TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

ムスタファ書店。

2009-05-31 | リトルインディア&インドなもの


毎週末、一度は必ず足を運ばないと、
落ちつかないムスタファ・センター。

用事がなくても、行っている。(笑)

でも、広さに品揃え、そしてあの濃い雰囲気に
3階まででお腹が一杯になるせいもありますが

リビング用品売場の3階から、電球とか工具とか
車のステアリング(!)とかが見えていたので

4階には特に用はないな…と一度も上がらず
今までスルーしてたのです。

まさかここに、巨大な本・文具コーナーが
あろうとは!全然気づかなかった!バカ~(泣)

4階は、3階と同じく広々としている上に、
天井光が入るので明るく開放的。

地階~2階の通路の狭さ・雰囲気の
ディープさが嘘のようだ…(笑)

さてムスタファ書店(?)ですが、さすがに
インド系の雑誌や本が充実。雑誌によっては
最新版からバックナンバーまで揃っていたり。

さらに以前「リトルインディアにあるよ」と
教えてもらっていた「あるもの」もここで発見。



内容充実。でも、3S$と7S$!



学習DVDでは、文字・発音のパターンが
全然分からなかったので、画期的です。
文字の書き順一覧まであります。

でも、イントロダクションを読んでみて呆然。
タミル語には、母音が12個、子音が18個。
・・・は??(号泣)

英語もいまだにカタコトだというのに(泣)
とんでもない無茶をしようとしている気が。

こんな本より、ここにある子供向けのタミル語学習本
(絵のついた、「おはよう」とか「これはりんごです」
とか書いてあるような)のほうが私向きかもしれません…

とりあえず、雑誌を眺めて一旦
心を落ちつかせる事にしましょうか。



オットが最近、ナヤンターラーを捨てて
走っているトリシャーちゃん表紙の時事ニュース。

&表紙がスルヤーのインド映画雑誌です~

ちなみにトリシャのほうは、開けてみたら
心を落ちつかせるどころか全編タミル語で
対応不可でした。(汗)
表紙買いには気をつけねばなりませんね。

それにしても、ここにないものなど
世の中にないのではないか?

マンゴーから宝石まで。
サリーから辞書まで。
石鹸からテレビまで。

1日中でもここにいたい、
楽しいムスタファセンターです。
24時間営業なので、可能だな。(笑)

※あとでよく調べたら、タミル語の
子音は24個でした…シーン

チャイムス。

2009-05-30 | シンガつれづれ


今日はチャイムスで食事をしたのですが
中庭に出てみると月がとてもきれいでした。

ラッフルズホテルのお隣(というか斜向い)にある
このチャイムス、元は修道院だったのだそうで

現在は、教会本体は残しつつあとの建物には
レストランやバー、雑貨店が入っているという…
何とも不思議、というか興味深い施設です。

テナントは高級中華に欧米人の好みそうな酒場。
お寿司屋さん、焼肉屋さんなどなど。

ちなみに今日は中庭のテラス(吹き抜けの地下)で
サッカーFAカップ決勝の大応援大会をしていて

実は上のしっとり落ちついた風景から、
視線をそのまま下に運ぶと



こんな事になっていたという(笑)
このギャップがおもしろい。

青いエヴァートンのジャージを着た
欧米人さん(というかイギリス人?)達が
たくさんいて、大歓声をあげていました。

でも後でニュースをチェックしたら、
チェルシーが優勝していましたね。

あの後はおそらく、激しいやけ酒大会に
なったのでしょうね。

DVD届く。

2009-05-29 | リトルインディア&インドなもの


UKのアインガラン社に注文していたDVD。
待つこと3週間、本日ようやく届きました。

アジット「Aegan」の字幕版。
リトルインディアへの入荷がない事に
痺れをきらし、アインガランに注文した、

その瞬間にお店に並び始めた事は
前にも書きましたが

手を延ばせばそこにある…という状態での
おあずけはなかなか辛いものがあったのですよ~



「Aegan」のほか「Paramasivan」「Deena」
「Kandukondain Kandukondain」などなど。

昨年、日本での引越し作業のときに

本とCDとの余りの多さ・重さに困り果て、
これ以上は絶対に増やすまい、と誓った
はずなのに。(泣)

