mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

本日の朝市⑦

2010-12-11 20:40:58 | Weblog

青島も少しづつ寒くなってきました。

最近、早朝は零下になりますので、夫の太極拳は6:15開始となりました。

それで、朝市に出かけるのも少し遅くなり、もう、狭い通路が買い物客で一杯です。

 

【今日ワンコ】

 
左;荷物の番をさせられてるようだけど、ちゃんと見えてますか!?

右;青島は本当に犬好きの方が多いようです。 1度に何匹も、毎日のお散歩大変ですね!



【今日のお買いもの】


定番のトマト、人参、青梗菜、ジャガイモ、生菜。 〆て12.8元也 今日は1元12.6円で計算します)



卵が欲しかったのですが、いつも買う勇気がでませんでした。
今日は、「自家製地鶏卵」と書いた札のついた卵を買って見ました。 (8個で11元は中国ではすごく高い!)

蛸;先週買って煮てみたらとても柔らかくて美味しかったので。(5,6匹で11元也) 

大根;日本の大根に似た、白い大根です。(1.7元)

栗;夫が「栗ご飯が食べたいね」と言いますので買いました。(6元は安いです!)

 

【今日のトピックス】

 

どこも、「本当に正しく量れてるのかしら?」と思うような秤を使っています。(右)

今日はこの様な最新式秤を使ってる店を発見しました。  

これからは何処もこの様な新しいのに変えてくれれば安心なのですが!




お肉屋さんの豚足の横に、豚さんが新しい形で登場です。


店先に並ぶのですから、買う人が居るのでしょうね!

どのように料理するのか・・・?

ハルピンに“大排骨 ダァパイグゥ423”と言う名物料理があります。

太い骨付きの肉を中国風に甘辛く煮てあって、ビニールの手袋をはめて手掴みで食べます。


今度チャレンジしてみようかな!?


朝練開始!

2010-12-09 14:36:53 | Weblog

私の“補導老師フゥダオ33ラオシ31”(日本でいう家庭教師のような人)をご紹介します。

なかなか口語が上達しないので、クラスの口語課の老師に紹介して頂きました。

 L さん
彼女は将来中国語の教師を目指す研究生です。

とても明るい性格の積極的な精神の持ち主で、正に私に打って付けの老師です。

 

昨夜の勉強で、課文の朗読の練習をしました。

たどたどしくて恥ずかしい言い訳に、「口語のF老師に『毎日10分で良いから読む練習をしましょう!』と、

言われているのになかなかできなくて・・・」と言いました。

彼女はすかさず、「では、明日から私と一緒に練習しましょう!」と、時間を決め始めました。

彼女も研究生で朝の授業もありますので、時間の許す、水、木、金の早朝練習をすることになりました。

 

早速、今日はその1回目。   彼女は時間通り8時にはやって来ました。

登校前の10分くらいでできるのかと思いましたが、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

私がいつも早起きをしていて、朝は時間にゆとりがあることを告げると、「では、明日は7時40分に来ます♪」

と、勇んで帰っていきました。


人と人の出会いは、本当に不思議なご縁です。

このご縁を大切に、彼女の頑張りに恥じないように、私も頑張っていきたいと思います。

 Lさん、" 朝練”、今後とも宜しくお願いしますね!


 

 

 



 

  

 

 


旧市街地観光⑥

2010-12-06 19:32:37 | 半日観光

【小魚山公園】 

市の中心部の高い丘に位置する小さな公園。もともと青島旧市街の普通の丘で、以前は漁民たちが魚と網を干すところだったことから、こう名づけられ、1985年に公園に建設された。
内には覧潮閣、碧波亭、壁画廊、展望台などがあり、頂上の「覧潮閣」に登ると町並と海岸の眺めが素晴らしい。
「覧潮閣」は閣高18m、屋根には緑色の瑠璃瓦が使われた挑檐式三層八角構造。公園の広さは800㎡、1985年2月に建設される。


