私が音楽の話をすると、どうも濃く
暑苦しいものばかりになりがちですが
今日はあっさりと爽やかめの作品で
まいりたいと思います。
サラ・ブライトマンの大ヒット盤
「DIVA」は、シンガポールに持参した
お気に入りCDの中の1枚でして
朝、音楽をかけないと脳が起きてこない
私の「朝CD」でもあります。
(といっても「バーン!バババババーン!」な
1曲目「オペラ座の怪人」は外しますが・笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/60/2d52c81d9886891e6dfc50e4a94ff12f.jpg)
このアルバムとの出会いは、彼女の
「Time to say goodbye」がきっかけ、
という結構ありがちなパターンですが(笑)
女神の歌声に、しびれます。
驚いたのは
プロコルハルムの「青い影」、ジプシー・キングスの
「トゥ キエーレ ボルベール」など
私が昔から好きでずっと聴いてきた曲が
いくつも入っていたことで
中でも特に印象的なのは「ネッラ・ファンタジア」。
これまた私の好きな映画、デ・ニーロとJ.アイアンズ
主演の「ミッション」のテーマ音楽で
→サントラで「ガブリエルのオーボエ」とだけ
記されている、巨匠モリコーネ作曲の有名な
メロディに歌詞をつけたもの。
この曲に歌詞?って最初は不思議な感じでしたが
サラさんはその深い美しい歌声で、原曲の美しさを
よりスケールアップさせ見事に歌い切っており、
感動です。
映画「ミッション」(1986年)は、18世紀の南米で
命がけの布教を行ったイエズス会宣教師の運命を
描く壮大な物語で
カンヌでパルムドールを受賞した名作、
覚えておいでの方も多いと思いますが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c0/4811e49ddff6bb821349001c92489382.jpg)
作品に登場する南米の自然の雄大な美しさや
J.アイアンズ扮するガブリエル神父が南米の森の中、
未開の地の人々の心を音楽で開こうと、この曲を
オーボエで演奏する場面の美しさ
デ・ニーロ扮する冷酷な奴隷商人メンドゥーサが
自分の心・肉体と戦い、神父に導かれついに改心
する過程の美しさ(激しさ)
先住民族を奴隷狩りの対象としか見ないスペイン・
ポルトガル軍が、ガブリエルら宣教師と人々が
作り上げた理想郷を攻撃し人々を虐殺する中
(「グァラニーの戦い」という史実)
彼ら先住民族を守るため、共に抵抗しついに果てて
ゆくガブリエルやメンドゥーサ達の姿、その悲しくも
感動的な最後の場面の美しさが
この「ガブリエルのオーボエ」のメロディを聴くと
いつもリアルに胸によみがえってきて
涙がこぼれます。(号泣)
観るたびに色々な事を考えさせられる、今でも
とても好きな作品なのです。
ん?DIVAの話をしていたのが、いつの間にか
ミッションの話にかわってますね。
しかも、あっさり爽やかはどこいったんや~
話を戻しまして
繊細で伸びやかで、深く美しいこの歌姫の声、
元々はクラシックでなく、ミュージカル系の
歌い手さんだというのがとても信じられないですが
前述の「ネッラ・ファンタジア」を含め、他にも
サッカーW杯のアンセム「クエスチョンオブオナー」
など聴きどころ満載のこのアルバム、
今さらですけど、オススメです。
暑苦しいものばかりになりがちですが
今日はあっさりと爽やかめの作品で
まいりたいと思います。
サラ・ブライトマンの大ヒット盤
「DIVA」は、シンガポールに持参した
お気に入りCDの中の1枚でして
朝、音楽をかけないと脳が起きてこない
私の「朝CD」でもあります。
(といっても「バーン!バババババーン!」な
1曲目「オペラ座の怪人」は外しますが・笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/60/2d52c81d9886891e6dfc50e4a94ff12f.jpg)
このアルバムとの出会いは、彼女の
「Time to say goodbye」がきっかけ、
という結構ありがちなパターンですが(笑)
女神の歌声に、しびれます。
驚いたのは
プロコルハルムの「青い影」、ジプシー・キングスの
「トゥ キエーレ ボルベール」など
私が昔から好きでずっと聴いてきた曲が
いくつも入っていたことで
中でも特に印象的なのは「ネッラ・ファンタジア」。
これまた私の好きな映画、デ・ニーロとJ.アイアンズ
主演の「ミッション」のテーマ音楽で
→サントラで「ガブリエルのオーボエ」とだけ
記されている、巨匠モリコーネ作曲の有名な
メロディに歌詞をつけたもの。
この曲に歌詞?って最初は不思議な感じでしたが
サラさんはその深い美しい歌声で、原曲の美しさを
よりスケールアップさせ見事に歌い切っており、
感動です。
映画「ミッション」(1986年)は、18世紀の南米で
命がけの布教を行ったイエズス会宣教師の運命を
描く壮大な物語で
カンヌでパルムドールを受賞した名作、
覚えておいでの方も多いと思いますが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c0/4811e49ddff6bb821349001c92489382.jpg)
作品に登場する南米の自然の雄大な美しさや
J.アイアンズ扮するガブリエル神父が南米の森の中、
未開の地の人々の心を音楽で開こうと、この曲を
オーボエで演奏する場面の美しさ
デ・ニーロ扮する冷酷な奴隷商人メンドゥーサが
自分の心・肉体と戦い、神父に導かれついに改心
する過程の美しさ(激しさ)
先住民族を奴隷狩りの対象としか見ないスペイン・
ポルトガル軍が、ガブリエルら宣教師と人々が
作り上げた理想郷を攻撃し人々を虐殺する中
(「グァラニーの戦い」という史実)
彼ら先住民族を守るため、共に抵抗しついに果てて
ゆくガブリエルやメンドゥーサ達の姿、その悲しくも
感動的な最後の場面の美しさが
この「ガブリエルのオーボエ」のメロディを聴くと
いつもリアルに胸によみがえってきて
涙がこぼれます。(号泣)
観るたびに色々な事を考えさせられる、今でも
とても好きな作品なのです。
ん?DIVAの話をしていたのが、いつの間にか
ミッションの話にかわってますね。
しかも、あっさり爽やかはどこいったんや~
話を戻しまして
繊細で伸びやかで、深く美しいこの歌姫の声、
元々はクラシックでなく、ミュージカル系の
歌い手さんだというのがとても信じられないですが
前述の「ネッラ・ファンタジア」を含め、他にも
サッカーW杯のアンセム「クエスチョンオブオナー」
など聴きどころ満載のこのアルバム、
今さらですけど、オススメです。