でも、ブルーノートの限定盤とか、廃盤の
お宝CDをどうしても手に入れたくなるのと
同じで…

アジットの作品も、日本で入手できない
(あるいは非常にしにくい)と思うと
手に入れたくなってしまうんですね。

帰国したら、ジャズとインド映画・
音楽の流れる喫茶店でも開こうかしら。

ブルーノート限定と、
アジット・クマール限定。

取り扱い範囲が偏っている上、ジャズを…と
思って来てみたらインド音楽が流れてる
(あるいはその逆の)喫茶店なんて

お客さん絶対に来ない(泣)

などと妄想するのは結構楽しいものです。(笑)

リーフィ・シードラゴン。

2009-05-28 | シンガつれづれ
セントーサ島アンダーウォーターワールドの、とある水槽。



「何やこれ、藻しか入ってないで」

と黙って通過したくなるこの水槽。
実はこの中に、4匹のお魚がいるのでございます。

そう、こんな形の「魚」が。



【リーフィーシードラゴン】トゲウオ目・ヨウジウオ科・ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の一種。

体長は20cm-40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、ひれを使って泳いでいる。使うのは主に背ビレで、これを使って前に進み、左右にある胸ビレで左右に旋回するので、皮弁を使って泳いでいるわけではない。
(Wikipediaより)

いやあ、シンガポールに来て何が見たかったかって、
私はココのこのお魚が一番見たかったのですよ。

タツノオトシゴ、ジュディ・オング版
(またはエルヴィス・プレスリー版)
とでも呼びたくなるこの子らは

本当に、ひら~ひら~と流されている、
葉っぱか海藻のように見えながら

実はちゃんと標的のプランクトンに
向かって動いてる。そしてパクリ。

か、かわいーーーー!(泣)

こちらはお仲間の、ウィーディ・シードラゴン。
クチバシのついたプーさんの友達のピグレット、
みたいです。



生き物の進化。生き物の不思議。

「そうや、葉っぱか海藻みたいな形になったら、
敵やエサの目をあざむけるで!」

と、気づいたからってこうなれるものかいな。
何でこんな形してるねん…

生き物の進化って本当に不思議ですよね。
動物も、植物も、生き残るためにいろんな工夫をして。

どこかから誰かが見ていて、作ってるんじゃないか?
と疑いたくなるくらい、よくできている。

とにかくその存在、その動きにとても癒される、
リーフィ&ウィーディちゃん達です。

SARAVANAA BHAVANレストラン。

2009-05-27 | リトルインディア&インドなもの
リトルインディア、ムスタファセンターお向い
(シイド・アルウィーRd沿い)の
サラワナー・バワン ヴェジタリアンレストラン。

ティファンやミールスが頂けるこちらのお店に
「ミニセット」なるものがありまして

要は通常のものよりプチサイズに作られた
ティファンが、ちょこちょこ入っている

一度に色んなお味を楽しめるという何とも
幸せなセット。

「ミニティファンセット」



ミニ マサラドーセイ、ミニ イドゥリ5個、
ラワキチュリ(ウプマか)、ラワケサリ
(って初めてだ)、サンバルにチャットニー2種

マサラドーセイは、通常の半分~2/3位のサイズ。
中のジャガイモ炒めの量もいい感じ。

サンバルイドゥリには直径3㎝位のちっこい
イドゥリーがコロコロ入ってて、キュート。
ちっこいクセに、独特の酸味もしっかり。



普通のイドゥリの1/3くらいの大きさだ。

軽めに食べたい、でも色々食べたい。
そんな時に、ミニサイズティファンを一度に
色々頂けるこの「ミニセット」は嬉しい。

お料理自体もおいしくて、ペロリと頂けます。
(食いしん坊だけど少食、の私は満腹に)

夫の好きな「スペシャルミールス」には「ミニ」
プーリー。かわいいな、ミニシリーズ…



ここはチェンナイに本店があり、数カ国に支店を
持つとてもメジャーなお店なのだとか。

お客さんはインド系の方がほとんどですし
すぐお隣はめっちゃローカルな八百屋さん
だったりするんですけど、



きれいなショップハウスの1階にあって、
インテリアもスマートで素敵なんだな。
(おしゃれ系カフェみたい)

