もーせんの奇妙な冒険

多忙のくせに多趣味で、とっちらかった日常を綴ります。旅行、美味しい物、馬、舟、アート、本、映画、…ああ、まとまらない。

時の宿 すみれ その5

2015-07-31 08:20:08 | 山形の旅
大満足!米沢牛尽くしの夕食後、部屋でスパークリングワインを呑んだくれ、これは二日酔い確定か?と思いきや、案外スッキリ爽快に目覚め、おまけにお腹は減っていた…((((;゜Д゜)))))))あ”あ”あ”あ”あ”恐ろしい~


朝食は前夜のテーブル席とは違う、座敷席に通されました。


魅惑的なおかずプレート。
ど真ん中は米沢牛ソーセージ。
その奥が米沢牛の煮凝り。
朝からモーモー祭り。
もーせん家がこよなく愛するおかひじきも。


ご飯と、サラダ、とろろ、温玉。


だだちゃ豆豆腐とすみれの芋煮。
芋煮、うますぎるー!!!
あのね、もーせんは芋煮が大好きなんです。
なんという贅沢な芋煮でしょうか!これも米沢牛なのね。


デザートのフルーツヨーグルト。


場所をロビーに移して、コーヒーをいただきました。

あとはチェックアウトの時間まで、まったりとお風呂に入って過ごしました。
温泉には再訪したいほどの魅力は感じなかったけれども、こうしてお料理を振り返ると、また行きたいと思わせる魅力がありますな!
これはアレだ。
福島の「すわや」とベクトルが一緒だ。もーせん家的に。
とにかく、ここでしか食べられない料理があるからまた来たいっていう。


帰り道、福島に抜ける途中のダム湖。
そういえば、帰り微妙に福島を通過したので、東北六県一日制覇しました*\(^o^)/*
そういう感じの宿でした!

時の宿 すみれ その4

2015-07-30 22:00:13 | 山形の旅
待ちに待ったご飯です!!!
とにかくこちらの米沢牛尽くし懐石を夢見ていたのですよ!ええ!
でも、口直しとデザート以外は全部牛肉という胃袋への挑戦ですからね、なるべく早く来たかったんです。


18時きっかりに食事処「すみれ庵」に突入!


メインをステーキにしたのでカウンター席を期待していたのですが、通されたのはテーブルでした。
カウンターの奥には、女将さんの実家であるお肉屋さんの看板が。


さぁ、戦いの始まりです!
もーせんは部屋に甘いスパークリングワインをスタンバイさせていたこともあり、お肉三昧に備えてということで、ビールで通すことにしました。
飲み物は全般的に良心的な価格でした。


ゆにくんはトマトジュース。


米沢牛とフォアグラのテリーヌ、マッシュアヒージョとコンソメジュレ
テリーヌとはいえ、ひき肉の食感は残っていました。ピスタチオがいいアクセント。
冷たい分、塩気は割と強めに感じますが、スパイスも効いているのでペロリと。
付け合わせのアンディーブがもっとあってもいいかもね。
うまーい!ビールに合うわー!!


秋の味覚松茸とアキレス腱のスープ
具材は他にクコの実、銀杏、豆腐と滋養の感じられるもの。
牛肉のお出汁ですが、しつこくないです。
葛でトロミがついてました。
松茸の香りもいいですね。


内ももの和風ローストビーフ
何が和風って、昆布〆なんですよ!
もう天然のグルタミン酸がたまらん旨味!
で、ベージュ色に見えてるのがメレンゲ醤油なんです。
まろやか~んな優しい醤油味で、もっと食べたい!!


すみれ特製ほほ肉のシチュー
もーせんの大好物、ビーフシチューです。
バケット2枚添えられてるのが「わかってるぅ!」という感じ。
だってあます所なくいただきたいものね!

ゆにくんによるお肉リフト。
とろける~


お口直しのグラニテレモン
さっっっぱり。リセット完了!
かなり甘みも抑えてあります。


大とろポワレと外もものあぶり寿司
一人前、二貫です。
この大とろがもうたまらなくとろける美味しさで我慢できずに追加してしまいました(;^_^A
後のメニューを考えて、お腹に余裕があれば1,320円で二貫追加注文できるんです。
悔いなし!!!


とも三角のすみれ漬け焼き
希少なとも三角を味噌、秘伝だれ、酒粕に一週間漬け込んで焼いたものです。
木通味噌とだだちゃ豆が添えられていました。
濃厚なのに、塩気は控えめ。
美味しい!ご飯欲しい!!


