色)で、1節の葉を付けた10~15センチの枝を

梅雨時に挿します。

 

落葉した冬に、乾燥鶏糞、草木灰を根元周りにバラ播いています。


甘い香りのミツマタの花

2014-03-04 | 花木

ミツマタ

寒い時期に咲く花は少ないです。

お世辞にも綺麗ではありませんが、とても甘い香りがします。

虫も少ない時期だから、甘い香りで誘うのだと思います。

大多喜城に桜を観に行った時に、城の周りにたくさんありました。

花が咲いているとは思わなかったので、足を止めて観ませんでしたが

何だか良い香りがする・・・

その香りを辿ったら、ミツマタと看板がありました。

 

小さな花が半円状になり、下向きに付いている。

枝は必ず3つに分岐してるので、三又と呼ばれた。

紙の原料になる。

昔の紙の原料はコウゾ、ミツマタのミツマタ・・・・

勉強した記憶はあるが、どんな植物か覚えていませんでした。

これが、ミツマタ・・・・・・

地元の雑貨店に、ミツマタの苗や、切り花が安くたくさん売られてました。

見ていると、気さくな年寄りが、寄って来て

「ミツマタは、紙の原料でさ、この辺りはいっぱいあるんだよ。

良い匂いがして、生け花にしても、長持ちするよ。」と言われ、

「まあ、そうですか、じゃ一つ買って、活けてみます。」と買って来ました。

 

5ミリほどの小さな花がいっぱい。

少しずつ、次々と咲くから、長持ちするのですね。

玄関に置いたら、芳香剤になりました。

 

それから、通り道の家の庭先に、ミツマタを観る事があります。

何年も通っていた道の家々に。

気に留めていなかったから、気が付かなかっただけでした。

城周りでは、紙を多く必要とされ、栽培されたのでしょう。

建物の陰で、うっそうとした日陰地でも、大きな木を見ました。

この地で良く育っているのを見たら、栽培は容易そうなので、

世話を忘れても育ってくれるかなと、庭に置いてみる事にしました。


猫柳の花

2014-03-03 | 花木

私の庭には、2種類のネコヤナギがあります。

ネコヤナギの花が咲きました。

 

ピンクネコヤナギです。

花...?    黄色の糸みたいなのが、花です。

 

ネコヤナギの成長段階が分かると思います。

 

ネコヤナギは、活け花に使われます。

普通、殻を被った枝の株元で切り取られて、出荷されています。

殻を破って出て来る、白いモコモコした産毛様がネコの毛みたいなのでネコヤナギです。

活け花などでは、赤い殻と白い産毛のコントラストが綺麗で使われていますが

活けた花が枯れて来ると、ネコヤナギも一緒に処分されてしまうでしょう。

花を観ると言う事はしないと思います。

私の庭のネコヤナギは、刈り取らずにいるので花を観る事が出来ます。

・・・観賞価値があるかと言えば、好みだと思います。

花を咲かせると株が弱るので、来年の生育の為にも、

本当は、早めに花が咲く前に、株の地際で刈り取るのが良いです。

そして、お礼肥をあげると、株は大きくなります。

でも、ちょっとだけ、黄色の糸みたいな花を観たくて、刈り取らずにいます。

そして、花が咲いたら、刈り取ります。

株元には、草木灰と牛糞を播いて置きます。

 

でも、殻を被った状態のネコヤナギを、アレンジに使い、

そのまま、枯れた花だけを変えて、挿して置いたら、花が咲きました。

根も出ていました。根が出ていたから花が咲いたのだと思います。

挿し木が容易に出来るのだと分かりました。

来年からは、早めに刈り取って、アレンジに使って花を観る事にします。


柊の花が満開です

2013-11-28 | 花木

ヒイラギの花が満開です

 

 木へんに冬と書いて柊〈ヒイラギ〉 

この花が咲くと、季節は冬になったんだな~と思います。

北側の家の境にある老木から、北風に甘い香りが漂います。

雪の様に小さな白い花と、濃い緑の葉のコントラスト

今だけしか見られない、自然の季節の花です。

かなりの老木です。

ヒイラギの特徴である葉の縁の尖がりが無い葉が多いです。

人間も、年を取ったら角が取れて、丸くなるのと同じで、

ヒイラギの葉は、老木になると、葉が丸くなります。


ヒメシャラの紅葉

2013-11-26 | 花木

日中は半そでで居られますが、朝夕は本当に寒くなりました。

寒暖の差があって良いのは、紅葉かなと思います。

 

 

シャラ(夏椿) と書かれていた。

田舎のホームセンターは、名前タッグの間違いが多々ある。

長女の記念樹として、部屋の前に植えて花が咲いた。

ツバキ科は毛虫が着き易いのと、我が家の番犬が絡みついたので植え替えた。

庭の南側、部屋からは見える位置 日当たりと風通しも良い所です。

 

しかし、花数が少ない・・・・

植え替えたから? まだ成木になっていないのかな?

なかなか大きくならない・・・・肥料をあげた方が良いのかな・・・

自然に樹形が整うので、剪定はいらないと言うから、本当に何もしない。

 

長梅雨と酷暑で、庭の手入れをサボって、存在も忘れていた・・・

ちょっと、私を見てよ~とばかりに、赤くなっていました

先月の台風で枯れたのか、紅葉なのか?

近くで見てみました。

 

・・・・・シャラ・夏椿を、今年、紫陽花寺で見て来ました。

違う!? この樹はシャラでは無い。

花の大きさが違った。花弁の縁がギザギザだった。

花は種類の違い?手入れの仕方かと思っていたけれど、

葉が違い過ぎる。 シャラは丸っぽかった。艶が無かった。

葉裏の全面に長毛があるのがシャラの特徴。

 

似てるけど違う・・・・もしかして、ヒメシャラじゃないの~!?

鋸葉でスマートな形、艶がある。

花は小さく、縁はなめらか

木肌は茶色、皮が剥ける。

 

ヒメシャラは、シャラより花期も遅く、

成長も遅く、10年以上しないと、見ごたえが無い・・・・

夏の日照りに弱く、枯れ易い。半日陰のやや湿った土壌を好む。

植え替えに弱いので、植え場所に注意。

 

シャラとヒメシャラは似てるけど、違う

シャラは日向や道路傍でも大きく育つようだけど、

ヒメシャラは、ひっそり庭の半日陰が良いみたいです。

夏に根元に日が当たると、乾燥して立ち枯れるので

半日陰になる所が良い・・・植えてしまったら植え替えない。

株回りに腐葉土などでマルチンぐをする。

日照りが続く場合は水やりをする。

剪定は、落葉してから。

強剪定すると枯れるので、必要最低限に。

 

この樹は、ヒメシャラだと思います。

来年で10年になるので、花も見頃になるかと・・・・

 


台風ですが、バラが咲いてます。

2013-10-26 | 花木

強い風と雨です。午前2時10分過ぎに地震がありました。

海側では、津波注意の後、高波注意と、警戒を呼びかけてます。

モナミの庭は、ガーデニングシーズンに台風ばかりで放置です。

花は?

雨の中、庭を巡回すると、

雨にも負けず、風にも負けずに薔薇が咲いていました。

 

 


合歓の木と紫陽花

2013-07-20 | 花木

合歓の木  花が満開です。

日中は葉を広げて木陰を作ってくれます。 

朝夕の涼しさのせいか、まだ花が咲き続けています。

 

紫陽花・・・咲き始めが遅く、涼しいので、まだ花が咲いています。

梅雨明けの猛暑から、この数日は、秋の様な肌寒さを感じます。