TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

チュリ。

2009-04-30 | リトルインディア&インドなもの
衣装屋さんや生地屋さんの多いDunlop Street。



リトルインディアにはサリーをはじめとする
インドのお衣装もたくさん売られていて、
憧れますが…

さすがに着る機会がないぞ、と断念の日々。(汗)

なのですが、ガラスのバングル・チュリの
「安かわいさ」にはすっかりはまってます。

タミル映画は、ハリウッド的なBollyよりも、
女優さん達が伝統的な民族衣装で
登場するシーンが多い気がする。

とてもカラフルな民族衣装に、
おそろい色のチュリを合わせて…
髪にはジャスミンの花飾り。

何ともかんとも美しい。(涙)



ガラスのチュリは、気をつけないと
(ガラスなので)すぐに壊れますが、

チュリ同士がぶつかる、
ガラスならではの涼やかな音、
壊れやすいはかなさがまた良かったり。

チャンスがあればぜひ本場インド
(それも南のほう)に行ってみたいものですが、

今は気分だけ、この国で感じさせてもらっています。


↑夫の好きな、ナヤンターラー。
今風ルックの時とのギャップが魅力ですのう。

チャンギ空港で。

2009-04-29 | シンガつれづれ
上海から戻った夫が、チャンギでもらってきました。



豚インフルエンザの注意喚起と、
症状が現れた場合の緊急連絡先。

右側部分にはミシン目がついており、
切り取ってパスケースや財布に
入れられるようになってます。

4月25日の日付が印刷されてる。
仕事が速いです。

ただいま全乗客、サーモグラフィで体温スキャン中。

チャンギの他、セレター空港や各フェリーターミナル
でも実施されているそう。

今のところ、感染者は出ていません。

念の為マスクをして出かけたい所ですが、
誰もマスクしておらず、過剰反応かしら…
と思ったり。

夫は「この国は、ホンマにやばくなったら
政府が(TVも)そう言ってくれるから、
今はそれほど神経質にならなくてもOK」
といいます。

フム、確かにそうかもしれん。

ユニクロ人気。

2009-04-28 | シンガつれづれ
4月はじめ、シンガポール郊外・
タンピニーズのショッピングセンターに
ユニクロ・シンガ1号店がOPEN。

話のタネに、と飛んで行かれた
駐在奥様もおありでしょうね。

駅ひとつ先のパシリスで用事が
あった日、早めに出かけて
タンピニーズでMRTを降りてみたら、

タンピニーズの駅中に、ユニクロの
広告が打ってありました。

そしてユニクロ、すごーい人・人・人。(驚)
OPEN当初は入場制限・長蛇の列だったとの事。

この日はさすがに、そこまでではなかったけど(汗)
老若男女、手に手にユニクロ・ウェアを
抱えたローカルさんであふれてましたよ。


(タンピニーズの駅で)

日本いた頃、今の日本は広い世界の中で、
存在感をどんどん失い、取り残されていってる、
と思ってました。

でもそれって実は、マスメディアの偏った報道に
そう思わされていただけなんじゃあ・・・?
とシンガポールに来て感じています。

この国の人々は、総じて日本への関心が高いよう。
日本料理に日本車・アニメの人気はもちろんのこと、
色んなキャラクター・グッズもJ-POPも皆さんよく
知っておられるみたい。
デトロイト・メタルシティも大好評でしたしね。(笑)

国営チャンネルCNAがアジアの優れた商業デザインや
工業デザインを紹介する番組にも、毎回日本の
クリエイターや製品が登場しますし、

アジアで、日本に親しみや関心を示してくれるのは
台湾の人達だけなんじゃあ・・・と思っていた私は、
来星当初大いに驚いたものです。
シンガは、日本人を元気にさせてくれる国ですね。

ウナギもチャワンムシも、そのままの日本語で
定着してるなんて、ホントびっくりです。(笑)

危機管理。

2009-04-26 | シンガつれづれ
こちらでも、昨日から「Swine flu outbreak」
豚インフルエンザ問題のニュースが続いています。

チャンギ空港でも渡航客の体温チェックが行われていて。
今のところ感染者は出ていないそうです。

シンガポール政府の対応が速そうなのと、
こぢんまりした「ほぼ島国」なので
日本のように水際での阻止が可能だろう、

と冷静に考えていますが、やはり外国で
こういうニュースに遭遇すると緊張しますね。

自宅の備蓄品はOKなのですが、まだまだ私の
パンデミックに対する危機意識が低かったようで・・・

出張の夫に、抗菌マスクを
持たせるのを忘れていました。(泣)

