花嫁街道から烏場山を経て
花婿コースをまわってきました
車で圏央道を走っているときには真っ白な富士山が見えたのですが
山頂に登り着いたときは雲が出て海しか見えず残念でした。
指導標が良く整備されていて
道もゆるやかな尾根歩きを楽しめ
滝もあって良いコースですが
木々が繁り展望がきかずちょっと残念でした。
帰りに道を一人で整備しているおじさんに出会い
30分以上立ち話をして
面白い話をたくさん聞かせてもらいました。
房州のイノシシは一度絶滅したのだけれど
ハンターが九州のウリンコを連れてきて離したため
ドングリが豊富にあり温暖なこの地で急激に繁殖し
町民よりもイノシシの数の方が多くなってしまったそうです。
そういえばウチの近くの洋食屋さんでも
房州産イノシシのジビエ料理をだしていて
今年は獲れ過ぎと言ってました。
さらにおじさんの話はイノシシが賢くて
道路の側溝に土を落として踏み固め
水溜まりが出来るようにして
そこにサンショウウオが来たら食べることや
木の枝葉を寄せて山盛りにし
その下にミミズが来たら掘って食べることや
また、マテバシイは受粉したあと
小さなドングリのまま冬を越し
次の年の秋に実が熟すことや
おじさんが行った山の話も教えて貰いました。
おじさん、ありがとうございました。
お蔭様で思い出に残る山になりました。