バイエルン放送交響楽団演奏会 マリス・ヤンソンス（指揮）

Konzertabend
Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Anton Bruckner: Symphonie Nr. 3 d-Moll (Mariss Jansons);


ブルックナーの３番は、殆ど聴いたことがない。
何故か機会がない。進んで聴こうとしない。ほかの曲は、色々理由付けて
聞こうとしたこともあったけれど、それさえもスルー。
聴ける時期でもなかったのかもしれない。時期が満ちたか。
ヤンソンス氏は召されてしまったし。今が、その時なのかもしれない。


コンサートの収録日時が記載されてない。もしかすると、生収録でなく
CDの放送かもしれない。それでも２００５年だ。
ヤンソンスはブルックナーの選集をこのオーケストラと作った。
洗練されたようなブルックナー像がイメージされる。

決してごつごつとした感じはなく、いい意味で、美しい演奏だと思う。
聴く人の解釈は色々だから、NOという人もいるだろう。
この演奏はこれでありだと思う。ヤンソンスの描くブルックナー。
ちょっと繰り返して聴きこむ必要があるかもしれないけれど、３番は
聴いていくとなんとなくつかめそうなので、頑張ってみようか・・・。
終演後声がかかる。この頃はきっとコロナ前だったのだろう。

1遅めに、神秘的に（第3稿）
2アダージョ、動きをもって、クワジ・アンダンテ（第3稿）
3スケルツォ かなり急速に
4アレグロ