2月の積雪画像です。
思わず、ここは何処?と言ってしまいました。
この雪の解けた後には、フキのトウが花になっていました。
雌花
雄花
水生植物
高等生物でありながら、2次的に水中生活をするもの
モナミの庭は、冬には氷点下になり、凍る事もしばしば
南房総と言われる海側では、霜が降りる事も無く、菜の花が咲いているのに・・・
気温差1度だと言うのに、海風と北風の違いは大きいです。
多年草でも、霜に当たって枯れてしまうので一年草扱いにされる物も多いです。
夏には、鉢から溢れ出るほど生い茂り、ホテイアオイは何度も株分けしました。
熱帯性スイレン
霜に当たると枯れてしまいました。
氷の張る鉢の中でも、ウォーターコインだけは青い葉を残しています。
霜に当たると枯れるので一年草扱いのホテイアオイ
春に苗を 毎年買い求めていましたが、室内で越冬させてみようと思います。
ナズナ
アブラナ科 ナズナ属
七草、ナズナ・・・春の七草と言うと、最初に出てくる草でしょう
別名 三味線草・・・ナズナの果実(種)は、三角形で、三味線のバチの様だから
ぺんぺん草・・・熟した果実をそ~と下方に引いて、茎から離し
茎の下部を持って、左右にデンデン太鼓の様に振ると、音がします。
子供の頃、空き地に行って、大きく育ったナズナを探しました。
三角の実を、切れないようにと、息を止めて、長く引っ張り
そして、三味線の掛け声、「いよ~ぅ ぺんぺん ぺんぺん」
ぺんぺんと言いながら、振って遊びましたが、そんな音はしてません。
枯れた実がぶつかり合っても、カサカサ、シャラシャラ
なぜ、ぺんぺんと言うのか?
少し大きくなって、三角の実が三味線のバチに似ているからだと知りました。
又、漫画本を寝転がって読んでいると
祖母に、「怠けていると、ぺんぺん草になっちゃうよ。」と、注意されました。
放置された田畑や、手入れをしてない庭に生える、雑草だからみたいです。
庭にナズナがあるって言ったら、怠け者 と言われるでしょう
たまに、大きなナズナを見つけて、ぺんぺん言って遊んでるんです。
蕗は、子供の成長を見る様です。
芽を出したと思ったら花が咲き、
花を見ていたら、足元に、元気にハイハイして近寄ってきました。
30センチ位に、立ち上がったら、一番蕗で食べさせて頂きますね。
明日葉 セリ科
昨年花が咲いて枯れた明日葉の、コボレ種が育っています。
今日摘んでも、明日は又、葉が育っていると言う様に旺盛で強健です。
多年草なので、、若い葉を周年、摘んで利用できます。
数年して大株になると2メートル近くなり、若い葉が少なくなって来たら、
花を咲かせて、株を終わりになっています。
枯れるままにして置くと、腐葉土になり、コボレ種が乾燥しないで育ちます。
この場所の明日葉は、20年来、自然に育ててもらっています。
若い葉をおひたし、汁の実、炒め物・天ぷらなどにして食べています。
木賊 砥草
直径1センンチ、高さ1メートルの棒が、地面に突き刺さっているみたいです。
ツクシの親は、トクサでは? 節部や頭の部分も似ています。
トクサは、トクサ科のトクサ属、ツクシもトクサ属なので近い事は確かでしょう。
まっ直、1本のモノは、お花の支柱がまぎれても、気がつかない事もあります。
固そうに見えても、草なので、竹の様に、支柱には使えません。
砥ぐ草と言うように、木製品や彫り物などの仕上げ磨き
歯を磨く、爪を砥ぐなど、紙ヤスリの様に使えます。
表面にひっかかる感じの筋が、紙やスリの感触に似ているので、
腕を出していると、皮膚を傷付ける事もあります。
増えて込み合うと、地下茎が伸びて、少し離れた地面から出て来ます。
山地に自生しているシダ植物なので、何も世話はありません。
ツクシ 木賊(トクサ)科 多年草
土筆・・・・土に筆を差した様に見えるから・・・だそうです。
ツクシ、誰の子?スギナの子・・と、子供の頃、教わりました。
ツクシとスギナは地下茎でつながっています。 親子ですね?
ツクシが子供と言いますが、ツクシが先に地面から出て来ます。
ツクシの役目は、胞子をふりまく事です。
スギナは、光合成の役目で、栄養を取り込みます。
どちらが親か?子か? 鶏と卵の関係みたいですね。
スギナは、湿り気が多くても、多少日陰でも育っています。
酸性土壌を好むと言われるので、畑や庭でスギナを見たら、
酸性になっているのだなと思い、苦土石灰か、草木灰をまいています。
ツクシの頭のカサの部分と、節部に付いているハカマを取って、
汁の実、和え物、佃煮などの料理をして、春を味わいました。
ヨーロッパでは、スギナの方がミネラルやビタミンがあるので、
傷につける薬にしたり、ハーブティにして飲まれていたり、
ミョウバンを媒染剤にして、明るい黄土色の染料に利用されています。
日本では、やっかいな雑草で嫌われ者でしたが、
最近は、ミネラルを評価されて、ハーブティなど、利用されてきました。
ホトケノザ
シソ科 オドリコソウ属 一年草
花の形は、笠をかぶった踊り子が踊っている様に見えますね。
ホトケノザとは、茎を包む様な葉が、仏様の座布団にたとえられてだそうです。
耐寒性の強い植物です。コボレ種は秋に小さな苗で冬を越し、
春になると、スーと伸び上がり、踊り出します。
濃いピンクの小さな球のような蕾が可愛いです。