もく窓

~良い映画と究極の手抜き料理を探して~  

歌野晶午

2007年09月18日 | 
 「ジェシカが駆け抜けた七年間について」2004年 原書房
ランナーと監督との葛藤を時間軸を上手くずらしてミステリーにしてありました。プロのマラソンランナーの世界を知るのは面白かったです。お暇なときに一度は読んで良いかもしれません。

 「魔王城殺人事件」2004年 講談社
那須さんの「ズッコケ三人組」のような小学生向けを書いてみたかったのでしょう。那須さんのあの人気シリーズのキャラクターにはかなわないですネ。    

 「女王様と私」2005年 角川書店
半分読んだところでリタイア。飛ばして結末を読んで、読んだことを後悔。結末など読まずに捨ててしまえば良かったー。(図書館で借りた本ですが、、) 気分が悪い。引きこもりでもオタクでも少々自己中でも悪い人間ではないと思って読んでいたのに! まったく気分が悪い。こういうお話を書いて何の意味があるのだろう。

 「ブードゥー・チャイルド」1998年 角川書店
30ページまで読んで早々リタイア。どうせリタイアするなら、最初の15行目で読み進むかどうか迷ったときに止めればよかったわ。