入口。 少し風があり肌寒かったせいか観光客は余りいませんでしたが、後から観光バスのツアー客が数名上ってきました。


学生手帳を見せて、値引き交渉をする夫。目出度く二人で10元となりました。
PCの情報では一人15元となっていたのですが・・・。 


入るとすぐに、洒落た喫茶店があります。
下の方にはお土産屋さんがあって、可愛い小物がたくさん置いてありました。
疲れていた所為で写真撮り忘れました。

 

覧潮閣
この閣内には土産物店があるほか、建物を取り巻く各階のベランダからは、青島湾から匯泉湾まで、西欧風の青島の街並みを一望することができます。


 
左;第一海水浴場。これは青島の一番代表的な風景で、写真は青島観光のパンフレットによく載っています。
第一海水浴場は中国で人気があり、ここで泳ぐ人が一番多い時は一日30万人だそうです。
私たちが観光に来た昨年7月には人で一杯で、砂浜が見えないほどでした!

右;桟橋方面。欧風の戸建ての建物が箱庭みたいです。


 
左;先日上った信号山。 中腹にあるのは迎賓館です。
信号山からは小魚山はほんの小さくしか見えませんでしたが、小魚山からは案外はっきりと見えます。

右;テレビ塔方面。 いつも霞んでいてはっきり見えず残念です。


覧潮閣の各階にお土産屋さんがあって、売り子さんがしつこく声をかけてきます。
1個1,2元の物から高くて100~200元の物です。
これで帰るという気楽さで、売り子さんとおしゃべりをします。

初め200元と言っていた品物を、あちこち観光してお金が無くなったから

買えないと言うと、150元と下げてきます。

「それでも高い!」と、譲りません。

「じゃ、いくらなら買う?」と言うので、「100元なら・・・。」

「いや、120元以下には出来ないよ!」 

「本当にお金がないんだから・・・。」と、夫が財布を出して見せます。

「あるじゃないか!」目ざとく小銭をかぞえられていました。

でも強気で、「夜の食事代が無くなるので、帰る」と言うと、

「仕方がない、100元でいいよ!」

帰り道、夫と「値切り上手な韓国人なら7,80元までいったよね!」
まだまだ、弱気な日本人です。

これを中国語で、「讨价还价タオジャフアンジャ3424」(値切り交渉)と言います。
慣れてくると結構楽しいものですよ!


 

【康有為旧宅】
本来は1899年に建てられたドイツ役人宿舎。その後、1924年に改革派の政治家として知られる康有為が買い取り、病死するまでここに住んだ。
現在は山東省の文化財に指定さている。
 

 

小魚山を後にし、福山支路を下ってくると康有為旧宅がありました。
観光案内にも書かれてある建物で興味はあったのですが、私はもうお帰りモードになっていて、見学する元気が出ません(情けない
夫も、「あなた一人で見学して来て! ここで待ってるから。」と、言ったのですが、私に付き合って帰ることにしました。


後になって、元気を振り絞って見学してくればよかった!と、反省。

それでも、帰宅時,夫の万歩計は12000歩を刻んでいました。 

よく頑張りました!

 

 

 


旧市街地観光⑤

2010-12-05 20:38:17 | 半日観光

青島山公園から小魚山公園までは暫く歩かねばなりません。

「バスは無いの!?」 
私は少々悲鳴を上げ始めた足を気遣いながら、夫に尋ねます。
「あるかも知れないけど、よく分からないから歩いて行こう!」と、どんどん歩いて行きます。


【興安支路】
初めは仕方なく歩いていたのですが、周りの風景を見ている内に、段々面白くなってきました。
大学のある所は新市街地で、いつも大通りしか歩かないので、見慣れない雰囲気なのです。


同じ煉瓦で作った塀なのに、表情がみな違います!

