TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

待望の・・・!

2009-06-30 | リトルインディア&インドなもの


これは、何と書かれているのか?
それは「タ・ミ・ル」

妹が送ってくれた荷物が今日届きまして、
その中にそっと忍ばせてくれていたのが

コレ!

日本にこれ1冊しか存在しない、非常に
貴重なタミル語勉強本。



私の持っている勉強本は、英語で書かれて
いるのですが

そもそもですね

日本語とタミル語は文章の成り立ちが似ていて
例えば「ここに 来い」という命令文ですと

「inge(ここに) vaa(来い)」となる。

でも英語ですと、皆さんご存知のように

「come(来い)here(ここに)」

本にも「英語とタミル語は、何が違うかって
語順が反対なのよ」と書いてある。

なのに本のタミル語→英語、を私の頭の中で
さらに日本語に置き換えて考えるなんて、

何だか余計な手間がかかっている気が…
ウーン、と思っていたのですよ。

という悩みを、話したわけではないのに
姉の凝り性を察してコレを送ってくれた妹に
感謝~

中をパラパラめくりますと、タミル語と
日本語の類似性を活かして書かれており、
とっても見やすいのですが

それ以上にやっぱり、辞書をひきひき見る
英語本よりも母国語版が嬉しい。まさしく
「待望の入門書」なのでした(泣)

awfully chocolate。

2009-06-29 | ローカルごはん
ジューチアットRdのショッピングセンター、
カトン・モールの中にある

天井も壁も床も全てホワイト一色、
しゃれたブティックみたいな空間の中に

なーんにも置いてない不思議なお店。

お店にいる2人の女の子の服も
上から下までみんなホワイト。



チョコレートアイスのお店、
awfully chocolate。

ほんとは、なーんにもないんじゃなくて、

けっして狭くはないお店に、アイスの入った
これまたホワイトの冷凍ケースだけがポツンと
あるんですけど、

でもそれだけ、
っていうのがちょっとカッコイイ。

キレイな写真も飾りもいりません、
味で勝負、という感じがしてね。


(↑手提げバッグ型の容器もかわいい)

で実際はどうかというと、

こちらのチョコレートアイス、ちょっと
食べた事がないくらいおいしくってですね、

甘くない大人の味で、
シンプルだけどとても上質な感じ。

チョコの味が濃厚だけど、でも口当たりが
ふんわりなめらかであっさりとしていて

毎日でも食べたいくらい。

  

調べてみるとこのお店、

シンガのとある弁護士夫妻が趣味で作って
いたお菓子が評判を呼んで、こだわりの
パティスリーを開いたのが始まりとか。

ローカルの雑誌のアイスクリーム特集でも
「ベスト オブ チョコレートアイス」の
お店に選ばれていましたよ。

この店舗、一見チョコアイスだけの販売ですけど
予約販売、ホールのみのチョコレートケーキも
あるらしいぜひ食べてみたいものです。

おいしい洋菓子にあまり出会えない
なんて、ぼやいてごめんねシンガポール~!

おうちでマサラティー。

2009-06-29 | リトルインディア&インドなもの
ムスタファで見つけた、マサラティー用の
スパイスミックス愛用中。



ジンジャー、シナモン、クローブ、カルダモン、
ブラックペッパー、ベイリーフ

と、マサラティーの必須スパイスちゃん達の
便利なミックスパウダーでして

お茶葉にスパイス、を水とミルクで煮出して
きちんと作るほうがもちろんおいしいですけど

時間がない時は、カップのミルクティーに
これをササッとふって混ぜるだけで、

おいしいマサラティーのできあがり。

手ぬき不良主婦の私にふさわしい一品。(笑)

チェ・ゲバラ。

2009-06-27 | 本、映画、音楽
チェ・ゲバラという人の生き方、かっこ良さには
若い頃から憧れていました。

彼に最初に興味を持ったのは大学生の時。よくある
彼のベレー姿の肖像に「何と男前な人や~!」

…がきっかけという、おそまつな事ですが(笑)

