TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

スープ・レストラン。

2008-11-30 | ローカルごはん
薬膳スープで有名なSoup Restaurantの名物料理、蒸し鶏の生姜ソース添え。
各所で美味しいと耳にしていたので、蒸し鶏大好き&生姜中毒な私はずっと気になっていたのです。



これが噂の「三水姜茸鶏」=Samsui Ginger Chiken。
これらをシャキシャキレタスにくるんで頂きます。

ただ単に蒸した鶏を、生姜のソースで頂く…それだけの事なのに。
「・・・・・。」(沈黙)

ほとんど口もきかずに、黙々と食事を続ける我々夫婦。
時折二人とも「むむむ…」と声にならない声を発します。あやしい…(笑)
一言だけ申し上げるならば…この、生姜ソースにつかって溺れてしまいたい(笑)

我々がオーダーしたのは、お得なお昼の2人用セットメニュー。他には…白身魚の蒸しもの、ベビーカイランの炒めもの、かたまりの人参と、スペアリブがごろりんと入ったコーンスープ。これらに白ご飯がついてきます。

どのお料理もお味はとてもシンプル。上の白身魚のソースも、色は濃いですがさっぱり薄味なんですよ。いずれも調味を最小限に、素材そのものの滋味が引き出されている、という感じ。あっさりしていて、非常に日本人(関西人?)好みかも。

蒸したお肉やお魚に、たっぷりの野菜。体が喜んでいる声が聞こえてきそうな、Soup Restaurantのお料理達でした。



国内各所に支店あり。オーチャードのパラゴンや、スコッツロードのDFSにも入っているので、旅行者の方も行かれやすいかも。

サバイバル・バイブル。

2008-11-28 | 本、映画、音楽
まさに我が家の'バイブル'です。

柘植久慶氏。
傭兵としてコンゴ動乱やアルジェリアに赴き、その後アメリカ陸軍特殊部隊、いわゆるグリーンベレー大尉としてヴェトナム戦争を戦い、厳しい訓練と実戦の経験を通して高度なサバイバル=生き残りの術を身につけた男。

その柘植氏による「サバイバル・バイブル」には、私達が実際に遭遇し得るさまざまな緊急事態において生き残る術、そしてそのための日常の備え…準備しておくもの、心がけておく事、いくつもの大切な事が書かれています。

もしも、自分が航空機事故に遭遇したら。
火災に巻き込まれたら。
大地震が起きたら。
山で遭難したら。
強盗に襲われたら。
外国で、クーデターに遭遇したら。

例えば私は航空機を利用する時、いつもここに書かれている柘植氏の指導を頭に叩き込んでから搭乗しています。

また、海外赴任にあたり「海外での危険から身をかわすには」の項も、非常に参考になりました。(シンガポールは非常に安全なので、そこまでの危機意識は必要はないのですが…いつ何時、何が起こるか分かりませんものね。)

特に日本はいつ大地震が起こっても不思議のない状態。柘植氏は「その時」にしなければならない事、その為に備えておく物、全てを詳しく書かれています。

自分と、自分の大切な人達が生き残るためにできる事。

ただし柘植氏の指導は、高度な判断力と腕力に裏打ちされるハイレベルなものである事も多く、なかなかその全てを実践する事は難しいのですが…(泣)

興味の湧かれた方は、ぜひご一読をおすすめします。
我が家のものは初版で古いのですが、現在は「21世紀版サバイバル・バイブル」という改訂版が集英社から文庫で出ているようです。

連れ合いがミリタリー好き&柘植さんの大ファンなもので、マニアックな本のご紹介になってしまいました。(汗)でも、危機管理意識がバリバリ高まる事請け合いです。

CHEENI KUM。

2008-11-27 | リトルインディア&インドなもの
見つけた~!!
インド映画「CHEENI KUM」のサントラ盤。

インド系向けチャンネルのVasanthamで、たまたま見た映画「CHEENI KUM」。
これがすごく良かった。

ロンドンのインドレストランのオーナーシェフと、年の離れた女性、年の差カップルの大人のロマンス…

と、ストーリーは至ってシンプルですが、とても洗練された雰囲気で映像も美しく、ハリウッド映画かと見まごうような完成度。素敵な作品です。インド映画におきまりの?群集による、歌と踊りのアンサンブルも入らない。なんていうと、詳しい方に「そんな事はない!」と叱られそうですが(汗)

