前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

原発ゼロ署名に反響。地域訪問で、共産党員が増え、しんぶん「赤旗」が増えました。

2011年07月25日 | Weblog
昨日は、依頼されていた原稿を午前中に仕上げ、午後は、福井駅東での原発ゼロ署名行動。暑いなかでしたが、私と西村高治元市議がハンドマイクから署名をよびかけました。
主婦や若い女性が「放射能は怖い」と署名されていく姿が目立ちました。ご協力ありがとうございました。
8.20原発ゼロへ、福井集会めざして署名運動もどんどんすすめましょう。
署名用紙のお問い合わせは 共産党 0776-27-3800 まで。

夜は、地域の共産党のみなさんとの地域訪問活動でした。あちこちで激励もいただき、共産党に入党していただけた方や、しんぶん赤旗を購読していただける方が。本当にありがとうございます。
力をあわせて、ゆきづまった政治を変えましょう!原発ゼロを実現し、国土と命を守りましょう!

家に戻ると、国庫助成にかんする私立大学教授会連合の冊子「誰もがお金の心配なく大学で学べるように」が送られてきていました。事務局は明治大学 教学企画部。
OECD諸国のなかでいかに日本の公費負担が貧困かわかります。多くの「政治家」に読んでもらいたいね。大学学費も無償化実現への取り組みが急がれます。大学でた時には数百万円もの借金(奨学金返済) などという事態は、あまりにひどい・・・・・・・。

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佐々木衆議院議員・・・・菅直人総理の「退陣」に絡んで誰が言い出したのか、「退陣3条件」というものがあるそうです。一つは第二次補正予算案、二つは再生エネルギー買い取り法案、そして三つ目は赤字国債発行法案。――これらが国会を通れば“菅総理は辞めるはず”だというのですが、しかし、肝心の菅総理自身は「なでしこジャパンに見習って最後まであきらめない」と、辞めない決意を固めているようです。……3つの条件がそろったら、すぐ辞めるなどと言っているのは民主党のなかに多いようです。しかし、菅さんは「そんな約束をしたことはない」と思っているのではないでしょうか。
  
もともと総理大臣の退陣は、本人が「辞めた」と放り出す場合か、内閣不信任案が可決される場合しかないのです。仮に不信任案が可決されても「解散」に打って出る道がありますから、かならずしも総辞職するとは限 りません。それに、この国会ではすでに内閣不信任案が否決されていますから、内閣不信任案を再び出すことはなかなか難しいでしょう。――となると、本人の意思に反して総理大臣を辞めさせるというのは、とてもとても大変なことなのです。菅さんは、それを熟知しているのでしょう。
  
私が接触している範囲では、民主党議員の多くが菅総理を辞めさせたいと言っている人が多く、自民党議員は「菅さんのもとで選挙をやった方が有利」と見て、「菅おろし」にはそれほど熱心でないように感じます。これも、まことに奇妙な「ねじれ」ですね。
  さて、菅おろし3条件の一つである「子ども手当」をめぐる民自公3党の “密室協議”が続けられています。私は、財務金融委員会の理事会の場で、国会の表舞台で堂々と議論しないで「密室」でこそこそと「すり合わせ」をするというのは、感心できないと主張してきました。――報道によれば、子ども手当の「所得制限」について、渋っていた民主党が受け入れたのだそうです。

それも、最初は年収1800万円と提案していたのに、その後は1200万円、さらには1000万円と「バナナのたたき売り」のような提案をする始末で、それでも自民・公明は納得しないようです。自民・公明は、この点で合意がないと赤字国債発行法案に賛成できないと言うのです。
  自民党と公明党は、目玉政策である「子ども手当」を含む民主党の「マニフェスト」そのものをつぶすまで食い下がるつもりでしょう。

すでに、総選挙に向けた消耗戦がはじまっているように思われます。岡田幹事長は「財源で間違っていた。謝罪する」という趣旨の発言しました。しかし、それで民主党内はおさまるのでしょうか。……民主党は「マニフェスト」を掲げて“政権交代”したはずです。自民・公明両党の軍門に下るなら、何のための政権交代だったのでしょう。
  しかも「社会保障・税一体改革」と称して、やってはならない「消費税を10%」への道に踏み出そうとしています。――いよいよ、国民にとって重大な“夏の陣”が、いやおうなしに始まろうとしているのです。・・・・・・・・・・・・



「やめるはずの総理」が元気。与党は空気がよどみ元気なく、自民公明は仕掛けている・・・・という感じなのでしょうか。
たしかに6月県議会をみていても民主党議員の元気がいまひとつだったような気がします。

カラ文句だった「国民の生活が第一」の政権交代。いま、民主、自民が手を組んで消費税増税などへ走り出しています。国民を裏切らない、ほんものの政治が求められる季節です。