その短い人生を、米国による経済的搾取から
人々を救う為の(と彼が信じた)革命にかけ、戦い
続けた彼の生きざまには今でもとても惹かれていて

この本を読んで、改めてじっくり彼の人生をたどり
何とも切ない気持ちになっています。



戸井十月さんの「チェ・ゲバラの遥かな旅」
(集英社文庫)

数年前NHKで、彼が処刑されたボリビアの
イゲラ村を始めとする縁の地を戸井さんが訪れ

関係者に取材し「人間ゲバラ」の姿をたどる、
という同タイトルのドキュメンタリーを見ましたが
それが非常に優れたもので

その戸井さんが書かれたゲバラ伝という事で
買ってみましたが

彼の「伝記」という事に徹して淡々と筆を
すすめられている戸井さんの文章がとても
爽やかで(思想的な内容ではないのが良い)

淡々としているからこそ胸に迫るものがあって

この本ならゲバラや当時の世相に詳しくない
世代の方でも、彼がどんな生き方をしたのか
(その弱さや人間くささも含めて)

しみじみ感じられるのでは、と思います。

終戦後人々が自分の保身と損得ばかり考えて
GHQにぺこぺこする中、ひとり日本の未来を思い、
敢然と立ち向かった白洲次郎さんもそうだけど

何かを守るため、巨大な力に媚びず恐れず
立ち向かう生き方に惹かれます。

今の日本に…そういう人はいないでしょうかね。
もしそういう人が現れても、きっと叩かれたり
揚げ足とられたりして潰されちゃうのが今の
日本ですものね(汗)

ちなみにシンガポールでも、ゲバラTシャツを
見かけると必ずオットが「ホラ、買わなくて
ええんか~」と言ってきます。

かなり心惹かれますが、さすがにこの歳で
しかも女の私には、ちょっと着にくいな~(泣)

上海ごはん。

2009-06-23 | ローカルごはん
先週末、久々にサンテックシティを
ぶらぶらしてきました。

サンテックといえば、風水にのっとって
4つの高層ビルとひとつの低層ビルが
5本の手の指のように配置され

その手のひらに当たる中央に巨大な
「富の噴水」(財富之泉)がありまして

ここにもの凄い「気」が流れ込み、
シンガの繁栄を支えているそうな。



巨大噴水が発するマイナスイオンに
周囲の空気は何ともさわやか。

まだこの国の地理を把握していない頃に
よく来てたので、ここに立つと来星当時の
ことを思い出します。

といっても、この日はイベントで噴水が
止まってて(汗)写真は以前のものでーす。

さて、富の噴水の周囲にはシンガの有名
お食事処(やその支店)が集結してますが

入ったことのないお店に入ってみよう、
ということで去年新しくできた



…渦点王?濁点王?

「どう考えても湯点王やけどな」と横から
冷静な指摘が。すんません(笑)

思いつきで入ってみたここ「Tang DianWang」
のお料理がとてもおいしくてビックリ。

広東系や福建系のお店では見かけない
ようなメニューがあるのも楽しくて

とくに新鮮だったのは



蓮の葉にくるんで蒸されたおこわ。
これはおすすめメニュー、ポークの梅風味。

ゴロゴロ入った角切りポークが柔らかくて、
あるかなきかの、主張しすぎない梅の酸味が
とてもさわやかで、美味!!

