明後日の日曜日、県議会・市議会報告と懇談会を開きます。世界最大の集中といわれる福井県の原発はどうしたらいい?福井市政と福井市長選挙の争点は?・・・私と鈴木市議があつく語ります。
10月16日(日)午前10時~。福井県社会福祉センター会議室。関心おもちの方は、いらっしゃい!参加費 無料。
また、今月22日に福井市発でおこなわれる世界最大級の原発増設が計画されている敦賀原発現場の視察と、小浜・明通寺で中嶌哲演住職のお話を聞く原発ツアーもまだ申し込みができます。バス代2000円。お申し込み・お問い合わせは 日本共産党福井市委員会 0776-27-1380 まで。
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福井新聞・・・原発立地、準立地越え意見交換 小浜市会、おおい町会 (2011年10月13日)
福井県小浜市会とおおい町会は13日、原発をテーマにした意見交換会を同市役所で開いた。小浜市会側は、市が電力事業者と結んでいる原子力安全協定を立地自治体並みに見直すことに協力を求めたが、おおい町会側は慎重な姿勢をみせた。
両議会が原発に関して同じテーブルで議論したのは初めて。立地と準立地の違いを越え原発をめぐるさまざまな問題を話し合おうと、小浜市会の要請で実現した。両議会の正副議長と、小浜市会原発安全対策特別委員会、おおい町会原発対策特別委員会に所属する議員計19人が出席した。
会議は非公開で進められた。出席した議員によると、安全協定に関し小浜市会側は、関西電力大飯原発からの距離が市内ほぼ全域で20キロ圏に入るなどの現状を踏まえ、立地並みの見直しへ協力を求めた。これに対しおおい町会側は「気持ちは理解できる」としながらも、見直しへの協力や協定の中身について具体的な言及はなかったという。
小浜市会が全会一致で可決した「脱原発」の意見書についてはおおい町会側から、30年を超えた原発の運転延長を認めないよう求めている点に「30年というのは短すぎる。大飯1、2号機は既に30年を超えており、その辺を今後議論すべきではないか」との意見が出た。停止中の原発の再稼働に関する議論はなかったという。
終了後の会見でおおい町会特別委の松井榮治委員長は、小浜市側が求める安全協定見直しに関し「我々の議会でも(準立地自治体への対応をどうするか)一致した意見を持っているわけではない」と説明。小浜市会特別委の清水正信委員長は「理解してもらえたと思うが、立地には立地の思いがあり、意識に若干の差もあった。今後、議論を重ねて互いの理解を深めていきたい」と話した。
今回の意見交換会について小浜市会の池尾正彦議長は「将来に向けての大きな一歩となった」と強調。おおい町会の新谷欣也議長は、次回以降さらに踏み込んだ議論にしたいとの考えを示した。・・・・・・・・・
「若狭地域をどうしていくか」・・胸襟をひらいた率直な対話を期待したいものです。
ただ、「脱原発」を明確にしている小浜市と、「今後も原発との共存」方向のおおい町との議論は「平行線」をたどるかもしれません。
そこで今回は非公開でしたが、小浜市民や、おおい町民も巻き込んで議会としてオープンな議論をつくっていくことが大切ではないでしょうか。
議員だけで決めるのではなく、福島事故をみればわかるように地域の将来を左右する最大の課題ですから、議論と決定の過程への住民参加、ということが求められると思いますね。
10月16日(日)午前10時~。福井県社会福祉センター会議室。関心おもちの方は、いらっしゃい!参加費 無料。
また、今月22日に福井市発でおこなわれる世界最大級の原発増設が計画されている敦賀原発現場の視察と、小浜・明通寺で中嶌哲演住職のお話を聞く原発ツアーもまだ申し込みができます。バス代2000円。お申し込み・お問い合わせは 日本共産党福井市委員会 0776-27-1380 まで。
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福井新聞・・・原発立地、準立地越え意見交換 小浜市会、おおい町会 (2011年10月13日)
福井県小浜市会とおおい町会は13日、原発をテーマにした意見交換会を同市役所で開いた。小浜市会側は、市が電力事業者と結んでいる原子力安全協定を立地自治体並みに見直すことに協力を求めたが、おおい町会側は慎重な姿勢をみせた。
両議会が原発に関して同じテーブルで議論したのは初めて。立地と準立地の違いを越え原発をめぐるさまざまな問題を話し合おうと、小浜市会の要請で実現した。両議会の正副議長と、小浜市会原発安全対策特別委員会、おおい町会原発対策特別委員会に所属する議員計19人が出席した。
会議は非公開で進められた。出席した議員によると、安全協定に関し小浜市会側は、関西電力大飯原発からの距離が市内ほぼ全域で20キロ圏に入るなどの現状を踏まえ、立地並みの見直しへ協力を求めた。これに対しおおい町会側は「気持ちは理解できる」としながらも、見直しへの協力や協定の中身について具体的な言及はなかったという。
小浜市会が全会一致で可決した「脱原発」の意見書についてはおおい町会側から、30年を超えた原発の運転延長を認めないよう求めている点に「30年というのは短すぎる。大飯1、2号機は既に30年を超えており、その辺を今後議論すべきではないか」との意見が出た。停止中の原発の再稼働に関する議論はなかったという。
終了後の会見でおおい町会特別委の松井榮治委員長は、小浜市側が求める安全協定見直しに関し「我々の議会でも(準立地自治体への対応をどうするか)一致した意見を持っているわけではない」と説明。小浜市会特別委の清水正信委員長は「理解してもらえたと思うが、立地には立地の思いがあり、意識に若干の差もあった。今後、議論を重ねて互いの理解を深めていきたい」と話した。
今回の意見交換会について小浜市会の池尾正彦議長は「将来に向けての大きな一歩となった」と強調。おおい町会の新谷欣也議長は、次回以降さらに踏み込んだ議論にしたいとの考えを示した。・・・・・・・・・
「若狭地域をどうしていくか」・・胸襟をひらいた率直な対話を期待したいものです。
ただ、「脱原発」を明確にしている小浜市と、「今後も原発との共存」方向のおおい町との議論は「平行線」をたどるかもしれません。
そこで今回は非公開でしたが、小浜市民や、おおい町民も巻き込んで議会としてオープンな議論をつくっていくことが大切ではないでしょうか。
議員だけで決めるのではなく、福島事故をみればわかるように地域の将来を左右する最大の課題ですから、議論と決定の過程への住民参加、ということが求められると思いますね。