もものけ日記

桃とスモモの栽培に明け暮れる農家の嫁のつぶやきブログ。

どうしてなのだろう・・・?

2007-12-20 23:25:31 | 感じるまま

穏やかに晴れた一日でした。風もなく空は何処までも青く・・・
夕焼けの色は鮮やかです。

桃畑の夕焼け 

田舎の農村地域でも電線が多く、山には送電線が走り、風景が変わっています。
娘が子供の頃「どうして山にあんなものを作るんだろう?」と泣きました。
私も「何かいやだなあ・・・」と思っていたのですが、子供心にも違和感を覚えて
悲しんでいるんだなあ・・・と思い、切なくなりました。

送電線を走らせるために高い大きいタワーをたくさん建設します。
受け入れる市町村には相当額の資金が入るとらしい・・・我が地域もその恩恵に
預かり、土木工事でゼネコンに多額に資金が流れたのでしょう。

もちろん、何もかも否定するわけではありません。
みんなが少しでも便利で快適な生活をするために必要な事業もあります。
自然を守りながら開発していく方法を考えて欲しいのです。

政治は何処を向いているのでしょう?改めて考えてみました。
薬害肝炎の原告の方々は政府の和解案を受け入れませんでした。
「被害者全ての人たちを同等に救済して欲しい」という想いを突きつけました。
この先どうなるのでしょう?
被害者のデータははっきりしているのですし、数限りないという訳ではありません。

それは、それ相応の莫大な補償額になるのでしょうが、昨今の政治と金の問題を
イヤというほど見聞きしています。それに比べれば躊躇するほどのものでは・・・?
どうして責任の所在をはっきりさせて、潔く謝罪して救済出来ないのでしょうか?

素人が思うほど単純な問題ではないらしい・・・新薬の開発にも影響を及ぼすとか。
製薬会社と厚生省、軍事商社と防衛省、ゼネコンと国土交通省・・・その他諸々。

でも、薬害で病気になり苦しんでいる人たちを救済する責任はあると思います。
お金でよい治療を受けることが出来るのなら、それで改善されて少しでも楽に
なれるならそうしてあげてください。

自分達が薬害を受けて苦しむ立場だったら・・・やりきれないですよね。

コメント
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