あとは野菜もの、お肉ものなど細かいものを
ちょこちょこオーダーしましたが、いずれも
味付けが私達の好みの感じで



特に写真の「キノコの白菜包みあんかけ」

お口に広がるキノコの滋味と、それを
引き立てる優しいあんのお味といったら

大衆向けレストランのお料理とは思えないぞ。

おいしかったわーまた行きたいわーと言いつつ
その後帰宅して、ローカルの新聞を読んでたら、
家庭面「Food」ページの「シンガの中華料理・
クラシックへの回帰」という特集で

オーセンティックな上海料理を出すお店
として紹介されていました。

地方ごとに異なるお料理のバリエーション、
ホント中国料理って奥が深いですね…

→TANG DIAN WANG(湯点王)ホームページはこちら


(私の体にも、良い気が流れ込む!?噴水付近の上空)

豹。

2009-06-20 | シンガつれづれ
ネコ科の猛獣が好きなのですが

その中でも豹がとくに好きで、豹を前にすると
異常にテンションがあがります。

シンガポール動物園で、豹の所に行くとこんな風に…



ん?ちょっと違う?あ、チーターだ(汗)じゃなくて



ん?コレも違うか?あ、ジャガーだわ(汗)



君たちは気のすむまで寝てなさいッ(汗)



そうそう!あなたよあなた~(ゼイゼイ)

ナイトサファリなので、写真が暗いのですが

こんな風に豹に、30センチ位の至近距離で会えるので
(間にはガラスがありますので念のため)

もう興奮をおさえきれない私なのです。

のんびりくつろいでいるだけだというのに…
この優雅さ。この気品。

ガラスにへばりついて見る私を「何してるの
この人?」というようにチラッと見やり、

そのまままた何事もなかったかのように
くつろぐ彼女の高貴さに、ポ~~ッ(泣)

いくたびに(と行っても数回しか行って
ませんが)何かしら新しい発見があり、
また行きたくなるシンガポール動物園です。

DIVA。

2009-06-19 | 本、映画、音楽
私が音楽の話をすると、どうも濃く
暑苦しいものばかりになりがちですが

今日はあっさりと爽やかめの作品で
まいりたいと思います。

サラ・ブライトマンの大ヒット盤
「DIVA」は、シンガポールに持参した
お気に入りCDの中の1枚でして

朝、音楽をかけないと脳が起きてこない
私の「朝CD」でもあります。

(といっても「バーン!バババババーン!」な
1曲目「オペラ座の怪人」は外しますが・笑)



このアルバムとの出会いは、彼女の
「Time to say goodbye」がきっかけ、
という結構ありがちなパターンですが(笑)

女神の歌声に、しびれます。

驚いたのは

プロコルハルムの「青い影」、ジプシー・キングスの
「トゥ キエーレ ボルベール」など

私が昔から好きでずっと聴いてきた曲が
いくつも入っていたことで

中でも特に印象的なのは「ネッラ・ファンタジア」。

これまた私の好きな映画、デ・ニーロとJ.アイアンズ
主演の「ミッション」のテーマ音楽で

→サントラで「ガブリエルのオーボエ」とだけ
記されている、巨匠モリコーネ作曲の有名な
メロディに歌詞をつけたもの。

この曲に歌詞?って最初は不思議な感じでしたが

サラさんはその深い美しい歌声で、原曲の美しさを
よりスケールアップさせ見事に歌い切っており、
感動です。

映画「ミッション」(1986年)は、18世紀の南米で
命がけの布教を行ったイエズス会宣教師の運命を
描く壮大な物語で

カンヌでパルムドールを受賞した名作、
覚えておいでの方も多いと思いますが



作品に登場する南米の自然の雄大な美しさや

J.アイアンズ扮するガブリエル神父が南米の森の中、
未開の地の人々の心を音楽で開こうと、この曲を
オーボエで演奏する場面の美しさ

デ・ニーロ扮する冷酷な奴隷商人メンドゥーサが
自分の心・肉体と戦い、神父に導かれついに改心
する過程の美しさ(激しさ)

先住民族を奴隷狩りの対象としか見ないスペイン・
ポルトガル軍が、ガブリエルら宣教師と人々が
作り上げた理想郷を攻撃し人々を虐殺する中
(「グァラニーの戦い」という史実)

