こんにちは
教頭の木下千夏です
今日は3学期の最後なので終業式を行い、卒園児さんの中には今日が最後の登園日…というお友達も。
さみしい気持ちもありますが、小学校への入学を控えた成長の節目の時、とても喜ばしいことなはず
今度はぜひ、ランドセルを背負って元気に学校へ通う姿を見せに来てくれるのを待ちたいと思います
そんな旅立つ子どもたちに、先日、嬉しい贈り物が届きました
当園の元スタッフ(前主任)から、元気カラーのお花とメッセージ
また、毎週のお楽しみとなっていた英語のレッスンを担当してくださっている(株)ベネッセビースタジオの皆さまからもメッセージカードをいただきました。
子ども達も保護者の方々も喜んで下さり、写真に収める方もいらっしゃいましたよ!
さて、園生活の終わりを迎えようとしている卒園児さんたちも、お友達や職員との手紙のやり取りをこれまで以上に活発に行っています。
私も嬉しいお手紙をたくさんもらいました
いちばん長い子で6年間、保護者の方と一緒にそばで成長を見てこれたこと、本当に光栄に思いますし、子ども達がたくましく大きく育ったことにしみじみ喜びを感じます
そんな、卒園児さんとの時間で、最近嬉しかった出来事を紹介します!!
先日、図鑑を使ってお花の名前を調べる活動をしたと、こちらのブログ「遊びから学べる環境づくり」シリーズの~その3~の記事内で紹介いたしましたが、今回はその続編
園の新しい図鑑に載っていなかったお花について、「このお花の名前、わかったら教えてほしいな…」とさりげなく宿題を出してみたところ…
なんと翌日
一人の女の子が登園するなり「あのお花の名前わかったでー!!お家の図鑑に載ってた!!」と嬉しい報告を笑顔いっぱいで私の元に届けてくれました
さらに、お家から持ってきたという重たい図鑑をリュックから出し、角を折ってしっかりと印をつけたページを開いて見せてくれました
載っていましたよ同じ姿のお花が
園での活動がきっかけとなって芽生えた「なんだろう?知りたいな!」の気持ち。
この気持ちが自ら調べてみようという行動、そして「わかった!!」「自分で見つけ出した!」という喜びや達成感、さらにみんなと共有したいという思い…など、その場限りで終わらずにつながっていったことがわかり、とても嬉しかったです。
ちなみにそのお花の名前は洋名がストレリチアというそうで、”極楽鳥”という鳥の鶏冠に似ていることから極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)という和名がついているとのこと。
…ということで、今度は「”極楽鳥”ってどんな鳥だろうね?」という話になり、"さりげなき宿題 第二弾"を出題中です
園にある図鑑ではなかなか答えがわからず苦戦している様子ですが、図鑑以外に調べる方法はないかな?と問うてみると、「鳥の絵本をみてみる」「パソコンで調べる」「スマホで調べる
」「鳥とか動物が出てくるテレビを見る
」「動物園に行く
」「ペットショップの人に聞いてみる
」などなど、様々な意見が子どもたちから発せられました
はてさて、子どもたちは残りの日々で、極楽鳥の正体を突き止めることができるのでしょうか?
たとえ答えにたどり着かずとも、回り道や寄り道、試行錯誤の中で育めるものがたくさんあるはずなので、諦めずに取り組んでほしいと思います。
私もあくまで子ども達の主体性を大切にしながら、見守ったり助け船を出したりと、子ども達と一緒に楽しみたいと思います。