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ユジャ・ワン(p)クラウス・マケラ指揮、BBC交響楽団。ラフマニノフ:パガニーニ・ラプソディー

2023-09-11 20:45:23 | 音楽夜話(クラシック)
ユジャ・ワン・プレイズ・ラフマニノフ 04 Aug 2023 PROMS27




ラフマニノフ:パガニーニ・ラプソディー


ソリスト・アンコール
セルゲイ・ラフマニノフ:V.R.のポルカ。変イ長調
ヴィンセント・ユーマンス:二人でお茶を


ユジャ・ワン(p)クラウス・マケラ指揮、BBC交響楽団。


ユジャ・ワンというと、まず、ステージ衣装が・・・。という話になる。
確かに目を惹くものはあるけど、第一は音楽。


ラフマニノフ生誕150周年という事で、ピアノ協奏曲4曲と
このパガニーニ・ラプソディーをライブ・アルバムでリリースして、
今旬のドゥダメルと、ロス・フィルと相手にとって不足ない布陣で、
レーベルもグラモフォンと、隙なく強気で攻めてくる。
そしてこの衣装。ある意味自由人の様な振る舞いで、
こういう演奏家のものは惹きつけられるエネルギーは強い。
売れ筋のクラシックという事になろう。


テクニックは問題ないし、音楽性もある。何か問題でも・・・。
という感じになってしまう。いい演奏だと思う。
ストレートだし、迷いがない。まっすぐ自分の表現したいものに
向かっている気がする。マケラもそれについていく。
途中視界が開けるような旋律で惹きつけられるところがあるけれど
その部分も充分に惹きつけられた。
プロムスのいいところは、反応のいいところ。終演後盛り上がって
歓声が沸く。クラシックもこうあってもいいような気になる。
今回もそうだった。




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