 
左;美容院 右;日本で言う、「エステティックサロン」でしょうか。 

 
左:小物屋さん。 写真を撮ってると、おばさんが寄って来たのでドライバーを1本買いました。
右:八百屋さん。 お店はとても狭いので、路上一杯に野菜や果物を並べています。


何とも言えぬ匂いが漂ってきました。
魚屋さんが店の前でカレイの干物を作っていたのでした。


【交差点】
 
興安路が終わり、交差点にでました。
ここは三叉路になっていて、信号もあります。 
でも、ご覧のように平気で渡って行く人たちが居ます。

「皆で渡れば怖くない!」ではなく、「一人で渡っても怖くない!」のが、中国です。

私たち日本人は、きちんと残り42秒待って渡りましたよ!



【紅島路】
三叉路から紅島路に入ります。
ここから少し風景が変り、1戸建ての古い大きな家が続きます。

 

 【福山路】

この路の石垣には、「文化名人故居;一条路」と書かれた看板があちこちに掲げてあります。

以前は、有名な文化人たちの屋敷があった物と思われます。

 

 
これには「洪深故居」、「沈从文故居」と書いてあります。
説明を読むと、お二人とも作家で、青島大学にも関係があった方らしいです。

見学できるかと、その辺に居た人に来たのですが、今は一般の人が住んでいるらしいのです。


中国には珍しく、ガレージもあります。
でも、歩道にはご覧のように違法駐車の車が何台もありました。


暫くは同じような石垣が続きましたが、途中でこのような情景が・・・。
石があまりにも大きくて、「取り除くのが大変だからそのままにしておこう!」と言う、中国式の考え方でこうなったのでしょうか?
歩道が歩道でなくなっています。 「珍百景」に登録できるかなぁ!?


お気づきかも知れませんが、どの家の屋根にも煙突があります。
私は小さな頃、暖炉のある家が憧れでした! サンタさんも訪ねてきやすいし・・・。

  
こんなお宅は最近改築したのでしょう。 凄い門構えです。
それに、右のような最新式のインターフォンを取り付けてあるお宅も何軒もありました。
中国の“ビバリーヒルズ”?みたいです。

 
暫く歩くとこんな洒落た階段がありました。
下りて行くと、そこは下町な感じの家が並んで居ます。


 

【福山支路】 


福山支路に出ました。

小魚山はもうすぐです。

 


 


 


旧市街地観光④

2010-12-04 23:34:17 | 半日観光

今日も半日コースで、旧市街地の観光に出かけました。
目的地は「青島山砲台跡公園」&「小魚山公園」です。

青大前からは直通のバスがないので、中山公園まで行って、219路に乗り換えます。

  
中国のバスには全てではありませんが、写真右のようなステッカーが貼ってあります。
黄色は、「危険物の持ち込みは禁止」ですが、青の「この車は消毒済み」に、夫はいつも疑問を抱きます。
「何時消毒したのだろうか!?」 「昨日?」「1週間前?」「1か月前かなぁ?」  
私は、「良いじゃない、何時だって! 消毒してあるって言うんだから・・・。」



「動物園前」のバス停で降りて歩きます。
バス停のすぐ横に「中国国際葡萄酒街」と言うゲートがありました。
青島はビールでは有名ですが葡萄酒も美味しいのがあるのかなぁ?
残念ながら、私たちが向かうのは反対方向だったので、行けませんでしたが興味のある方はどうぞ行かれてみて下さい。

動物園には“パンダ”居る?そうなので、春、暖かくなってから訪ねてみようと思います。


【青島山砲台遺跡展示館】

 
登山口に「青島山砲台遺跡展示館」がありました。
入ってみると、青島の歴史が写真で説明してあり、ドイツ租借時代や日本占領時代の資料がたくさん展示してありました。



案内図を見ると、かなりの距離歩かなくてはならないようです。
先ず、無事に歩き通せることを神に祈ります!