彼ら先住民族を守るため、共に抵抗しついに果てて
ゆくガブリエルやメンドゥーサ達の姿、その悲しくも
感動的な最後の場面の美しさが

この「ガブリエルのオーボエ」のメロディを聴くと
いつもリアルに胸によみがえってきて

涙がこぼれます。(号泣)

観るたびに色々な事を考えさせられる、今でも
とても好きな作品なのです。

ん?DIVAの話をしていたのが、いつの間にか
ミッションの話にかわってますね。

しかも、あっさり爽やかはどこいったんや~

話を戻しまして

繊細で伸びやかで、深く美しいこの歌姫の声、
元々はクラシックでなく、ミュージカル系の
歌い手さんだというのがとても信じられないですが

前述の「ネッラ・ファンタジア」を含め、他にも
サッカーW杯のアンセム「クエスチョンオブオナー」
など聴きどころ満載のこのアルバム、

今さらですけど、オススメです。

お国びいき。

2009-06-18 | リトルインディア&インドなもの
先週久々にリトルインディア・セラングーンRdの
DVDショップをのぞくと、いつもの大将がいなくて

まあいいか…とお店の一番奥の、
タミルDVDコーナーを眺める私に

お店のおっちゃん(初めて見る顔)が
「ボリウッド?」と聞いてきた。

おっちゃん、何だかすました表情で…
もしボリーなら

「君~ボリーを探してるなら入り口の所。
ここにあるのはタミル映画なのですよ」

と教えてあげましょう的な雰囲気。

ニヤリ。「いや、タミル映画探してるよ」
…といった瞬間の、おっちゃんの顔が
嬉しそうにパッと輝くあの感じ。

こちらまで幸せな気持ちになるんだなあ~


↑スルヤーと、タミルの至宝カマル・ハサンの
最新作ゲット。

世界的にも脚光を浴びつつある、ムンバイ発
ボリウッド映画。…がお目当ての人は多そうで

こうした場面で「いやいやタミル映画が好きで」
というと「そうか!そうなのか!」と非常に
喜ばれるパターン多し。

(そしてヴィジャイをすすめてくれる・笑)

そんなタミル系の人達の、お国びいきが
何とも微笑ましい。関西人の私には、妙に
共感できる所もあったりして(笑)


(おっちゃんのお店。でもBollyも豊富にあるよ)

リトルインディア、
週末は本当に人が多くて

さすがにインド系男子の出稼ぎさん達が何千人も
集まってくる週末は、時折警察が巡回してるけど

これがクラークキーとかだと、警官が自動小銃を
普通に抱えていたりするわけで
(欧米人が多いので、テロの警戒絡みかも)

とくに土曜日はインド系家族連れや女性も多いし、
日曜日はものすごい数の人だけどのんびり平和。
本当に楽しい街です。

今週末は、トリシャ主演のほのぼの映画の
字幕版(探してたんです、コレ)が入荷すると
おっちゃんが言ってたので

また行ってきまーす。

浅野温子さんの語り舞台。

2009-06-17 | 本、映画、音楽
ふと思い出しましたが、今日は奈良・率川神社の
三枝祭の日じゃないか?

三島由紀夫「奔馬」の中で「世にも美しい祭」と
表現されている別名「ゆり祭り」。

ささゆりの素朴で優しいピンク色と、巫女さんの
優雅な舞の、この世のものとは思えない美しさ。

…を前に見に出かけてから、もう2年もたちます。

とそんな事を思い出したので、
ついでに浅野温子さんのお話を。

じつは先日、千住真理子さんのインタビューを読み
マジ泣きした美容室の、

別の雑誌でもうひとつ印象的な記事に出会っていて

それは女優の浅野温子さんが数年前から、

古事記を語る「語り舞台」を、神社を舞台に行う
その活動で全国を回っておられるというもの。

彼女がいわゆるトレンディ女優として
一世を風靡していた頃を知る世代の私には
(年齢がバレますね・汗)

