MOBU'S MUSIC MAZE

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秋山紗穂(ピアノ)小林研一郎指揮MAV交響楽団演奏会

2022-08-17 07:00:31 | 音楽夜話(クラシック)
8月16日


03:39-05:00 20.39-22.00 BartokRadio


モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
(アンコール)シューマン(リスト編): 献呈


ドヴォルザーク: 交響曲第8番 ト長調 op.88
秋山紗穂(ピアノ)小林研一郎指揮MAV交響楽団
2022年5月20日 ブダペスト、ヴィガドー・コンサート・ホール


秋山紗穂さん(25)、ベルリン芸術大学修士課程に留学中。国内外のコンクールなどの
入賞等あり実績を積んでいる。今回は、ハンガリー・ブタペスト交響楽団との共演で、
5月はベルリンからブタペストに移動している。指揮の小林研一郎氏はハンガリーでは
定評のある音楽家として君臨しており、コンサートは完売だったようだ。


そんな中、芸大の先輩後輩ということでの引き合いなのか、ソリストとして
モーツァルトを弾いている。温度感のある20番。伝わる。炎のコバケン。
モーツァルトも温度感を持ってトレースしていく。いい感じの温度感だと思う。
音楽してますね。


ソリストアンコールは、久々聴いたシューマンの「献呈」名曲ですね。
よくアンコールで使われるので、聴く機会もありましたが、本当に久々です。
秋山紗穂 Twitter。
https://twitter.com/Saho0929


渋い7番有名な9番に挟まって、長調の伸びやかな8番。「どぼっぱち」は
ドヴォルザークの8番だからか。という愛称までいただいている。
ハンガリーはコバケンさんにしても第二の故郷的なところがあるのか、
ある意味相性がいい。温度を感じる演奏ができる。国内の楽団も
そのような傾向はあるものの、あちら本場はそれが自然というかあたりまえ
の様にできるところが本場だと思う。これはまねできない代物だ。
血筋と言ってはそれまでだけれど、クラシック音楽の国境は存在しない
という人もいるが、このような形では存在していると思う。
しかしながら、音楽しているいい演奏だった。




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