 
頂上まではずっとこのような階段です。
ずっと雨が降っていないので、ご覧のように周りは枯葉の山です。

【山頂】 

  
夫の腕を頼りにやっと頂上に辿り着きました。

 
左;青島テレビ塔  右;台東方面
山頂からの風景は今日もかなり霞んでいます。


青島山砲台遺跡】

 
山頂を下って行くと、「青島山砲台遺跡」があります。

 
先ずは砲台跡を見学。 ここから360°、敵を見張っていたようです。
「これは、地下に何かあるわね!」 何て、無知なことを言う私です。

 
青島山砲台遺址の砲台は、青島に侵攻したドイツ軍が1899年に建設したもので、現在ドイツ統治時代に造られた巨大な地下司令室跡も公開されています。

 
ドイツ軍の地下司令室入り口。
総面積2,000平方メートル、3階(一部5階)構造で、50もの部屋とそれらを結ぶ地下通路が迷路のように張り巡らされています。

 
執務室               

 
娯楽室&工作室

 
医務室&浴場

  
通路はやっと人が一人通れるくらい狭く、階段は急です。
今でも右のような鉄の扉が残っていて、「今、これを閉められたらどうしよう!」と、不安になりました。
夫と一緒でしたので、全てまわって見ることが出来ましたが、一人では怖くて到底無理だったと思います。 

 

我が夫はなぜか、逆から見て回るのが好きなようで、今回も・・・、ここが正門のようです。

門には、「勿忘国恥」 国の恥を忘れること勿れ と書かれてあります。

門前の立て看板には、中国語、日本語、韓国語で、「ようこそ、砲台遺跡へ」と、書かれてあります。


何だか変な気がしてきました。

観光名所としての公園に、堂々と、「国の恥を忘れる事勿れ」と刻み、どうして心から喜んで客を受け入れることが出来るのか・・・。

気持ちは理解できても、「これが中国なんだ!」と、少々さびしい気がします。


本日の朝市⑥

2010-12-04 20:45:48 | Weblog

今朝は少々風が強く寒い感じがします。

夫と朝市に向かって歩いていると、夫が「音楽が聞こえるね!」と言います。
耳に問題のある私には聞こえませんでしたが、朝市の近くに来ると山の上で太極拳をしている人たちが居ました。


朝市が開かれている路の上には公園があるようです。
今迄気づきませんでしたが、毎朝太極拳をなさっているのでしょうか!?

 

【今日のワンコ】

 
左;綺麗なお洋服を着せてもらって可愛い!
右;お父さんのお買い物をじっと見つめている忠犬!?

 

【今日のお買いもの】

 
人参、生姜、キャベツ、トマト、玉葱、青梗菜(小)、〆て17.5元也。
ネーブルのような蜜柑は、ラグビーボールのように細長く印度林檎くらいの大きさです。
お味はネーブルよりもジューシーで甘い! 3個で9元は安いです。

 


初回に大好評を得たので、今回は3本に増やしました。(26.8元也)
日本で買ったことがないので、どれくらい安いのか分かりませんが、中国では他の肉類に比べると随分高いです。

老師の話では、「豚足は、昔は貧乏な人しか食べなかったのでとても安かったが、今は金持ちが好んで食べるようになったので高くなった」そうです。

煮る前だと、豚足の姿が想像できるでしょう?



蛸です(15元)。 買って帰ったまだ動いていましたよ!
 

 
左;私の健康食、黒豆です。 これで1kg20元也。
毎日100gは食べているので、1週間分です。

右;中国に来て嵌ってしまった“ヒマワリの種”の煎餅です。
「ハムスターじゃあるまいし!?」と、お疑いの方、1度召し上がってみて下さい。
でも、日本には殻付はあまり売ってないし、実だけでもとても高いですね。
中国ではこういう物は全て量り売りです。
1袋に6,7枚入っていて、これで9.5元です。

 

【トピックス】

 
美味しそうな栗の横に、土まみれの何だか分からないものがありました。
店の人に何かと尋ねると、「x x x!」 
地元の言葉なのでしょう、何と言っているのか分かりません。
夫が「何かの球根のようだね」と、言います。

そうだ、お正月になると母が“百合根”を煮ていたのを思い出しました。
「花の球根ですか?」と尋ねると、「そうだ」と言って、ナイフで一つ皮を剥いて、「食べてみろ、美味しいから」と、言います。
かじってみましたが、百合根とは違い、何か芋のようです。

おじさんは「これは肺にいいのだ!」と、言いました。

今度買って煮てみようかな!?