MOBU'S MUSIC MAZE

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S寿司

2019-08-03 08:10:29 | COFFEE HOUSE Qs4(飲食店等徘徊)
S寿司

カピバラから、すし券が届く。
「これで美味しいお寿司でも食べてください。」
これ幸いと、なっつを誘って出かける。  

車で乗りつけると、駐車場はない。近くにコインパはあるらしいが、
今日は都合上店前に止めさせていただく。
店内は、町場のお寿司屋さんという感じで、特段、目新しいものはない。

カウンター5席。テーブル2つ。4人掛け。こじんまりした店。
お母さんと奥さんと40歳代とお見受けする若大将と3人で回している
家族的な店。

カウンターは常連さんの場所なので、ちょうど2つ空いていたが、
テーブル席についた。カウンターからはネタケースが見えるものの
テーブルからは見えないのでいちいち聞かなければならないが、
それもコミュニケーションの修行。お決まりを2人で注文し
箸を取る。

「マグロ2種(赤身・中トロ)、鯛、穴子、巻物(マグロ、イカ)、
数の子、いくらの軍艦巻き、ウニの軍艦巻き、」お吸い物がついた。

車なので、お店側からの確認があり、暖かいお茶をいただく。
にぎりのネタも厚く、シャリのご飯も適度に硬くにぎられており、
これでは、お酒も進むであろう布陣だった。

後で、なっつが、何が美味しかったか聞いてきたが、まぐろ2種(赤身・
中とろ)だったと思う。

カウンターから遠いので、若大将が、エアコンの設定を変えに、テーブル席の
近くに来たときに、追加注文した。
我々は、すし食いのビギナーなので、回らない店に今日のように行くことに
なった場合、始めにお決まりを注文し、後何か好きな物とか、食べたいものが
でた場合、それを追加注文することにする。

酒飲みではないので、例えば、飲みながらお好みでということはまずない。
刺身の何種類か切り盛りしてもらったり、単品で魚介類のつまみを作ってもらう
事もまずない。たとえば、~の天ぷらとか、~の煮つけ、焼き魚、モズクの
酢のものとか、その他本日の入荷で作る、創作つまみなど。その上での
お好み握りを2-3種(通常2カンづつ)。それだと万札覚悟かなと思う。

若大将は、エアコンの設定替えに来たついでに、いち限さんの客(私)の
着ていたTシャツについて聞いてきた。
「スプリングスティーン聴かれるのですか?、私は高校の時に代々木に
聴きに行きました。」と話された。

まじか!!。まさか、初めての店でそのような会話に発展するとはおもわず、
面食らってしまったが、10年以上前に横浜のハードロック・カフェの隣にある
ショップで買い求めたもので、ツァーTシャツでも何でもない。

フロントに横文字で「BRUCE SPRINGSTEEN」
2段目に「& THE E STREET BAND」
と書かれている。彼の使っていたトレード・マークのフェンダーのテレキャスの
イラストが入っている。バックは首の下のあたりに同じネームが入っている。

年季が入っている物なので、ロゴが少し剥げ落ちているところがあったりして、
今時、こんなの着てないよなという代物。彼自体現在はベテランの域だし、目だった活動も
聞いてない。この様な会話は好きな人同士でないとなかなか出てこないが、
あるところにはある。リスナー冥利に尽きるが、私は半可通なので、話題を突っ込まれると
難しい局面がある。

デビューアルバムはディラン風だといわれた感じだし、「ボーン・イン・ザ・USA」は、
かなり聴いたアルバムだったけど、それ以外はあまり接していない。
そのようなことを若大将に伝え、オーダーをとってもらった。いやはや・・・。
こういう展開は予想外だった。

お決まりが美味しかったので、「こはだ、まぐろ2種、うにの軍艦巻き、たまご」を
なっつと追加注文。

カウンターは先客がひとり帰り、2人来たので、カウンターは都合4人で、にぎやかに
なってきた。先の一人客は飲み食いしながら、煙草を時々吸っていたので気になった。
今時、地元寿司屋あたりは、この様なことがまだあるのだ・・・。

煙草の煙がなくなったので、ある意味楽になった。味が落ちるように感じるからだ。

追加も美味しくいただき、再度、カウンターから出てきて若大将が話かけてくるので、
「普段このような会話をする(人・機会)がないので」。と言っていた。
ロックを幅広く聴いてるもしくは若い時聴くいてた感じか。
ある程度大人になったらそうかもしれない。趣味の話だし。

当日「ボストン・レッド・ソックス」のTシャツを若大将は着ていた。
ファンなのかもしれない。そこには触れなかったけれど・・・。

最後に「つぶ貝の煮つけ、赤貝のにぎり」を貝類で本日の〆にした。
つぶ貝は、さざえのような巻貝で、しょうゆベースでに煮つけてあるものを
楊枝でくるくる巻き出して食べる。ツマミでなくても美味だ。
赤貝は淡白で、〆の口直しにはよかった。

充分満喫して、席を立った。お会計はカピバラからの「すし券」があったので、
それを使わせてもらい、リーズナブルに済ませた。
若大将からは、出入り口まで送ってもらった。
他市の地元に根付く至れり尽くせりの店だった。

ごちそうさまでした。


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