まくらと山形菊のきのこおろし
まくらとは前足のスネだそうです。きのこおろしがさっぱりです。
菊は「もってのほか」です。昔吐き気がするほど嫌いだった食用菊が今は大好き。


すみれの冷汁
郷土料理の「冷汁」です。
椎茸の戻し汁の旨味でさっぱり!凍みこんにゃくの食感が面白い。
さっぱりメニューでまたまたリセットし、メインに備えます。


サーロインのステーキ
出ました!!ステーキ!!
メインはすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキからのチョイスだったと思います。予約の段階でどのプランか選びました。
これがもう!!バカうま!!
脂がもう!!甘くて!
米沢牛万歳!
しかも結構ボリューミィで大満足なのです。
この時点で白いご飯が頂ける配慮も嬉しい!
付け合わせの野菜も、生でめっちゃ甘いとうもろこしや、おかひじきなどとても美味しい。


お肉用の塩と山葵。
塩はイタリア、ヒマラヤ、モンゴル3種。
やはり本当に美味しいお肉は塩があればいい!


肩三角の梅海苔牛骨スープ茶漬け
大とろの切り落としがお茶漬けに。
牛骨スープはくどいのかと思いきや、梅海苔のおかげでするすると完食。
10時間煮込んだ出汁だそうです。

はーε-(´∀`; )
もう、これでもかと米沢牛を堪能。
なんと美味しい、満足度の高い料理でしょうか。

あ。デザートね!
デザート忘れるところでした。
デザートはバーに移動して…


ピアノの生演奏を聴きながらいただきまーす。


かぼちゃのプリンと巨峰のソルベ
あんまりお料理が美味しくて、デザート印象薄いわぁ。
若くて可愛らしい女将さんがコーヒー淹れてくれました。

嗚呼、また食べたいなぁ。
大、満、足!!




時の宿 すみれ その3

2015-07-30 12:47:25 | 山形の旅
今回はお風呂の紹介です。

まずは男女別大浴場。
まずは「森と風の湯」の方から。


脱衣所にはスリッパ収納棚と貴重品ボックス付き。
素足で履くスリッパだけにやはり何かしらの間違い防止策は必要ですね。


パウダーコーナー。
大丈夫だとわかっていても、壊さないか不安なスツール;^_^A


シンプルな浴槽。
大きな一枚窓の向こうはオープンデッキ。
こちらには露天はないです。
オープンデッキのイスで全裸でくつろげる自信はない。


洗い場。
バスアメニティーは資生堂の「THE AMENITY」シリーズ。

次は「時と光の湯」です。
大浴場は時間入替で、滞在中に両方入れます。


こちらのパウダーコーナーはやや広めかな。


浴槽は至ってシンプル。


こちらは露天もあります。


露天の景色。
羽黒川のせせらぎがBGM♪


洗い場。
そういえば、貸切風呂はシャワーがあるけれど、シャンプーや石鹸利用不可なので、洗うのはこちらということになります。

ではでは、24時間予約不要で何回でも入ることができる貸切露天風呂を…


貸切風呂の入り口。
警告あるのに、何回も段差で踏み外してグネるもーせん。
膝がポンコツだからねぇ。。。


貸切風呂は二つ。
空いているかどうかは一目瞭然です。
脱衣所はかなり手狭です。
滞在中なんだかんだで10回くらい入浴したけど、どちらも埋まってて入れないということはなかったし、大浴場でも誰にも会わなかった。
満室なのに。


こちらは「せせらぎの湯」


こちらは「木漏れ日の湯」
違いは浴槽の枠が木か石かだけで、あとは同じです。
隣り合っていて、お互いの姿は見えないけれど、声はガンガン聞こえますので、会話に注意です。
「あ″~~」とか言ってるのも聞こえます(;^_^A
因みに、我々はおそらくこの日の貸切一番風呂だったみたいなのですが、まず蝉の亡骸の埋葬から始めなければならなかったことは、自然いっぱいのロケーションだけに仕方のないことで。はい。

公式ページを見ると、源泉26度ということで加温掛け流しなのかな。
サラッとしていて無色透明、あまり匂いもなく、これといって特徴はなかったな。

あんまり温泉自体には期待をかけてなかったので、予想以上でも予想以下でもなかった感じです。
次はいよいよ「すみれ」を人気宿たらしめている夕食の紹介です!乞うご期待!!