その後、こんな風に日本の心を伝える地道な活動を
続けておられたという事が非常に新鮮でもあり、

またその活動にかける彼女の思いの
美しさ・純粋さに感動します。

ちなみに浅野さんは現在、国学院大学の
客員教授もなさっているとか。(古事記研究)

神社や古い日本の神様のお話については
語りたい事は山ほどありますが

私の感想をくだくだと述べるのはやめにして

ただブックマークに公式サイトへのリンクを
貼らせて頂いたので

ご興味のある方はぜひ、訪ねてみてくださいね。

今年の9月には、私の心の故郷・西宮戎神社でも
行われるそうです。うう~一度拝見してみたい!

こういう話をしていると、
とても日本に帰りたくなりますね。

と、このお話をどうしても書きたくなったので
今日は3本目のUPになりました。(汗)

アテモヤ。

2009-06-17 | ローカルごはん


ドリアンにせよジャックフルーツにせよ、
最初に食べてみようと思って実行した
人は素晴らしい、と思うのですが

これも相当かわった形をしています…

バンレイシ(和名・釈迦頭)と、甘いだけのそれに
チェリモヤがかけ合わされたというアテモヤ。

黒いポツポツは、傷んでいるのではなくて(笑)
これが出てきたら食べ頃という事で



冷やして頂くと

ふんわり甘酸っぱくて(甘みのほうが強い)
食感が微妙にシャリシャリとして

アイスクリームのようなシャーベットのような
不思議な、だけどクセになる味わい。



ちなみにタミル映画の、お祭りの場面で
この果物がお皿に山積みになっているのを
見たことがあり

(アジットの「Thirupathi」だったか
「Paramasivan」だったか)

きっと南インドでは、一般的な果物
なのでしょうね。

ところで、あまりにおもしろい形なので
UPしてみましたが

甘みの感じが、かなりまったりと濃厚なので
(ちょっと、熟させすぎたか?)

私は甘みと酸味のバランスの絶妙な
マンゴスチンのほうが好きですなあ。



ちなみにマンゴスチンはキロ数Sドル。

和食材は高くつきますが、フルーツは安い。
人生、全てを求めるのは、なかなか難しい
ということですかね(汗)

タミルな果物、タミルな野菜。

2009-06-17 | リトルインディア&インドなもの
ムスタファで買ったタミル語勉強本。

…の片方は、チェンナイで印刷された
手作り感たっぷりの素朴なものだけど

これをパラパラと眺めているだけで
南インド、タミルナドゥの人々の生活が
ちょこっとかいま見えるのがおもしろい。

たとえば「よく使う単語・果物編」

上から順番に

バナナ
マンゴー
ジャックフルーツ
ぶどう
レモン
いちじく
グアバ

日本では、けっしてよくは使われないと
思われる
単語づくし・・・

でも、南インドではこれらが生活に密着した
果物という事になるのでしょうね。シンガと
同じ、亜熱帯ならではの果物が並んでる。


(でかい!でも甘くてシャキシャキのジャックフルーツ)

日本だとりんご、みかん、バナナ、ぶどう、
もも、さくらんぼ…といった感じ?

ちなみに「野菜編」はというと、
上から順に

ココナッツ
たまねぎ

じゃがいも
トマト
オクラ
ドラムスティック
キャベツ
だいこん

南インド系お料理に欠かせない、
マストアイテムのオンパレード!

一番がココナッツって日本では
ありえない(笑)

ちなみに「ドラムスティック」は、南インドごはんに
お味噌汁のごとくついてくるサンバルに入ってる、



オクラのブツ切りみたいだけど皮がやたらと硬くて、
シガシガ噛んで皮だけ残して頂くお野菜。

南インドごはん初心者の頃は、それを知らずに
「かったいな~」と思いつつ皮も食べていた。(笑)

これも日本だと、にんじん、大根、玉ねぎ、
じゃがいも、トマト、なす、キュウリ…あたりか?