出発は発生前、渡航先はアジア・・・とはいえ、
気のゆるみに反省です。

皆さんも、情報収集をしっかりされて、
十二分にご注意下さいね。

プロッヒタム。

2009-04-22 | ローカルごはん
しばらくリトルインディア話が続いたので、
読んで下さる皆さんにもちょっと休憩して頂いて(笑)

おやつタイムにはいつもお客さんでいっぱい、
これまで何度か記事にしました、リャンシアSt・
アーチュウデザートの美味おやつ。久々ですね。

「プロッヒタムwithアイスクリーム」↓



黒米の入った冷たいお汁粉に、バニラアイス。
あずきのお汁粉風のこの味わいが、

日本人には何だかうれし懐かしい。(泣)

黒米の風味が香ばしく、アイスなしの
「プロッヒタム」ももちろん美味ですが、

「あんぱんと牛乳」の組み合わせを愛するあなた
(というか、私と夫…)にはぜひ「withアイス」の
オーダーをおすすめします。ホットもあるよ。

これは「ギンコ、バーリー&ビーンカードスキン」



ギンコ(銀杏)、バーリー(大麦)のツブツブ、
崩したビーンカードスキン(湯葉)入り。

お味は、沖縄のあの魅惑の飲みもの
みき屋の「みき」をちょっと感じさせるような、
(みき屋の「みき」の大ファンです)

暑い中、ほてった体がスーッと落ちつく
素朴でやさしい味わい。

本当にどのおやつも甘さひかえめで美味。
近所にあったら、毎日通うのに~(泣)な、
アーチュウデザートさんです。

インド菓子その2。

2009-04-21 | リトルインディア&インドなもの
先日、インド菓子の記事

>キョーレツな甘さの中に異文化の香りただよう
>インドのお菓子。他のものも、ぜひ試してみたいです。

と書きましたが…さっそく第2弾です。(笑)
この前と同じ、リトルインディアアーケードの
お菓子屋さんで買ってきた。



まるい「べサン・ラドゥ」は、ココナッツ風味で
グラハムクラッカーのようなザクザク感。なかなか美味しい。

口にいれるとホロリと崩れます。それほど甘くない。
あくまで、他のに比べてですけど(笑)

オレンジ色のグニャグニャは「ジャレビ」。
キャンディのような揚げ菓子のような、
サクッとしてジュワッ、な不思議な食感。

インドの超定番お菓子らしい、ジャレビ…
初めに感じた不思議さに慣れてしまうと、
甘すぎないし、香ばしくて、クセになる!
私は思いのほか気に入ってしまいました。

日本には絶対にない色とカタチも魅力的です。(笑)
このグニャグニャが、タミル文字に見えてきたりもする。

グニャグニャ型のカリポリ系スナック菓子も
あります。これはスーパーに売ってるムルク・ティビット。



そして茶色のはケ…ケ…また名前忘れました。(泣)
甘くてニチャニチャした、生姜入りヌガー風。

全体に、前回頂いたバルフィ類に比べると
甘さひかえめで食べやすい感じでした。
もしかしたら、前はインド菓子の中の「MOST 甘い」
を選んで買ったのかも…

今度はジャレビをまとめ買いしようっと。(笑)

ココナジュー。

2009-04-20 | リトルインディア&インドなもの
あ、暑いです。乾季真っ只中のシンガポール。
赤道直下の強烈な陽射しに、ジリジリ焦げる日々。

リトルインディアでも、暑くて暑くてフラフラ~(泣)
と、結局そこへ話を持っていくのですが。(笑)

この暑さの中、欠かせないのが…
喉の渇きが一瞬で癒える、リトルインディアの
街角ココナッツジュース。

好きなのを選んで兄さんに渡すと、ナタで
器用に割って、飲みくちを作ってくれて…



ヤングココナッツ。
パカッ♪



さっぱりしたココナッツ水を飲み終えたら、
その殻を再び兄さんに渡す。

するとナタでカンカン叩き割ってくれるので、
今度はスプーンで、白い胚乳層をすくって食べまーす。

緑のでっかいココナツのほうが南国感アリですが、
私はコチラのほうがクセがなくて好きです。
量もちょうど良い。



その辺にテキトーに並んでいる椅子に座り、
ラジニが頭でココナッツか何かを割りながら登場する
映画のワンシーンを思い出しつつ飲んでいると(笑)