音楽も、お洒落で素敵…なんだけど、微妙にメロディや節回しにインドを感じさせる所がすごく良くて、すっかり気に入ってしまった私。

ちなみに「CHEENI KUM」の主演はインドの国民的俳優アミター・バッチャン、相手役は美形女優のタブーですが、このタブーの成熟した大人の美しさ…ゾクゾクするほど魅力的です。アミター氏も、重厚な雰囲気…だけどちょっとかわいいオジサマ、をいい感じに演じておられます。

日本ではDVDが見られるのかな?私は英語字幕での鑑賞で、視神経がちぎれそうになりました(笑)しかも、私の英語力ではところどころ内容がわからないというね(笑)それでもすごく良かったので、これで日本語字幕だったら…と。残念です、トホホ。

ところでインド映画を「Bollywood」作品、と呼ぶ事を初めて知りました。面白い響きです。

チキンライスブーム。

2008-11-26 | ローカルごはん
以前にもこのブログでご紹介したチキンライス。(リンク→「海南鶏飯。」)
最近、日本でとても流行っていると聞きます。シンガポールでは和食ブーム、日本ではシンガ料理がブームだなんて、楽しいですよね。

上質で美味なホテルメイドのチキンライスも良いですが、ホーカーズの喧騒の中で頂く普段のチキンライスも捨てがたいです。
こちらはチャイナタウン、Maxwell Foodcenter にある「天天海南鶏飯」のもの。天天は日本のガイドブックでもよく紹介されている人気店で、いつ行っても長~い行列ができています。


ぷるるんチキンに、ふかふかの炊き込みごはん。スープもついて、お腹いっぱい!これで$2.8(200円くらい)。美味しいよ


↑Maxwell。この中に100軒ほどのストールが入っています。チキンライス以外にも、美味しいお店がたくさん!政府観光局による郷土料理紹介のボードには、日本語表記もあり。


Maxwellのある、South Bridge Rd。左手がチャイナタウン…ですが、実はこの同じ通りに仏教寺院、ヒンドゥー寺院、イスラムのモスクが並び建ち、まるで平和なシンガを象徴するかのようです。

チキンライス、ガイドブックに載らないローカルさん御用達の名店もたくさんあるようなので、ぜひもっと試したいですね。

ところで、大阪・難波に「宏亜楼」さんという美味しいシンガポール料理店があるそうです。妹曰く「すごく美味しい~チキンライス、シンガと同じ味がした!」との事で、すっかり気に入っている様子♪こちらのお店、大変な人気で、来月半ばに店舗拡張・リニューアルオープンされるのだとか。

ラクサやバクテー、チャークウェイティアオにフィッシュヘッドカリーまで!さまざまなシンガのローカルフードが頂けるそうです。日本へ帰ってもこの美味しいシンガ料理が食べられると思うと…嬉しいわ~いい時代に生まれて良かったわ~

「宏亜楼」
〒542-8510 大阪府大阪市中央区難波3-7-3
※各線難波駅より徒歩1分 
TEL 06-6643-5788

でも…シンガのチキンライスがメジャーになってしまったら…あの、ケチャップごはん風の懐かしい洋食チキンライスさんの立場はどうなってしまうのか!?まあ、今後の経過を、見守るとしますか…

手作りマフィン。

2008-11-25 | ローカルごはん
前出・チリクラブのお店を教えてくれた中華系シンガポーリアンのWeeは、とってもグルメな女性。
食べ歩きも好きですが、お菓子作りも大好き。

「お菓子づくりは私にとってのストレス発散なのよ~!」
…というWeeが作ってきてくれたのが、こちらのマフィン。



これが、素人さんのホームメイドとは思えない美味しさでした。
お味といい、食感といい、日本のちょっとしたお店の焼き菓子を余裕で上回るレベル!