ほかにも「動物編」のトップに登場するのが
象だったり、「鳥編」だと孔雀だったり

これを作ったタミルの人達にとっては
生活・宗教に関わるなじみ深い言葉、

が外国人の私には全然なじみ深くない所に
(笑)文化の違いのおもしろさを感じます。

ところでバナナのタミル語をローマ字に
あてはめると「VAAZHAIPPAZHAM」。

う、わ、わぁーらっぱらん?

○▲×☆◎~!!!

タ、タミル語…趣味の範囲に
留めておくほうがよかろうな・・・(泣)

ムスタファ・アネックス。

2009-06-16 | リトルインディア&インドなもの
ムスタファセンターに、
別館があるなんて知らなかった!!

というか、これまで毎度々々その建物の前を
通っていたのに、先月まで気づかなかった。(汗)

だって1階のショウウィンドウに並ぶ、
キラキラ派手~なサンダルやミュールに
安い靴屋さん?と思い込んでたのです。(泣)

セラングーンRdと、シィド・アルウィRdの交差点。
イスラムモスク、マスジッド・アングリアのお向かいの

白い壁の、きれいなショップハウス。
本館から徒歩1分のこの別館には



靴類と、薬品・香水・石鹸などの日用品、
あとは携帯電話と一部家電小物。

さらに2階は肌着・洋服から
カジュアル系インド服まで衣類全般。

そういえば本館であまり見かけない、
女性向けのカジュアルなインド服が豊富。

うめだ阪急・メンズ館ならぬ
ムスタファ・レディス館、メンズ・お子様用も
取り揃えております兼ドラッグストア
という感じか?
書いててわけがわからない(笑)

面白さでいえば本館の比ではありませんが、ここは
売場も通路も広々としてお客さんも少ないので

いいものもオモシロ系も含めゆっくり原料などを
チェックしたい石鹸や洗浄料なども、のんびりと
見られるのが良い。

本館では、それらは最も狭くて人が多くて
商品も多い超渋滞エリアにあり

「エクスキューズミー!」「エクスキュース!」に
常にさらされてちょっと落ちつかないし

香水売場も、1階のトイレの隣というこれまた
にぎやかしい(というかすごいセンスの)場所にあり

あまりゆっくり見られないので…
と、その雑然としたも雰囲気が好きなんですが(笑)


昼間のムスタファ本館

ムスタファカフェもムスタファ両替所も、
ムスタファ旅行社までも…全てがそろう、
リトルインディアのランドマーク。

もしかすると「私の知らないムスタファ」が
ほかにもあるのかもしれません…

6月のひとりごと。

2009-06-15 | シンガつれづれ
けっこう保守的な私達夫婦は

日本にいた頃も、ここと決めたら
そこばかり…の傾向・大でしたが、

こちらで毎週末、予定に入れてる
必須アイテムはというと

歩いていけるジューチアットRd、15Sドル
スティームボート@重慶正宗老火鍋と



ムスタファセンターを含む
リトルインディア訪問で



それにこの辺りが加わってくれたりしたら

 

それからまた1週間、暑さに頭痛がしようが
石の床の掃除でヘトヘトになろうが
和食材の高さに、財布とにらめっこになろうが

酔っ払って部屋を間違った白人がウチの
玄関扉を殴りまくって大騒ぎになろうが
(→実話)

結構楽しく暮らせてしまいます。

このブログを始めた頃は

自分の好きなジャズやアートやタカラヅカ、
西宮&芦屋・神戸の老舗のカフェやパン屋さん、
たまにはオシャレなイタリアン…

そんな雰囲気で、いきたいわあ♪
などと思いながら綴っていましたが

あれよあれよとシンガポール。

こちらでインド映画と安美味
ローカルフードにのめり込み、

ハイティーもお買物も全く登場しない、
オシャレにはほど遠いブログになってます。(笑)

