こんにちはフリー保育教諭の永冨いづみです
暖かい日々が続いていたかと思えば、雨が降ったりやんだり、不安定で肌寒い日が続いています
これこそ、春の嵐、なのでしょうか
春の訪れが増々待ち遠しく、楽しみになりますね
そんな3月の週末に、中学生の娘と一緒にUSJに行ってきました
「久しぶりでテンションがあがる~」という嬉しそうな娘の笑顔に、疲れた身体をひきずりながら同行した私も、なんだか元気になっていきました
何年もご無沙汰していたので、変わったこと、新しく作られたものもたくさんありましたが、その反面変わらないことに嬉しくなったりしました
そして、小さな娘と来たときのことをいろいろ思い出していました。
今回、ブログを書くにあたり、ちょっと探してみたら写真がでてきました
写真をみていると、「可愛かったなぁ」と微笑ましく思い出されますが、よくよくじっくり思い出すと、実はいろいろあったんですよね
一番印象に残っている日・・・は、きっかけがUSJで売られているキャラクターのバルーン(風船)でした
キティやスヌーピー、シュレックなど(今はミニオンもありました)のキャラクターの大きな顔のバルーンが、ストリートで販売されているんですが、現在いくらなのかはわかりませんが、娘が小さい頃は1500円くらいだったと思います。
風船に1500円・・・今考えてもそこそこのお値段だと思いませんか
でも、せっかく楽しく遊びにきているので、その日、娘にせがまれてキティのものを買ったんです
「飛んでいったら大変だから持っていてあげる。」という私の言葉に頑としていうことを聞かず、自分で持っていた娘は、案の定何かの拍子に手を離してしまい、空高く飛ばしてしまいました
悲しんだ娘は、もうひとつ買ってほしい、と言いましたが、私は買いませんでした。
そこから、娘が一気にぐずぐずモードに陥っていきました
買ってほしいと泣き、電車に乗らないとごね、無理やり乗せたら座りたいと叫び、見るに見かねて席を譲ってくださった方にありがとうも言わない、駅についても降りないとふんばる・・・そして最寄り駅までようやくついたとき、ひどいパニック状態でだだをこねる娘に手をあげてしまいました
その行為は、私、後にも先にも(私の記憶では)その日だけです。
驚いて呆然とした娘は、その後放心状態で家まで静かに帰宅しました
今も昔もこんなに楽しい場所なのに、あんなにげっそりと意気消沈して帰宅するなんて思いもしない一日でした
大きくなった娘は、同じ場所で同じようなことをしてましたけど、一日中私の手を煩わすこともなく楽しく過ごしていました
それどころか、一緒に同行した小さなお友達にも心を配りながら、行動していました
満足いくまで遊び、帰路につき、そして、眠りにつくまえに言いました。
「お母さん、今日は一緒に行ってくれてありがとう。疲れてたのにありがとう。」
最近、娘のこの『ありがとう』という言葉が聞きたくて、頑張っているような気がしています
そして、この『ありがとう』という言葉のおかげで、頑張れているような気がしています
子ども達の成長過程のなかでは、何をいっても「いや。」「いや。」と言われたり、すぐ泣かれたり機嫌が悪くなったり・・・なかなか思い通りにいかない日がありますよね
そしてそういう日が連続して続く時期も確かにあります。
けれど、そういう日が昔話のように思い出される日がきて、あっという間に子ども達は変化して成長していきます
どんなに最悪だと思う日でも、後で思い起こせば全てが大切な思い出になりますから、どうぞ未来を楽しみにしながら、乗り越えていってくださいね
余談ですが、今更かもしれませんが、私、初めてハリーポッターのエリアを歩きまして、間違いなく娘より感動しました
GWにまとめてビデオをレンタルして、ハリーポッター鑑賞会をしようかなって思っております
最後になりましたが、今年度、私がうつブログはこれが最後だと思います。
来年度も職員室でお会いすることが多いかと思いますが、どうぞ宜しくお声かけくださいませ。