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デニス=ラッセル・デイヴィス&ペーテル・エトヴェシュ指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団 演奏会

2020-10-05 17:06:37 | 音楽夜話(クラシック)
デニス=ラッセル・デイヴィス&ペーテル・エトヴェシュ指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団


03:23-05:00 20.23-22.00 BartokRadio


モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」 K.384~序曲 (指揮:エトヴェシュ)  
いかにも序曲という感じが出ていてよかった。何かにぎやかしの
ような、これから何かが始まるというようなワクワク感が感じられた。


エトヴェシュ:管弦楽のためのダ・カーポ「モーツァルトとの対話」(指揮デイヴィス)
エトヴェシュのオリジナル。指揮はデイヴィスがしている。現代曲。
タイトルのモーツァルトでは、そのものが出てくるわけでなく、
中間部でイメージされたものが出てくるような感じではある。
ぽつぽつと語られたりモーツァルトのイメージと対話感はある。
作曲家がモーツァルトと何を語ったのか、ユーモアを交えて
語られていたようだ。


バルトーク:舞踏組曲 Sz.77(指揮エトヴェシュ)
バルトークの一見土着的なリズムとハーモニーが頭から
出てくるところが引きこまれ、管弦楽曲として聴きごたえがある。
中間部の弦がリードするところ、木管が引き継ぎアンサンブルになる。
バルトークだなと思わせる、リズムと旋律・・・。オリジナル感満載。


エトヴェシュ:ヴァイオリンと管弦楽のための「セブン」(指揮:エトヴェシュ)??入ってない。


ヴァイオリンコンペティション コロンビア宇宙飛行士の記念碑(指揮デイヴィス)Vn:諏訪内晶子
現代曲。諏訪内さんはどのようにこの曲に迫っていったのだろうか。譜読みや、合わせるのは
どのようにしたのだろう。コロナ前だから現地でやったのだろうと思うけれど、さらわないと
無理すぎな曲。よくわからない。現代曲は特にそうで、どう聴き取ればいいのか・・・。


バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント Sz.113 (指揮:エトヴェシュ)
まだ、メロディーリズムハーモニーがあるから、つかみどころがある。最後がバルトークでよかった。
この曲、またどこかで聞ければいいな。




諏訪内晶子(ヴァイオリン)
デニス=ラッセル・デイヴィス&ペーテル・エトヴェシュ指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
2019年10月16日 ブルノ、会議ホール



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