時の宿 すみれ その2

2015-07-30 10:02:45 | 山形の旅
さて、お部屋ですが…すみれのコンセプトにしたがって、部屋にはテレビ、時計がありません。
テレビなくても平気といえば平気ですが、見る見ないは客次第でもいい気がするんですよね。
時計も、結局時間を確認してご飯に向かうわけで。だったらあったほうが便利だし。
というところはちょっと気になりましたが、お部屋はとても快適でした。


踏み込みのところです。
広い!
段差がない作りですが、カーペットのところまでが土足エリアです。
向かって右にクローゼットがあります。
奥に見える扉は洗面所とトイレへ。



そのクローゼット。
我々の靴がもう入ってますが。
こちらにタオル、浴衣、作務衣、羽織、足袋ソックス、籠バッグなど一式。
館内は浴衣、作務衣どちらもオッケーです。
浴衣はすみれ色、羽織はパンジー色の無地です。


洗面所です。
アメニティが超シンプル!
記憶違いならごめんなさいなんですが、パックのトリートメント単体はちょっと謎。
大浴場のシャンプー、コンディショナーに加えて使ってね!っていうことだったのかな。
ハンドソープは環境に配慮したパックスです。


トイレがめっちゃ広い!!
ここに一人寝られるな。


素敵なリビング!
こちらは全10室、デザインコンセプトが違うお部屋なのですが、「みすず」は北欧風だそうです。
ソファのデザインや色遣いが北欧風といえばそうかも。


リビングのキャビネット。
お茶セットはドリップパックのコーヒー、フレーバー紅茶、日本茶です。
CDプレイヤーがあり、自分のデジタルプレイヤーと接続もできます。
備え付けのCDに好きなボサノヴァのものがあったので、珍しく聞いてました。
北欧風だけど、音楽はブラジル。カオスだな。


部屋から見える景色。


リビングの一角にあるなかなか大きな冷蔵庫。
飲み物の種類は豊富で、おつまみもあります。
料金は結構良心的だと思いました。
冷凍庫にはハーゲンダッツのアイスもありました。

キャビネットの裏側がベッドスペースです。


シモンズのセミダブル。
寝心地いいわー。


寝室からの眺め。
基本静かで落ち着いてるのですが…
新幹線通過する時はさすがに音がします。


部屋からかなり近いところを通過していきます。
もーせん一家はあまり神経質なほうではないと自認しているのですが、音に敏感な人は気になるレベルだと思いました。
逆に鉄分の濃い人だと、新幹線の見える部屋ということで嬉しいかも。

最近、またすみれに行きたい熱が高まってきたのですが、次行く時もこのお部屋かなー?と思っています。
何と言ってもお風呂へのアクセスが抜群ですから。
一階でも上の音は全く気になりませんでした。

ああ、そうそう。全館でWi-Fiスムーズに使えました。

次回はお風呂の紹介です。

時の宿 すみれ その1

2015-07-28 11:24:24 | 山形の旅
以前から胃が元気なうちに行きたいと思っていた山形県米沢市の「時の宿すみれ」ですが、人気宿なのでなかなか都合が合わず…
この度やっと!満を持して!ようやく!訪問が叶いました。


羽黒川沿いの奥まったところにあり、前庭も緑がいっぱいです。



玄関とサイン。
落ち着いた印象の外観です。


玄関反対側。
ガラス張りで、前庭が綺麗に見えます。



薪ストーブやライブラリーがあるロビーでチェックインです。
テラス席もあります。


ウェルカムのお抹茶と、ロッシュというアーモンド入りのメレンゲのお菓子。
宿泊アンケートを記入するとチェックアウト時にこのお菓子の小袋がもらえます。


ロビーには売店があり、その奥の扉は…


酒蔵です。
こちらで高畠ワイナリーの「嘉」オレンジマスカットを購入し、お部屋に持ってきていただきました。


ロビーの一角にはバーラウンジがあります。
夕食後に利用できる他、冷水ポットがあるのでお風呂の帰りによく立ち寄りました。


貸切風呂に行きやすい一階で、ベッドがいいなということで、お部屋は「みすず」を予約しました。
因みにこちらは「お二人様専用」のお宿ということで、全てのお部屋の定員が2名です。

次回はお部屋の中をご紹介!