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NHK-FM ジャズ・トゥナイト 「世紀のジャズメン」特集

2023-12-05 09:49:37 | 音楽夜話(ジャズ)
ジャズ・トゥナイト。
「世紀のジャズメン」特集
初回放送日: 2023年12月2日


今年も最後の月に入ったところで、今回の特集では2023年に生誕100年を
迎えたジャズ・ミュージシャンを集めて聴く。1923年生まれを特集。


Hot Sauce(3分50秒)
◆Elmo Hope 
<BLUE NOTE CJ28-5125>
メンバー3人とも同じ年とは・・・。
パーシー・ヒースb
フィリー・ジョー・ジョーンズds
パウエルを思い出す。エルモホープの魅力。


April In Paris(6分40秒)
◆Thad Jones
<BLUE NOTE TOCJ-1527>
鳩のサド・ジョーンズかな。いい演奏ですよね。


Downstairs Blues Upstairs(5分32秒)
◆Sam Rivers
<BLUE NOTE TOCJ-9232>
1923年大正12年大震災のあった年。
Jaki Byard・ Ron Carter・Tony Williams
どこかのジャズ喫茶でこのアルバム聴いたことがあった。
店は思い出せないけど、「フューシャ・スイング」というタイトルが
耳についていた。トニーのドラムもジャストでいいなぁ。
このアルバム初リーダー作。すべてオリジナルなのがすごい。


Darn That Dream(4分23秒)
◆Charlie Mariano
<BETHLEHEM COCY-78664>
マリアーノというと甘いアルトという印象がある。
いいですね。


Now’s The Time(6分28秒)
◆Buddy DeFranco
<VERVE POCJ-2607>
デフランコというと、北村英治氏がインタビューなどで
時折名前を口に出していた。音源は聴いたわけではない
けれど、なぜか存じ上げていたのはそういう絡みもあった
からか。スイングのクラリネットだけれど、ここでは
バップのパーカーの曲をクラリネットで吹いている。なかなか達者。


Satin Doll(6分29秒)
◆Barney Kessel 、 Ray Brown 、 Shelly Manne
<CONTEMPORARY VDJ-1557>
ポール・ウイナーズ・シリーズ。ロイ・デュナンの名録音。西海岸ぽくっていいですね。


Move(takeB)(2分32秒)
◆Fats Navarro
<DIAL TOCJ-6207>
ダイヤルとなると、パーカーくらいしかそのレーベル
知らないけれど、ナヴァロも入れてた。結構古いんで
すね。演奏はカクシャクとしている。早さもすごい。
当時の若い音楽。


A Handful Of Stars(5分32秒)
◆Serge Chaloff
<CAPITOL TOCJ-9315>
「ブルー・ザージ」。サージ地の洋服のジャケット。
オシャレなジャケ写がそそりますね。サージ・
チャロフのバリ・サク好きです。


Ezz-thetic(8分58秒)
◆George Russell
<RIVERSIDE VICJ-60489>
ピアニストだけど、あまり記憶がない。
存じ上げない方のミュージシャンかもしれない。
演奏はスピード感のあるカッコいいものだった。






If I’m Lucky(2分49秒)
◆Johnny Hartman
<IMPULSE! UCCI-9066>
コルトレーンとではないアルバムより。
ハートマンはハートマン。
ワン・アンド・オンリーだった。




後半はホットピックスなので、割愛。
普段聴いてるJAZZメンたちは、ほぼ
鬼籍に入られている。クラシックの
レジェンドと同じように、レコードや
残された録音媒体で聴くしかその記録を
追体験することはできない。チャーリー・
パーカーの生演奏が聴きたくてもできぬ
相談なのだ。それにしても、10人の同じ
年でも出てくるジャズは違うな。
年に1度は聴くつもりで誕生日ジャズをしてる
けれど、このような縦系のくくりも面白いな。
勉強になりました。




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