私たちは南インドごはんを食べにきますが、
北のお料理や、インディアンチャイニーズも
あるようですよ。

ちなみにミニティファンセットは5.5S$。
スペシャルミールスでも6.5S$。安。


(夕暮れどきのシイド・アルウィーRd)

ルンギー。

2009-05-26 | リトルインディア&インドなもの
南インドの巻きスカート、Lungi姿の兄さん達。

リトルインディアはもちろん、イーストでも
インド系出稼ぎさん達のアパート周辺等で
ホントによく見かけます。

前々から、ラクで涼しそうなルンギーを
さらりと着こなす彼らを

「あれはええなあ…」と羨望のまなざしで
見つめていた夫でしたが、

とうとう我慢できなくなり(笑)

リトルインディア、ダンロップStの服屋さんで、
ルンギーの定番・チェック柄を2種購入。↓



お店のおじちゃんによると、ルンギーは
(おじちゃんは、イメージしやすいように
インディアンサロンと呼んでくれていた)

このKIBSのものがとても有名なのだとか。
着方もおじちゃんに教えてもらいました。

ルンギー、主に南インド(タミルナドゥ、
ケララ)やスリランカ、バングラディシュで
着られているのですって。

なるほど。だからこの国でよく見かけるのね~

さてさて、実際にルンギーを着ますと…
こんな感じです。ヒャッホウ!



…すみません、夫ではお目汚しになりかねず
KIBSのウェブサイトからお借りしました。(笑)

それにしても、この精悍なモデルさんの発する
南インドなオーラがいいですね~ウフフ
(何のウフフや)

夫のは筒型タイプ、大きさは100×200cm位。

大きな筒型布を頭からかぶり、胴回りに巻きつけ、
上部を外側にクルクル折り返して、ずり落ちない
よう止めるだけ。

その快適さは想像以上だったようで、綿の
着心地の涼しさ、腰から下に風が通る感じが
たまらない、と浴衣がわりに愛用中です。

もちろん綿なのでお洗濯後はシワシワですが、
チェックの色合いの鮮やかさ、インド感に
アイロンがけもまた楽し。

すっかりルンギーが気に入った夫は、近所に
買物、くらいならコレで行きたいと言うのですが

京都を浴衣姿で歩く欧米人さんのように、ちょっと
微笑ましい雰囲気をかもし出してしまう=つまり
かなり目立ってしまうんではなかろうか?

家の中だけにしといたら?(泣)


ルンギーの柄が語源だという「マドラスチェック」
本家本元のマドラスチェック、きれいです

マヌカハニー。

2009-05-21 | シンガつれづれ
ここ最近の夫はH1N1フルがらみで名前のあがる
地域に出張が続き

フルの事、毎度ながら飛行機の安全運航の事、
留守番の小心者婆には緊張の日々だったのですが

NZ弾丸出張から元気に帰宅した時には本当に
ホッとしました。



お土産のマヌカちゃん、UMF20は甘みもお味も濃厚。
(私は16までしか経験なし)

私「はちみつというより薬にちかい味するよね」
夫「でもこれは薬、って考えたら逆においしいよな~」

ふむ…確かに「はちみつだ」と思うと成分の濃さが
若干薬っぽく感じられますが、むしろ「これは薬だ」
と考えて頂くと、薬とは思えないおいしさ。

人間、考え方次第でずいぶん楽に生きられるという事か…

ポジティヴ思考で楽しく生きる秘訣をちょっと教わった
気がした、基本ネガティヴ思考の私でした~

ちなみにこのORAというブランドの名前、
マオリの言葉で「Alive」の意味なのだとか。
ラベルのデザインが素敵ですね。

夫とみつばちさん達に感謝です。
駐在生活は、体が資本。暑い中ですが、
マヌカパワーを注入しながら私も頑張ります。

H1N1フル、関西が大変になっているのですね。こちらでも
「大阪・兵庫で流行」のニュースが流れ、TVに神戸の街の
様子などが写っている事があります。

このブログをご覧頂いている皆さまも、
くれぐれもご注意下さいますように…!!

