こんにちは
教頭の木下千夏です
今日はやけにフォーマルスタイルの保護者さんを多く見かけるな…と思っていたら、お隣の成美小学校の卒業式でした
当園の民営化直前の代の卒園児だった子たちが卒業されるということで、私たちもなじみのある子どもたちが立派に将来の夢を壇上で語っていた…と、式に列席した園長から話を聞き、感慨もひとしおです
ご卒業、おめでとうございます
卒園や卒業を迎えて新たな世界に一歩踏み出す皆さんには、開花を迎える春の花のように堂々と自信をもって旅立てるようエールを送りたいと思います
さて、当園では一週間前に既に卒園式を執り行いましたが、証書を授与された子どもたちは「卒園児さん」と呼ばれ、年度内の残りの日々を過ごしています。
そんな中、卒園式明けに行ったお別れ遠足の道中で十数種類ものお花を見かけたことをきっかけに、図鑑でお花の名前を調べる活動がにわかに広がりを見せています
図鑑のページを繰りながら「あそこの道に咲いてたの、これじゃない?」「これに似てるけど、模様がちょっと違うよ!」などと気づいたことを言葉にし、お友達と対話しながら、なんとか答えにたどり着きたいと一生懸命な子ども達。
また、卒園式のお祝い用にとお花屋さんに活けていただいて飾っているお花についても「調べてみよう!!」 と声が挙がり…
図鑑の仕組みが季節ごとにカテゴリ分けされていることに気づいたお友達が「今、季節何だっけ?」というつぶやくと、「まだ寒いから冬!!」「でも、もうすぐ春になるよ!」「じゃあ、冬と春のところを調べよう!!」と子ども同士の掛け合いがにぎやかに展開されていました。
そして…こちらのお花については…
似ているお花すら、どうしても園の図鑑の中に見つけられず、「じゃあ、ぼく家の図鑑で調べてくるわ!!」と頼もしいお友達も!!
そして「わたしもお家に図鑑あるけど、人の体のことが載ってる図鑑やねん!」「わたしのは動物の図鑑!」と、我が家の図鑑自慢へと話は広がるのでした。
当園で用意している図鑑はこちらです
日常の生活やあそびの中で湧き出た「何だろう?」「知りたいな!」は学びのチャンスです
そんなチャンスを見逃さず、”自分で”、あるいは”自分たちで”解決できた!!!という達成感につなげるための環境のひとつとして、図鑑や絵本などを適宜、用意していきます。
子どもたちの姿を大事にキャッチし、 好奇心や探究心を刺激したり引き出したりでき、またさらに、それらを満たして次につなげることができるような環境整備に今後も努めていきます