アーモンド味のほうは優しく、ほどよい甘さ。
チョコのほうは、少しスパイスを加えたような大人の味わい。
Weeのプロかと見まごうお菓子の腕前に、本当にびっくりしました。

お菓子づくりを上手にされる方って、本当に尊敬します。
お菓子って、分量の加減とか、工程とかがとても…
大ざっぱで面倒くさがりのmkには、至難の技で(汗)
もっぱら食べるほう専門です(笑)

そのWeeがまた美味しいチーズケーキのお店を教えてくれたので、
ぜひ今度レポートしますね。

チリ・クラブ!

2008-11-22 | ローカルごはん
食いしん坊で、美味しいお店をたくさん知っている連れ合いの同僚・Wee(シンガポーリアン)のオススメ、ロバートソン・キーの「Redhouse」に行きました。「チリクラブは、私はここのが一番好き」との事。



シンガの名物料理・チリクラブ!
来星4ヶ月、いまだ未経験だった私。
何故なら…こちらのシーフードのあまりのヴォリュームの凄さに恐れをなし、勇気が出なかったのです。(汗)

おそるおそるチリクラブと、サイドにベビーカイランの炒め物、それからチリソースをぬぐって頂くマントウ(蒸しパンみたいなの)をお願いしてみました。

待つことしばし。

こちらへ向かってくるウェイターさんの持つ、巨大なお皿のあの赤い物体はもしや…



これが噂のチリ・クラブ。
でかいです。この爪にはさまれたら、痛そうです。

蟹用のペンチみたいなので殻をバキバキつぶしながら、ぶ厚いカニの身をもりもり頂くのは、日本で松葉ガニをカニフォークでそっと取り出して頂くような繊細さ?とは全く違う趣ですが、これはこれですごく楽しい。そして美味しい!甘み、酸味、辛さのバランスが素敵なチリソースが、カニの身にとてもよく合います♪

(チリクラブのカ二はインドやインドネシア、スリランカのものとの事。カニそのものの風味は、松葉ガニに比べると大味に思いますが、ヴォリュームがそれを十分カバーしています)

手はベトベト、お口の周りは真っ赤になりますが(笑)オープンテラスでシンガポールリバーの気持ちの良い川風に吹かれつつ、お箸(というか手?)もビールもすすみます。



お腹がいっぱいになった後は(何とか2人で食べきれた)、風が気持ちよかったのでリバーサイドを少し散歩してから帰りました。

最近は日本でもシンガポール料理がブームだとか…東京にチリクラブを出すお店ができた、と先日こちらの新聞にも載っていましたよ。機会があれば、皆さんもぜひお試し下さいね。

それにしても、元気になったと思ったらやっぱり食いしん坊に走る私ですね。(汗)

夏のクリスマス。

2008-11-21 | シンガつれづれ
皆さまお元気ですか?
すっかりご無沙汰してしまいました。

その後の私、日本のような四季の変化のない、ずっと夏!な環境に体が適応しきれなかったようで…。(汗)風邪をひき、良くなったかな?と外出してまた風邪をひき…と何ともまあ情けない日々を過ごしておりました。

こちらは雨季。朝晩とても涼しく、ようやく私も元気を取り戻しまして、久々の更新です。
ご心配下さった皆さま、ごめんなさいね。(泣)

さて。
シンガポールでは11月に入った瞬間から、街中がクリスマスの飾りでいっぱい。
先週からは、オーチャードロードのクリスマスライトアップも始まりました。
という事で、今日は街で見かけたクリスマスデコレーションをちょこっとご紹介。


オーチャードで。


これもオーチャード。並木からたくさんの光るキャンディが吊られています。


マリーナスクエアで。色とキラキラ感が結構好きです。

 
どちらもNgeeAnnCity高島屋で。


右上のツリーは、実はたくさんのクマちゃんでできています。

日本は一気に冬の声が聞こえてきているそうですね!
クリスマスライトアップも、そろそろ始まる頃でしょうか?
皆さまも、急激な気温の変化に、お風邪など召されませんように…

それにしても汗をふきふき歩きながら、街に流れる「きよしこの夜」や「赤鼻のトナカイ」を聞くのは…
何とも不思議な気分ですね。