次々とお客さんがやってきて途切れません。
ひとつ1.5Sドル。100円くらい。

実はこの後ムスタファのアイウェア売場のおじちゃんと、
タミル映画話でエライ盛りあがってしまったのですが(笑)

おじちゃんは帰り際、タミル語書くのは難しいけど、
話すのはすぐできるようになるよ~頑張って!と
ニコニコしながら励ましてくれた。(泣)

実はシティのとあるお店で、店員さんの感じの良くない
対応にムカムカし、その足でこの街に来た私。でも…

この街の人々とのふれあいのおかげで、私のモヤモヤも
全部どこかに飛んでいってしまいましたよ。
リトルインディア、心のオアシスです。

インド映画、週に6本。

2009-04-19 | リトルインディア&インドなもの
昨日に続き、インド映画のお話。

国営タミル語放送「Vasantham」での、
今まで週4本だったインド映画放映が
何と4月から週6本に増えた。

その多くはラジニやカマル・ハサーン、
ヴィジャイやアジットを始めとする
タミル作品ですが、

土曜日4時の枠はボリウッド、と決まってますし、
時にはテルグーやマラヤラムなどインドの他言語作品も。

Vasanthamで放映される作品たちは、これは
インド映画のレベルの高さゆえの事なのか、

観るものどれも「これはぜひDVDを入手したい!」
と思うような作品ばかりなのがすごい。

最近、実際にリトルインディアに走った作品は、例えば…



ボリウッド、アーミル・カーン主演の「Rang De Basanti」。
インド独立運動の勇士を描く映画の自主制作を通して、
イマドキの若者達が絆を深め合い、さらにインドの誇りに
目覚めてゆくという青春群像劇。

壮絶かつ感動的なラストシーンに私はオイオイ泣きました。(泣)
「スラムドッグ~」でオスカーを獲得した、A.R.ラフマンの
音楽がまた素晴らしい。(泣)



スルヤー主演の 「Vaaranam Aayiram」こちらはタミル。

軍人のスルヤーが愛する父の死を知らされる場面から、
物語は過去にさかのぼり…

両親の愛情に恵まれて育った彼の、最愛の人との出会いと別れ、
その哀しみから自暴自棄となった彼が家族に支えられ再生する姿、
もう涙なしには見られません。これも号泣必至。(泣)

DVD屋さんで常に「トップセラー」の札が貼られているこの作品の
音楽も名曲ぞろいで、TVやリトルインディアの街でもよく耳にします。

それにしてもVasantham。タミルにBolly、週6本とは…
インドでも、こうはいかないのではなかろうか?
(それともやっぱり、こんな感じなのかなあ?)

非常に嬉しいですが、ただ日々の生活もあるので…
全部はとても観られないのが、悩ましい。

アクシェイ・クマール来星。

2009-04-18 | リトルインディア&インドなもの
アカデミー賞受賞で大旋風、インドを舞台にした映画
「スラムドッグ$ミリオネア」
日本でも公開され、話題になっているそうですね。

インド映画も、今まで以上に脚光を浴びつつあるとか。

この機会に日本でも、さらに多くのインド映画が
公開されたり、入手できるようになるといいのになあ、
と思います。



さて少し前の事、新聞にこんな記事が。

Bollyの人気スター、アクシェイ・クマールが、
共演の有名俳優さん達と共に主演映画
「De Dana Dan」のロケでシンガに来る!

今週から撮影開始というこの作品は、
作中の舞台の70%がシンガポールになるらしい。

一ヶ月に及ぶ撮影は、セントーサやクラークキー、
ラッフルズ・プレイスなどシンガのあちらこちらで
行われるそうで、

運が良ければどこかで、Bollyの肉体派色男・
アクシェイに会えちゃったりするか?
とひそかに期待しております。(笑)

ちなみに監督さんのインタビューによると、
シンガロケは、映画映えする撮影スポットの
豊富さもさることながら、

スタッフの食事の面での心配がないのが良い、
他の国ではなかなかこうはいきませんね、との事。

インド系住民がたくさんおられるので、
北も南もインドの普段ごはん・材料が
十分そろうシンガポールならでは、ですね。



ちなみにBolly作品のシンガ長期ロケは、
2005年の「クリシュ」以来だそう。

リティク・ローシャン主演「クリシュ」は
Bolly版スーパーマンの感動物語ですが、
(TVで観てとても良かったので、思わずDVDを購入)

