パーヴォ・ヤルヴィ指揮ヘッセン放送交響楽団演奏会
04:04-06:00 20.04-22.00 hr2 3/3
マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
エリン・ウォール(ソプラノ)
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ)
アリス・クート(メゾソプラノ)
シャーロット・ヘッレカント(メゾソプラノ)
ニコライ・シュコフ(テノール)
ミヒャエル・ナジ(バリトン)
アイン・アンガー(バス)
ヨーロッパ合唱アカデミー EuropaChorAkademie
チェコ国立ブルノ・フィルハーモニー合唱団
リンブルフ大聖堂合唱団
パーヴォ・ヤルヴィ指揮ヘッセン放送交響楽団
2013年5月24,25日 フランクフルト、ヘッセン放送大ホール
”この交響曲は、偉大な歓喜と栄光を讃えているものです”G・マーラー。
初めて8番を聴いた。賛歌というにふさわしい感じの音楽だった。
神奈川フィルは50周年記念にこの曲をプログラムに挙げていたが、
コロナ禍で延期された。
ものすごく厚みのある音楽。一度聴いたぐらいでは、何がどうなっているのか
わからないが、それまでの彼の音楽の悲壮感みたいなものは感じられなかった。
針が反対側に触れたような、そんなイメージの転換が感じられた。
対峙することは容易ではないけれど、いつか聴きこんでみたい1曲になるかも。
ブルックナーの80分も長いけれど、マーラーも劣らず長い。この物語を
聞き取れるようになるのだろうか・・・。
ヤルヴィーの指揮での演奏も凄かったというか、合唱の人数も多かったのかも
しれない。天上の音楽みたいな感じがして、それまでのマーラーの音楽とは
違うものだった。いやぁ聴いてみるものだ・・・。