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ファビオ・メケッティ指揮ミナスジェライス・フィルハーモニー管弦楽団演奏会10/28

2021-10-29 18:41:10 | 音楽夜話(クラシック)
08:30- 20.30- YouTube_Orquestra Filarmônica de Minas Gerais
Tchaikovsky, Saint-Saëns e Brahms, com regência de Fabio Mechetti e Antonio Meneses no violoncelo
YOUTUBE配信で生中継です。視聴はアーカイブでした。


チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ op.11a


チェロの豊潤な響きがいい。「歩くような速さで歌うように」
元は弦楽四重奏曲第一番ニ長調の2楽章。ヴァイオリンでもニ長調は
楽器の鳴りがいいとか。チェロもそうなのかな。
原曲はの楽章は変ロ長調。難しそうな調性だな。
オーケストラ伴奏は編曲されて転調してないのか、
弦楽だとその意味では変ロ長調でも弾けない事はないのか・・・。




同:夜想曲 ニ短調 op.19-4


これの原曲は、6つの小品 Op.19-4のピアノ曲で、
嬰ハ短調で書かれています。
チェロの場合は半音上げて二短調にしているようです。
悲しげな民謡調の旋律が哀愁を誘います。


サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調 op.33
初めてかな。聴いたとしても回数は少ないと思う。
チェロのレパートリーはヨーヨーマ氏も言ってたけど、
それほど多くないらしい、編曲版とか、自分でレパートリー
開拓しないと大変らしい。サン・サーンスは軽い
色気を感じたりして、聴いててあきない。
サン・サーンスって聴いていると、結構凝った
作りをする作曲家なのではないかと思ったりする。
ふとそう感じる瞬間が聴いているとある。ブラボーがかかる。
良縁だったようだ。


アンコール:曲目不明 








ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98  
8型なのかもしれないけど、チェロが5弦バスが3というちょっと変則。
収録される分には音響調整されているので、重厚感は仕方ないにしても、
薄い感じはない。
今のところ割とあっさりした感じ。
でも、弦は綺麗に歌っている。美しい。
モダンオケだけれどなかなか頑張っている。
1楽章の終わりの部分では熱を持ち、盛り上げている。
2楽章も曲の基本的な部分をきちんと押さえている感じがする。
転の3楽章、弾けて終楽章へ。寂寥感は薄いかな。
声援は熱くブラボーもかかる。


アントニオ・メネセス(チェロ)
ファビオ・メケッティ指揮ミナスジェライス・フィルハーモニー管弦楽団
2021年10月28日 ベロオリゾンテ、サラ・ミナスジェライスから生中継


Orquestra Filarmônica de Minas Gerais
https://www.youtube.com/watch?v=G_VOIlIwl6M


ミナスジェライスはブラジル・サンパウロ市の北西にある州。
ベロオリゾンテは州都。
チャンネル登録数がものすごく多い気がする。
流行っているのだろうかブラジルでは。



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