昨年の今日、オットが単身でシンガに
飛び立ちまして、あれからもう1年。

早いものです。

これからも、読んで下さる方にほっとひと息
「フフッ」となって頂けるような

あるいは「好きなのはわかったから!
しつこいなあ~」と嘆かせるような?内容で

のんびり綴っていきたいと思います。

ひとり紅白歌合戦。

2009-06-12 | 本、映画、音楽
私の基本的な音楽(鑑賞)生活は、
洋モノの古いジャズやロック、民俗音楽
などのエモーショナル系中心なわけですが

サザンも好き、そしてひそかに一部の
古い昭和歌謡も好きな私の趣味を

知り尽くした母からの粋なプレゼント。
「桑田佳祐・昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦」

母のセンスに唸ってしまいました~



ほぼ毎年なさってるAAAライブの昨年版。

昭和の名曲を、桑田さんが(時には扮装も
まじえつつ)延々61曲歌い綴るこのライブ。

(「ヒロシ&ハラボー」のデュエットが
1曲あるので、厳密には60曲ですね)

越路吹雪、藤山一郎に始まり、白組大トリ・
和田アキ男さん「あの鐘を鳴らすのはあなた」まで

最高のパフォーマンスでしたよ♪

収録されている曲の半分以上が
私が生まれる前の曲にもかかわらず
なぜかほとんど全部がわかる私は

とくに昔から、日本に限らず'60~70年代
当時の文化や音楽、時代の空気感がすごく
好きなこともあって

OL時代、同僚や先輩方から
「mkは昭和ひとケタ生まれなのよね」と
いつもネタにされていたものです(笑)

実際、同世代の男性よりも、団塊世代=
ジャズとロックと昭和歌謡、な男性方と
お話することのほうが、楽しかったりとか(笑)

(そのかわり'90~2000年代
以降の邦楽事情はさっぱり)

そんな昭和な私は、ちあきなおみさんの
「喝采」など今でも大好きなのですが

昭和の名曲って、希望に満ちた曲だけでなく
悲しい曲や別れの曲もとても多い。

でも、心に残るメロディや、シンプルだけど
深い歌詞を持つ、とても印象的なものばかり
なんですよね。本当に素敵です。

それを、見事に自分のものにして
歌いまくる桑田さんがまたカッコイイの。

さらに桑田さんのソロワークやサザンのライブでも
おなじみのミュージシャン、これまた私の好きな
斎藤誠さんのクールなギタープレイも堪能できるので

しばらくの間、インド映画をお休みして
こればかり見ていそうな気がします。(笑)

ヅリアン。

2009-06-12 | ローカルごはん
サテーストリートでサテーを食べたら

ついつい隣の巨大ホーカーズ・ラウパサで
別腹デザート。

ラウパサは観光客の方にも人気だそうで、
どのストールにもメニューの日本語表示が
ありますが

デザート屋さんのメニューの看板にも



「マンゴミルクアイス」
「イチゴミルクアイス」

ふむふむ、お次は・・・?と見ると



「ヅリアン」

ヅ・・・ヅリアン!
アカン、笑いがとまらへん(泣)
しかも、サワーソープとアイスミルク・・・

さわやかフルーツの「サワーソップ」を
知らない方がこれをご覧になった場合、

一体どんな味を想像されるのか!

字ヅラも響きもあまりに可笑しく大爆笑。
ヅリアンアイス、オーダーしたい気持ちが
かなり高まりましたが

この日はおいしくデザートを頂きたかったので

未知のものへのチャレンジは断念。
でも、今もかなり気になってます・・・


かき氷、左上から時計回りに
フルーツ&サゴ、マンゴミルク、杏仁&ロンガン

通常のシンガおやつよりちっちゃめですけど、
サテーで満腹の時はむしろちょうどよかったり。