サンテックシティの富の噴水や、
ラッフルズプレイスの高層ビル群など、シンガの
おなじみの風景が本当にたくさん登場するんですよ。

「De Dana Dan」でも、シンガ風景がどのように
登場するのか…今から楽しみですね。

でも、私はBollyよりもタミル好きなので…
タミル映画の撮影隊が、来ないかなあ~

道端で大ゲンカ。

2009-04-15 | シンガつれづれ
道端でケンカしていたのです。2対2で。

声をあげて威嚇し合い、
もつれ合ったり、道を転げまわったり。

…といってもこれは、人間ではなく鳥の話で。(笑)

ある日のリトルインディアでのこと。
あまりの騒ぎに「どうしたんやこの子らは」
と、私は面白がって眺めていたのですが、

コーヒーショップで食事中のおじちゃん達も。
通りがかりのマレー系の子やインド系兄さんも、

みんな鳥たちの騒ぎに目をとめ、
足をとめ、笑いながら眺めてる。

携帯で撮影する人もいたり、目が合った男の子が
「Fighting.」って笑うので、思わず吹き出したり。



(問題の鳥。シンガにたくさんいて、いつも
ピヨピヨ、ピョロロロ~といい声で鳴いてる)

たくさんのギャラリーに見守られる中、
ケンカ騒ぎは5分くらい続いたでしょうか。

羽根も何もボサボサになってしまった彼らは、

「このくらいにしといたるわ!フン!」
というように、2・2で別れていった。

その様子を見て、ギャラリーも皆、
あれやこれやと鳥の話をしながら
それぞれに散っていったのでした。

へ・・・平和だぁ~~(泣)
何て平和なんだこの国は・・・

不況の中、シンガポールでも窃盗事件などが
増えつつあると聞きますが・・・

こういうのんびりと穏やかな光景には、
南国の人達の大らかさのようなものが
感じられて、癒されるなあ~

コンプリートの道遠し。

2009-04-15 | リトルインディア&インドなもの
久々にインドがらみ記事がつづきます。

私のアジット・クマール出演47作(うち主演43作)
コンプリート計画は、今も少しずつ進行中。

でも手持ちのモノが増えると同時に、現時点での
この国での収集は、限界に近づいてきたよう。

この前はじめてのぞいたDVD屋さんにも、
もう持っているのしかなくて、

かわりに「ヴィジャイはどうだ?すごくいいぞ!」
とすすめられました。(泣)

ヴィジャイもすごくいい俳優さんですが、
今はそこまで手が回らないんだ…(泣)

そんな中、先日ムスタファでやっと
アジットの未入手作品を発見。



特に中央の「Citizen」は、彼がタミル映画祭で
主演男優賞を受賞した作品のうちのひとつで、
何とか手に入れたかったもの。

というか・・・
実は2ヶ月ほど前に見つけていましたが、

ジャケットも何も全部タミル文字なので
「字幕なしか…」とあきらめていた。

ところが裏面にこっそりと、それはそれは
小さい字で「English Subtitle」と書かれてる事に、
ようやく気づいたのでした。(泣)

「タミルDVD・アニバーサリーセール」で、
…お正月セールかな?1本4.5Sドル・300円くらい。

この安さのおかげで、コンプリート計画も
実行できるのです。ありがたいなあ。(泣)

インド菓子。

2009-04-14 | リトルインディア&インドなもの
mkさん、リトルインディアはごぶさた?
と皆さまお思いかもしれませんが、
いえ、ひっそりと温めつづけております。(笑)

リトルインディアのインド菓子屋さん。
いつも前を通りつつ、今はお腹がいっぱい。
帰りに買おうっと!…と思っていたら、

帰る頃にはお店閉まってた(泣)
というパターンを繰り返していましたが、
(学習能力ないなあ)

やっと買えました。



奥のオレンジ色のは、Motichur Ladoo。
ネットで調べてみると、これは
ガネーシャ神の大好物なのだとか。


(リトルインディアの、街角ガネーシャさん)

四角いのは、Pista Bulfiで、
もうひとつのはD…Dil…名前忘れちゃいました。(汗)

さて、感想はというと…あ、甘い。(泣)

ラドゥーはオイルのしみた(ギーか?)揚げ団子風。
ピスタチオ入りの「バルフィ」と、「Dなんとか」は
こってり超濃厚なミルク風味ケーキ。

とにかく、甘いぃ~~

「お菓子が甘いのは、当たり前のことなのである」と
自分に言い聞かせながら、何とか完食しました。(涙)

でもこの甘さ、これでもか!というほどバターと
ミルクの香りがたっぷりつまった濃厚さ。

うまく表現できませんが…豊穣のイメージや、
「豊かな自然の恵みよ、牛さんよ、ありがとう~!」
という感謝の気持ちが湧いてくるような。

キョーレツな甘さの中に異文化の香りただよう
インドのお菓子。他のものも、ぜひ試してみたいです。

ところで今日4月14日は、タミル暦のお正月だそう。
タミル語放送Vasanthamでも、今夜は新年お祝い
スペシャル映画(Vaaranam Aayiram)を放送。

タミルのみなさん、おめでとう~!

