前回の弥彦に引き続き、追加の取手にいってきました。
成田へのLCC取って(往復で15000円ぐらい)2日間。
ずっと気を遣ってくれてるのはずいぶん前から感じてはいますが、選手とファンの間でできることは限られていて、それでも応えようとする選手に対してファンはどうすべきか。
年末に体調を崩して、その後腰痛発症して元に戻すの必死で結果が出ないことに対して、すごく自分を責めるので私ができる応援をできるだけしようと思い取り組んできました。その中で一緒に本場で応援してくださる方も一緒に来てくれて、応援の形を模索してきたりしました。
押しつけじゃない、純粋な選手とファンとの形。
はたして、感じ取って受け取ってくれるのでしょうか。
送り出すときに書いた言葉は、底じゃないってこと。少しづつ自力だして戻ってきているのはわかります。
台風の影響も出だして風が強く、前を行く選手が影響出てます。
ここでは高木選手の後ろ位置、それでも自分で行こうと決めるんです。
ダメだった時に、かける言葉がなくっていつも悩みます。歯をくいしばって踏んでるところ見るからなおさらなんですが。
単純に明日こそって言葉だけでいいんでしょうけど、ゴール後帰ってきて下向いてたところから上目づかいにこちらに視線を感じるときがあって、ここで目で会話するような感じになるんですね。そのときに、心臓がおしつぶされたみたいになって声もだせなくなります。(終わった後、ぼーっとしちゃうぐらいになるんですね)
2日目はかなり悔しい思いだったのか、笑顔もなく戻っていきました。
3日目も雨は降っていないものの風は相変わらず強い状態。突風ではなく、持続する風なので前はかなり厳しくなるかと。
それでも前行こうとするのか。目標立てるのか。
戻っていくときに、硬い表情ではなく、すごく心に決めたような表情だったので、自信の現れかもと思いました。
5番車で前取りにくい位置ですが、わりとすんなり。
レースが動き出したところから、溜めて溜めて番手捲り。自力で持ち出して前に出ました。
自分が菅田選手のいい形でのイメージがこれなんです。
おそらくリプレイ映像見てると思うのですが、展開としてはいい形が作れました。
前日と違って表情も笑顔で戻っていきました。
この時にふと気づいたことが。いつも、バンクに一礼してレースを終えます。
2日目も3日目も同じ位置から撮ってますが、最終日。
こちらに向かって深々とお辞儀をしてくださいました。
2日目と比べてもわかるように、勘違いかもしれませんがおそらくこちらに気付いてくれていたのです。
私自身は(写真を撮るので)視界に入らないようにしていたのですごくびっくりしたのと同時に感慨深い一瞬でした。
私は出待ちとかしないし、お話しした時間なんて知れてる時間ですが、繋がりを感じた一瞬でした。
ファンと選手の間柄なんてそれぞれがいろんな思い出を持つものですが、その関係性なんて語られることもなく、また見えない絆で結ばれていてほんの一瞬の幸せを感じる瞬間、お互いに悲しみや喜びを感じる瞬間を共感し一つ一つの物語を形成していっています。
そして選手は成長し歩んでいき、また次の物語へと進んでいきます。
なぜ、私が写真を撮るのか。
その物語は1つのレースが終われば、結果と成績だけが残り、レース中の映像が残ります。
本場に行けばわかりますが、それだけではないいろんな思い出やドラマがあるのです。
そこに触れた時に、消えてなくなってしまうものを残したいとおもったわけです。また、目にすることができないものを残したいとおもっています。
私がこだわってきた純粋な選手とファンとの形が、今回のようにひとつの物語として残せるんですね。
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