BBCプロムス６５ ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 BBC交響楽団 セミヨン・ビシュコフ指揮

９・４　BBCプロムス６５　ブルックナー:交響曲第8番ハ短調　BBC交響楽団　セミヨン・ビシュコフ指揮




アントン・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年版、ノヴァ―ク編)(84分)


BBC交響楽団
セミョン・ビシュコフ(指揮)　BBC交響楽団
ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継


ゆっくり始めて、おどろおどろしくも一つの塊のようになってくる曲。
手ごわい。終盤の大団円もビシュコフは手綱を緩めず山を作り乗り越えた。
BBC交響楽団も分厚い管が幸いして、丁寧にブルックナーを支持した。
熱く厚く表現された8番。ヘビーな演奏だった。


「セミョン・ビシュコフがブルックナーの交響曲第8番でBBC交響楽団を指揮。
作曲家は、彼の交響曲のフィナーレ(彼がこれまでに完成させた最後の曲)を
「私の人生で最も重要な楽章」と表現しました。
それはキャリアの集大成であり、おそらく時代の集大成です:
「燃えるような静けさ」と不可能な壮大さの音楽で、
オープニングの粉砕された恐怖が最終的に解決だけでなく超越も見つけます。」
番組解説より。