夢の話

昨夜おかしな夢をたくさん見たような気がします。

その一つは・・・誰かがガンになって治療を受けるか迷っていて
私は山梨の中央病院の「終末治療施設」や内藤いずみ先生の
在宅終末医療を紹介しようと思い勧めていました。

電話番号を調べてあげようとしているうちに目が覚めたようです。
それは今日の出来事の予知夢ではなかったのでしょうが・・・
ガンと戦うには強い気持ちが必要だと言われます。
何とか気力を出して「絶対治るんだ！」と前向きに治療を受けて
欲しいと思います。

でも・・・今夜は家族みんなが辛いでしょうね。

お医者さんは「一緒に戦いましょう！」とおっしゃいます。闘いです！

ガンの原因も、多くの病気の原因も分からないのが現状です。
原因が分からないのですから予防のしようもありません。

統計を取って、タバコや酒や、不規則な生活、ストレスなどが
いけないのではないか・・・その程度です。

髪の毛がバサッと抜け落ちる夢も見ました。
抗がん剤の治療を受けると副作用で髪の毛が抜けるんですよね。

何も知らなかったのですから夢に見るのもおかしいのですが・・・
虫が知らせるってあるのかもしれませんね。

治療の効果が出てよい方に向かう夢を見るようにしたいものです。

 

ガンの告知・・・

今日は朝から曇り空で、昼過ぎには弱い雨が降りました。
一日中重苦しい空でした。仕事は忙しく寒いと言っている暇はありません！

でも・・・今日は気持ちが重くなるような出来事がありました。

「少し調子が悪いので検査を受けてみよう」位の感じ受けた検査の結果を
聞きに行った、連れ合いの友達夫婦が帰りに寄ってくれました。

結果は「すい臓がん」でした。更に「胆のう」「肝臓」それらを繋ぐ血管にまで
転移が広がっているので手術は出来ないとの診断だったそうです・・・

「手術が出来ない」この言葉は最後通告をされたようなものです。
そんなに簡単に（簡単でないのは分かっていますが）告知されても納得は
出来ませんよね。その上・・・

「何処の病院へ行って診察してもらっても構いませんが、同じ診断結果が
出ると思います。」と言われてしまったそうです。

治療不可能とは言われなかったとのことです。ただ・・・「抗がん剤投与」です。
抗がん剤で進行を止めるか、ガンを消滅させることが出来るか・・・
多分投与してみなければ分からないでしょう。
放射線も手術も出来ないなら、抗がん剤治療を受けるしか術はありません。
相当辛い治療の日々になるでしょう。
聞いている私達には掛ける言葉が見つかりません。「頑張って！」

５年前に「悪性ですので手術しましょう。」と告知された日を思い出しました。
定期健診で「少し血液反応があるので再検査を受けてください。」と言われ
「痔が出たんじゃない？」と軽い気持ちで内視鏡を受けて出た結果です。

連れ合いが「大腸がん」の摘出手術を受けて５年になります。
年明けに５年目の検査を受けて「完治」「再発なし」とお墨付きをもらえます。
早期発見で大腸を２０ｃｍほど切断して完全に摘出する手術が出来たので
運が良かった（癌を患うことは運がいいとは言えませんが・・・）と思います。

彼らとは先週末に一緒に京都の紅葉を楽しんでいたのに・・・
自分でも想像もしていなかった結果にショックが大きくて「胃が痛い・・・」と。
気丈に「頑張るしかないよな・・・」少し笑って・・・でも辛そうでした。

去年から今年にかけて親しくしていた方が何人も癌で亡くなっています。
連れ合いは大分落ち込んでいます。今夜も無尽があったのですが欠席です。
私達が落ち込んでも心配してもどうにもならないことは分かっていますが・・・

お医者さんの治療を信じてひたすら祈るしかありません。

私も大分参っています。今夜はお風呂でゆっくり温まって早く眠りたいです。