インド菓子その3。

2009-05-20 | リトルインディア&インドなもの
ヴィジャイのDVDを買った帰り、
またまたインド菓子屋さん
「モーグル」に寄ってみた。



茶色いブロックみたいなのは、
POPが出ていなかったので
おじちゃんに名前を尋ねると

「マイソールパーク」とのことでした。

香ばしく、サクサクカリカリとして
口の中でシュワーととろけます。

おいしいです。甘いけどね(笑)



いつも思うのですが、インドの
お菓子の味って

何とも表現しようがないというか、
日本の「○○のよう」と言えないので
(似た味のものが思い浮かばない)

説明するのがとても難しいです。

それじゃレポートにならないんですが(笑)

マイソールパーク、
今まで頂いた中で一番好きです。

色もこわくないしさ・・・

アジットが東京に!?

2009-05-19 | リトルインディア&インドなもの
アジット・ファンクラブ発、4月27日のニュース。
ただいま撮影進行中、完成がとっても待ち遠しい
新作「Asal~The Power of Silence」に関して。



備忘録も兼ねていますので、ご興味のない方は
流してくださいませ。

Director Saran spills the beans about his current project with Ultimate Star, Ajith. The film, produced by Sivaji Films.

この記事の中で、監督により"タイトル「Asal」は
アジット自身が選んだ"というエピソード、そしてストーリーが
簡単に紹介されていますが、その続きの一文にビックリ。

Plans are on to shoot the film in Tokyo and Turkey, (以下略)

えっ!という事は、アジットが日本に!?

実際、今月初めのお誕生日前後から彼は
「Asal」ロケの為トルコに飛んでおり

かなりの場面をそちらで撮影するということを
タミルニュースでチェックしていましたが、

その後、東京ロケという事なのかしら??

そして記事の続きにあった「Amarkalam」
(1999年→奥さんのシャリニと共演)撮影秘話、

→撮影前、病気で入院したアジットを見舞ったところ、体がしびれ頭も動かせない重体にありながら「(出演の決まっている「Amarkalam」の為)2ヶ月後には絶対に完治させるから、僕の役はキープしておいてくれ。」と言った彼は、あんな状況だったにも関わらずきっちり2ヵ月後に復帰し撮影に挑んだ、以来彼は僕にとっては本当に特別な役者だ。

彼の役者としてのプロ根性、そして監督から寄せられる
絶大な信頼が伺えるエピソードに鳥肌が立ちますが、

そうですか、アジットが日本に・・・

私が日本にいたとしても拠点は関西なので
関係ないといえば関係ないのですが

そうですか、アジットが日本に・・・

しつこくてすみません。(笑)

どこかで彼に会える方が、いらっしゃるとしたら羨ましいですね~

ヴィジャイ。

2009-05-18 | リトルインディア&インドなもの
リトルインディアにアジットのDVDを探しにゆき、
今までに何度このセリフを聞いた事でしょう。

「ヴィジャイもどうだ?彼もすごくいいぞ!」

アジットとラジニで手一杯で、
そこまで手が回らない・・・

とはここにも何度か書きましたが

ついに、とうとう、ヴィジャイの良さにも
目覚めてしまうという、まさかの展開に。

どうしよう・・・(笑)

インド系男子の皆さんに大人気のヴィジャイ。
長身で手足がとても長く、ダンスシーンや
アクションシーンのキレが素晴らしいけど、

アジットの男ぶりとエモーショナルな
演技にぞっこんの私は、

彼の可愛すぎる顔立ちがそれほど好みで
なかった事もあり(汗)

TV放映はチェックしますし、なりゆきで
DVDを買った作品も数本あるものの


(トリシャと共演の「Kuruvi」)