池波さんの「食べ物日記」。

2009-04-13 | 本、映画、音楽
池波正太郎さんのエッセイに書かれている
「毎日の食事を、日記につけている」
とのくだりを読み、

「その、日記を・・・ぜひ見てみたいものだ」
と思っていた方は、私だけではないと思うのです。

紀伊国屋さんで、見つけましたーーーー!



昭和43年(1968年)の日記が、お正月から
365日、まるごと1年ぶん載せられています。

その日のお天気と、食べたもの、観た映画、
印象的な出来事が、短く箇条書きに綴られただけの
とってもシンプルな日記。

…ですが、池波ファンにはたまらない!

ファンにはおなじみの、あのおかず、
あのお店が少なからず登場しますし、

奥様・豊子さんの、心づくしの手料理に
季節ごとの走りのものや旬のものが
登場するのも素敵です。

[夕]ビール、牛すきやき、つけもの、めし

と書かれていたら、池波さんのお好みの、あの
「牛肉と白ねぎのすきやき」が思い浮かびますし、

[夕](れんが亭)カツレツ、ハイボール、レタスサラダ、コーヒー

を読むと、あの銀座の煉瓦亭で、ポークカツレツを
召し上がる様子が想像されます。

そして短い箇条書きの文章の、その行間に
その時気にかけておられたことや
奥様への心づかい、まわりの方への温かな
心配りがふと垣間見えたりもして、

池波さんの息遣いが感じられるような
本当に楽しい1冊です。

それにしても、池波ファンの心理を
見事についたこの企画・・・
文春さん、Good jobです~

ビーサン・デビュー。

2009-04-12 | シンガつれづれ
シンガポールにきてビックリしたことは、
みんなが普通に「ビーチサンダルで街歩き」してること。

暑い中、ラクチンだろうなーとは思うのですが、
ビーチサンダル=海辺かプールでしょ?という日本的
固定観念から離れられず・・・

「アレだけはどうしてもなじめない~(泣)」
と頑なにミュール・サンダル・スニーカー暮らしを
続けていたのですが・・・

乾季に入り、ドンガラバッシャーン!ザッバーン!
な激しいスコールの時間帯も増えてくると・・・
これはもうどう考えても、明らかにビーサンのほうが
便利でラクなんですよね。(泣)

で、ついにビーサン街歩きデビュー?を決意しました。



ジゼルのイパネマの新作は、

厚めの底の、微妙な凹凸が足にぴったりフィット。
鼻緒がとっても柔らかくて、歩きやすい。

ヒール用にカットしたパンツやデニムにも
ひびかないのが良いです。
底にラバーが貼ってあり、アスファルト路面もOK。

ビーサン歩きのペタペタ感が苦手な私も、これなら
大丈夫だ!(色違いがまた可愛いのですよ) 

おかげで今は、快適ビーサン生活です。

でもビーサン暮らしになれて、帰国後そのままの感覚で
「ビーサン街歩き」をせぬよう注意しなければなりません。(笑)


最近のスコール。雨粒の大きさ、わかります?(泣)

フィッシュスープ。

2009-04-07 | ローカルごはん
最近、本やら映画の話題ばかりなので、
たまにはローカルフードのことも。

シンガポールのヘルシー料理、フィッシュスープ。
こってり風の見た目とは違う、クリーミーだけど軽めの味が
胃にもお口にもやさしい。
野菜と魚のたっぷり入ったスープは滋養たっぷりですのう。



これはマックスウェルFctrやオールドエアポートFctrに入ってる
「金華」で。

白身魚のから揚げと、レタスやトマトなど野菜がゴロゴロ入ったスープ、
のビーフン入りです。揚げない「魚の切り身」入りや、ビーフンなしの
スープのみ(のほうが、お野菜多め)もあり。

近所のフードコートのフィッシュスープ屋さんには、白濁じゃない
クリアースープ版もあって、私はそれも好きです。

日本にはありそうで、ない?体が喜ぶお魚のアツアツスープ、
とても気に入っています。