MOBU'S MUSIC MAZE

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音痴を克服していく過程(1)・・・・・。

2021-05-03 12:05:10 | 旅は道連れ世は情け
音痴を克服していく過程(1)・・・・・。


知人のお子さんが、1年半くらい前にアコースティックギターを始めた。
高校生くらいのハマる時期だ。ギターを始めて少しコードを覚えて、練習を
していたが、そのうち歌っているのを聴いたことがあった。


かなしいことだけれど、ギターのコード音に合ってない。旋律が歌えてない。
これは人が聞いたら、シールを貼られてしまうほどの合わなさだ。


長渕を歌っていたが、この合わなさはどうだ。若者は笑われてしまう。
これはプライドズタズタになるだろう。


この若者に話を聞くと、
音がわからないという。自分の聞いた音が、発声できないのだ。
ギターはコード音だから、旋律を弾いているわけではない。
長渕の音源と一緒に歌ってもはずれてしまう。


よく聴いてみること勧めるも、聴いてもわからないという。
でも、ギターの単音のGとかBとかの音に自分の声を合わせることはできてきた。
耳は一応聞こえていて、音を合わせる頭の中のシステムもやられてはいないようだ。
何かのメソッドで繰り返し練習することで、改善することができるかもしれない。


そのあたりに問題のない人は普通歌えてしまうのでその問題の奥深さがわからなかった。


どうしたらこれが克服できるのか頭を抱えてしまった。
聴いた音がわからない・・・。


しかしながら、カラオケの音程バーを見ながら歌うと外れないで歌えるという
奇妙な特性があった。視覚優位の特性だけれど、そんなことがあるのだろうか。
現実にはある。


いつもカラオケ・バーが視覚にあるわけではない。


一般的な例えば音階で、ピアノの音と自分の声を合わせるところから、音楽の時間は
始まる。彼はその過程をあまり通過していない。それでも、普通ならそれほど
困難なく通過するのではないかと思うが、そうではなかった・・・。



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