昨日は大阪此花地域から80名余のみなさんが原発ツアーで福井にこられ、案内役をつとめました。
関電美浜原発で福島原発事故をうけた対応内容などの説明を聞き、質疑応答。午後は、小浜市の明通寺で中嶌住職と私からお話しをさせていただきました。
大阪では、先日同寺で懇談しました梅田知事候補、わたし市長候補の選挙戦が11月におこなわれます。連日のニュースでも橋下知事辞任にともなうW選挙について大きく報道されています。
マスコミによる「維新の会」に偏った報道は、かつての「小泉劇場」のような加熱ぶりであり、問題です。
橋下前知事は、原発をなくす方策を言わず、大阪府として太陽光発電に独自補助をもうけるよう提案したことに対し、「そんな砂漠に水をやるようなことはできない」と述べたそうです。
原発継続で、再生可能エネルギーの導入を馬鹿にするような政治家は、いくらパフォーマンスがうまくとも、時代遅れの政治家といわなくてはなりません。
私からも大阪の勝利で原発ゼロに! と訴えました。
★
たまたま昨日は1日だけ日本最古のウルシの木が展示されるというので、大阪のみなさんの原発ツアーの合間に県立若狭歴史民俗資料館をたずねました。
振り返ると、鳥浜貝塚で漆塗り櫛が発見されたのが1975年。わたしは高校生だったが、そのニュースを聞いて、日曜日に当時走っていた急行に乗って、坂井郡から三方町の展示会場まででかけた。
鮮やかな赤を忘れることはできない。
今回、その櫛とも再会したが、なんとも情けない色に退色していた。説明版には「当時の保存技術ではどうすることもできなかった」とあった。
研究者たちの悔しさが伝わってきました。
さて、日本最古のウルシの木。説明では、これも1984年に発掘され、最初は「ヤマウルシ」とされ、水漬け保管をやめて乾燥させてしまい、出土当時より半分ぐらいに縮んでしまった、という。
なかなか分析も難しい。しかし、こうして日本最古、と注目されることになった。
あらためて、いまは原発群となっている若狭地域は縄文時代には豊穣の文明をきずいていたのではないか、とほかの展示品もみながら思ったことでした。
参考にNHKニュースです。
NHK・・・・・最古の漆の木を展示
若狭町の鳥浜貝塚で出土し、世界最古とみられるおよそ1万2600年前のものとわかった漆の木が、小浜市で公開されています。漆の木が展示されているのは小浜市の県立若狭歴史民俗資料館で、縄文時代をテーマに開催中の特別展にあわせて、1日だけ一般に公開されています。
若狭町の鳥浜貝塚で出土したこの漆の木は、長さ17センチ、直径およそ1センチの枝状のもので、東北大学の鈴木三男教授らが詳しく調べたところ、縄文時代の草創期にあたる、およそ1万2600年前のものとわかりました。国内の漆に関する出土品では、北海道の垣ノ島B遺跡で見つかったおよそ9000年前の漆の装飾品が最も古いとされていましたが今回の漆の木はこれより3000年以上さかのぼり、世界最古と見られるということです。
公開された漆の木は、乾燥を防ぐため水につけられた状態で展示され、1日だけの公開とあって、展示ケースの前には多くの人が集まり、食い入るように見つめていました。見に来た人のひとりは「すごく感激しました、最古の漆が見られてうれしいです」と話していました。・・・・・
関電美浜原発で福島原発事故をうけた対応内容などの説明を聞き、質疑応答。午後は、小浜市の明通寺で中嶌住職と私からお話しをさせていただきました。
大阪では、先日同寺で懇談しました梅田知事候補、わたし市長候補の選挙戦が11月におこなわれます。連日のニュースでも橋下知事辞任にともなうW選挙について大きく報道されています。
マスコミによる「維新の会」に偏った報道は、かつての「小泉劇場」のような加熱ぶりであり、問題です。
橋下前知事は、原発をなくす方策を言わず、大阪府として太陽光発電に独自補助をもうけるよう提案したことに対し、「そんな砂漠に水をやるようなことはできない」と述べたそうです。
原発継続で、再生可能エネルギーの導入を馬鹿にするような政治家は、いくらパフォーマンスがうまくとも、時代遅れの政治家といわなくてはなりません。
私からも大阪の勝利で原発ゼロに! と訴えました。
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たまたま昨日は1日だけ日本最古のウルシの木が展示されるというので、大阪のみなさんの原発ツアーの合間に県立若狭歴史民俗資料館をたずねました。
振り返ると、鳥浜貝塚で漆塗り櫛が発見されたのが1975年。わたしは高校生だったが、そのニュースを聞いて、日曜日に当時走っていた急行に乗って、坂井郡から三方町の展示会場まででかけた。
鮮やかな赤を忘れることはできない。
今回、その櫛とも再会したが、なんとも情けない色に退色していた。説明版には「当時の保存技術ではどうすることもできなかった」とあった。
研究者たちの悔しさが伝わってきました。
さて、日本最古のウルシの木。説明では、これも1984年に発掘され、最初は「ヤマウルシ」とされ、水漬け保管をやめて乾燥させてしまい、出土当時より半分ぐらいに縮んでしまった、という。
なかなか分析も難しい。しかし、こうして日本最古、と注目されることになった。
あらためて、いまは原発群となっている若狭地域は縄文時代には豊穣の文明をきずいていたのではないか、とほかの展示品もみながら思ったことでした。
参考にNHKニュースです。
NHK・・・・・最古の漆の木を展示
若狭町の鳥浜貝塚で出土し、世界最古とみられるおよそ1万2600年前のものとわかった漆の木が、小浜市で公開されています。漆の木が展示されているのは小浜市の県立若狭歴史民俗資料館で、縄文時代をテーマに開催中の特別展にあわせて、1日だけ一般に公開されています。
若狭町の鳥浜貝塚で出土したこの漆の木は、長さ17センチ、直径およそ1センチの枝状のもので、東北大学の鈴木三男教授らが詳しく調べたところ、縄文時代の草創期にあたる、およそ1万2600年前のものとわかりました。国内の漆に関する出土品では、北海道の垣ノ島B遺跡で見つかったおよそ9000年前の漆の装飾品が最も古いとされていましたが今回の漆の木はこれより3000年以上さかのぼり、世界最古と見られるということです。
公開された漆の木は、乾燥を防ぐため水につけられた状態で展示され、1日だけの公開とあって、展示ケースの前には多くの人が集まり、食い入るように見つめていました。見に来た人のひとりは「すごく感激しました、最古の漆が見られてうれしいです」と話していました。・・・・・