千葉市美術館で高村光太郎の蝉を観てきました。
経済的に大変な時代に小さな木彫で凌いだのだそうです。
光太郎は「蝉と美の造形」の中で蝉を『生きた風琴』と呼んで
昆虫の中でも特に愛着を持っていたようです。
今回は3匹展示してありました。
一つ仰向けにしてあると良かったのにと思っていたら
ネットで見つけました。
大きさはほぼ本物の蝉くらいの大きさです。
1924年の文字が見えます。
ブロンズ像もたくさん展示されていました。
人の内面まで滲み出ているような胸像に時を忘れて見入ってしまいました。
高村光太郎展、もう一度観に行くと思います。