朝日・・・・・・公明、「もんじゅ」撤退主張を検討 幹部「事故の危険」
公明党が、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発中止など、高速増殖炉路線からの撤退を打ち出す検討に入った。国会運営のカギを握る同党が撤退方針を明確にすれば、政府・民主党や自民党のエネルギー政策論議にも影響を与える可能性がある。
公明党は8月末に党独自のエネルギー政策をまとめる予定。現在、党総合エネルギー政策委員会で議論を進めている。同党は「もんじゅ」について「過渡的エネルギー」として開発を容認してきており、撤退を打ち出せば方針転換となる。
同党では、東京電力福島第一原発の事故をきっかけに、政策委などでエネルギー政策の見直し作業を開始。党幹部らによると、商用炉の福島第一原発でも事故が起きたことを受け、運転技術が確立されず研究段階にある高速増殖炉開発に対し「事故の危険性が高く、これ以上続けるのは困難だ」(党幹部)との見方が強まり、撤退を打ち出す検討を始めた。 ・・・・・・・・・
これは、「歓迎」すべき動きです。以前は、福井県議会でも私以外は全員が、「もんじゅ」推進、北陸新幹線延伸と国策「もんじゅ」を取引する議会決議も私以外の賛成多数であげられていました。私がいなかったこの4年間は、全員賛成でそうした決議があげられてきました。
福島原発事故後の福井県議会では、私もカムバックしましたし、民主党議員や無所属議員のなかにも「もんじゅはダメだ」とはっきり主張する議員も誕生しました。
ここに、公明党県議も加わり、「もんじゅノー」ということになれば、歪んだ原発県政転換のうねりをおこすことにもつながります。すくなくとも1割以上の議員が「もんじゅ反対」ということになるわけですから。
さて、昨日は京都での会議でした。今日の赤旗にも報道されています。「原発のすみやかな撤退と自然エネルギーの本格的な導入にむけ、近畿2府4県と福井県の日本共産党議員らの運動交流会議」に参加してきました。宇野邦弘県常任委員や、上原修一、山本きよ子敦賀市議をはじめ福井県からも原発の最前線でたたかってきているメンバーが参加しました。このような会議は初めてのことです。
これまで政治的には「北陸信越ブロック」ということで、近畿の党と日常的なお付き合いはありませんでしたが、福島原発事故は、福井の原発は近畿の「脅威」ということを改めてしめしました。
近畿の行政レベルでも安全協定締結など様々な動きがあり、福井県や福井県議会にはそれを「牽制」する動きもあります。
しかし、わたしたちは、いまこそ、「安全対策強化」「事故時の防災計画策定」などとともに、「原発ゼロへ」への共同をおおきく広げる時だと思います。
福島原発事故は、原発苛酷事故の被害は県境などを超え空間的にどこまでも拡がる、ということを明らかにしたのですから。
帰りに京都駅で鱧寿しを買い、自宅にもどってからおいしくいただきました。気分だけは「川床」で。
公明党が、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発中止など、高速増殖炉路線からの撤退を打ち出す検討に入った。国会運営のカギを握る同党が撤退方針を明確にすれば、政府・民主党や自民党のエネルギー政策論議にも影響を与える可能性がある。
公明党は8月末に党独自のエネルギー政策をまとめる予定。現在、党総合エネルギー政策委員会で議論を進めている。同党は「もんじゅ」について「過渡的エネルギー」として開発を容認してきており、撤退を打ち出せば方針転換となる。
同党では、東京電力福島第一原発の事故をきっかけに、政策委などでエネルギー政策の見直し作業を開始。党幹部らによると、商用炉の福島第一原発でも事故が起きたことを受け、運転技術が確立されず研究段階にある高速増殖炉開発に対し「事故の危険性が高く、これ以上続けるのは困難だ」(党幹部)との見方が強まり、撤退を打ち出す検討を始めた。 ・・・・・・・・・
これは、「歓迎」すべき動きです。以前は、福井県議会でも私以外は全員が、「もんじゅ」推進、北陸新幹線延伸と国策「もんじゅ」を取引する議会決議も私以外の賛成多数であげられていました。私がいなかったこの4年間は、全員賛成でそうした決議があげられてきました。
福島原発事故後の福井県議会では、私もカムバックしましたし、民主党議員や無所属議員のなかにも「もんじゅはダメだ」とはっきり主張する議員も誕生しました。
ここに、公明党県議も加わり、「もんじゅノー」ということになれば、歪んだ原発県政転換のうねりをおこすことにもつながります。すくなくとも1割以上の議員が「もんじゅ反対」ということになるわけですから。
さて、昨日は京都での会議でした。今日の赤旗にも報道されています。「原発のすみやかな撤退と自然エネルギーの本格的な導入にむけ、近畿2府4県と福井県の日本共産党議員らの運動交流会議」に参加してきました。宇野邦弘県常任委員や、上原修一、山本きよ子敦賀市議をはじめ福井県からも原発の最前線でたたかってきているメンバーが参加しました。このような会議は初めてのことです。
これまで政治的には「北陸信越ブロック」ということで、近畿の党と日常的なお付き合いはありませんでしたが、福島原発事故は、福井の原発は近畿の「脅威」ということを改めてしめしました。
近畿の行政レベルでも安全協定締結など様々な動きがあり、福井県や福井県議会にはそれを「牽制」する動きもあります。
しかし、わたしたちは、いまこそ、「安全対策強化」「事故時の防災計画策定」などとともに、「原発ゼロへ」への共同をおおきく広げる時だと思います。
福島原発事故は、原発苛酷事故の被害は県境などを超え空間的にどこまでも拡がる、ということを明らかにしたのですから。
帰りに京都駅で鱧寿しを買い、自宅にもどってからおいしくいただきました。気分だけは「川床」で。