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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

円山後援会のみなさんと街頭宣伝、すごい反応。原発ゼロへ、デモ行進。じん肺問題で福井県庁交渉。

2011年10月12日 | Weblog
           昨日は、朝、県庁前で9月県議会報告の街頭演説をおこなったのにつづいて、円山地域の後援会のみなさんや西村たかじ福井市委員長とともに円山地域を街頭宣伝。車からの激励や通りがかりの方々からの激励が多くびっくりしました。「原発は心配」「年金が下げられて生活ができない」などなどの声をお聞きしました。政府はさらに年金改悪を計画。看板は民主党でも、中身は自民党よりワルですね。

          午後は、原発ゼロめざしてのデモ行進。スタートの時に、「県内でもせめぎあい。原発ゼロへ、がんばりましょう」とごあいさつさせていただきました。途中まで、みなさんと歩きました。

          その後、アオッサの会議室で、「第22回なくせじん肺キャラバン実行委員会」「福井農村労組」のみなさんの福井県庁交渉に同席しました。福井農村労組の宇野書記長や、建交労北信越の石田委員長がじん肺基金の創設などをつよく要請しました。

県側はあいさつのなかで、「長年にわたる皆さんの努力に敬意を表します。県としてじん肺が発生しないよう取り組みます。国会でのじん肺基金成立を祈念します」と述べました。

 裁判によらずにじん肺患者を救済するための基金は、585名の国会議員が賛同しているにもかかわらず、ゼネコン団体の横やりで暗礁にのりあげている、といいます。

 県としてもこれまでも、これからもトンネル工事を発注するのですから、さらに力を入れて問題解決に尽力していただきたいと思います。


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           NHK・・・東海村長 東海第二原発を廃炉に

          茨城県東海村の村上達也村長は、細野原発事故担当大臣と会談し、運転再開の見通しが立っていない東海第二原子力発電所について、「周辺に100万人が住んでいるほか原子炉の老朽化も進んでいる」などとして、廃炉にすべきだという考えを伝えました。

茨城県東海村にある日本原子力発電の東海第二原子力発電所は、東日本大震災で自動停止したまま定期検査に入っていて、運転再開の見通しは立っていません。これについて東海村の村上村長は、11日午後、東京・霞が関の内閣府を訪れ、細野原発事故担当大臣と会談しました。この中で村上村長は、東海第二原発について「30キロ圏内には100万人が住み、東京からの距離も110キロと立地条件が不適切なうえ、運転開始から30年以上たち、老朽化も進んでいる」と述べ、廃炉にすべきだという考えを伝えました。そのうえで、村上村長は「原子力安全委員会と原子力安全・保安院の信用は失墜しており、新たな原子力の規制体制ができないかぎり、東海第二原発の再稼働は受け入れられない」と述べ、新たな原子力の規制体制を早急に作ることなどを求めました。これに対し、細野大臣は「具体的な貴重な提言をいただいたので考えたい」と述べるにとどまりました。このあと村上村長は、記者団に対し「東海第二原発が立地条件として適切なのかどうか、考えをいただきたいとお願いしたが、細野大臣からは具体的な話はなかった」と述べました。・・・・・


           福島原発事故をうけて福島県以外で、首長が決断をしめされたことは、国民の願いの反映です。

 福井の原発群も、近畿の1000万人のみずがめを事故の際には汚染するのでは、との危機感がひろがっています。

30年、40年超えた老朽化原発の問題とともに、巨大な人口圏をちかくにかかえる福井の原発判断にも大きな一石が投じられました。