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モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(カール・クリントヴォルトによるピアノ独奏版)ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)

2022-10-20 10:57:15 | 音楽夜話(クラシック)


1018
01:00-04:30 18.00-21.30 Polskie2


モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626(カール・クリントヴォルトによるピアノ独奏版)ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)


ソリストアンコール ショパン:夜想曲 嬰ハ短調 Op. 遺作




2022年10月17日 ワルシャワ、聖十字教会から生中継


コロナ対策なのか、合唱団のない、カラオケ・レクイエム。インストルメンタルのもの。
このような演奏は、多分初めて聴くと思う。編曲版があるというのも初めて聞いた。


ピアノ演奏は流れているが、頭の中は以前聴いたレクイエムの合唱ないし独唱が
流れている。不思議な取り合わせで、音楽が頭の中でミックスされて一つになっている。
違和感はないけど、やはりこの状態だと、オリジナルの合唱に軍配が上がる。


ピアノの打弦は、合唱の流れる感じがつかめないし、どうも聴いていると、
癒され感も違うのではないかと思う。別物感がある。涙の日「ラクリモサ」は
なかなか感じのあるピアノだった。


全体通してみると、ピアノ1本のモノクロ感よりも、合唱の色のある方が
馴染んでいる。これはいたしかたないか。こういうVerもあるということで。
基本はジェスマイヤー版を編曲している感じ。
生中継ということもあり、拍手も当然静かに流れていた。50分強の独演。
お疲れさまでした。アンコールがあるとは思わなかったけど、レクイエム
と言えども、今回、コンサートなんだね。



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