さほど心惹かれることもなく
相かわらず後回しにしていたのです。

ところが、たまたま昨日Vasanthamで
放送していたヴィジャイの「Sivakaasi」。

外出の支度をしながらついでのように
見ていたこの映画の、

かっこいいダンスシーン。

さらにヴィジャイが、好きな女の子を初めて
抱きしめるシーンでの不器用な照れ屋の演技が、

やたらと人を殴りまくる他の場面との
ギャップもあって余りにもいとおしく

私が「ヴィジャイも、良いやん~!」

…となったその直後、

夫は夫で、ヴィジャイが少年時代を回想するシーンに
「ヴィジャイいい芝居してるな!これはDVDが欲しいぞ」
と言い出したので

満場一致?で、帰宅途中にリトルインディアへ(笑)


(「Pokkiri」と「Sivakaasi」を購入)

とにかく男前、かつエモーショナルな演技の
アジットとは、また全然違うタイプの役者さんに
思えるヴィジャイ。

もちろん私のベストはアジットなのですが
ヴィジャイにも手を広げようというのか?

えらいこっちゃ・・・(汗)

(おまけ・ひとりごと)
ショックな事に先日アインガランに注文したアジットの
「Aegan」字幕バージョンが、何と昨日お店に並んでた。
先週は、なかったぞーー!?

ちなみにアインガランからの荷物は、まだ届きません。
くっ、あと一週間我慢すれば良かった(泣)

Khansama タンドゥーリレストラン。

2009-05-17 | リトルインディア&インドなもの


ずいぶん前にアップした、リトルインディア、
セラングーンRd沿い・インドレストランの

「メニュー連呼式呼び込み」のお話を
覚えておられるでしょうか?
(→「ラッシーの呪文」)

その後、私があまりにたびたび前を通るので、
呼び込みの兄さんに顔をすっかり覚えられ

今では彼は、私の顔を見ると呼び込みではなく
ただ「ハロー!今日は元気か!」と声をかけて
くれるように(笑)

あまりに素通りばかりなのも申し訳なく(?)
やっと行ってみました。

セラングーンとノリスRdの交差点角、
「Khansama Tandoori Restaurant」。


(いつも兄さんが配ってる、チラシ兼メニュー)

いつも1階のオープン席にはウエスタンの
お客さんが多く、観光客向けのお店かなあ…
と何となく思ってたのですが

お2階の席にはインド系の方がたくさん
いらっしゃる、北インド料理のお店でした。



「オレはケバブが食べたいんだ~!」と
夫が騒ぐのでミックスケバブ。チキンとマトン


パニールバターマサラ(左)と
ビンディーマサラ、プーリー

煮込み系はこってり濃厚、コクがあってクリーミー。
「Muthu」のあっさりヘルシー味が好きな
私たちの舌には、ちょっと濃かったかな?

ちなみにプーリーが当たりで、もっちりふわふわ、
香ばしくてとてもおいしかったです。

と思ったのですが、帰宅してみると

何だかあの濃い味が、また食べてみたいような
気持ちになっている。そんな中毒性を感じる味。

と言ってもまだ膨大なメニューのうちの
4品しか頂いてないので、また行ってみます。


清潔で、しゃれた店内。インドの神々に見守られつつ
お食事。楽しいというか、落ちつかないというか(笑)

残念だったのは、私たちが行ったランチタイムに
いつもの呼び込み兄さんがいなかった事。

夕方再び前を通ったときに、その事を知る由もない
彼がまた「ハロー!」と声をかけてくれたので

詳細はまた今度説明する事にして、挨拶だけして
帰りました。

アジットひとりごと。

2009-05-15 | リトルインディア&インドなもの


アジット・クマールに、飽きるどころか
ますますハマッてます。

女心をとろかす二枚目ぶりにも
(私の感覚、ずれてませんよね?
見事な演技力にも惚れぼれ。

いつもひとつの作品の中で
いくつもの顔を見せてくれますが、

彼がタミル主演男優賞を受賞した
作品のひとつ「Varalaaru」(2006)など

お金持ちの家のお気楽なボンボンと、
底辺の暮らしの中で育ち、野獣のような
目をした生き別れの双子の弟、

もの静かでミステリアスな車椅子の紳士である
お父さん、そして業界風になよなよと女性的な
物腰の、若い頃のお父さんのダンサー時代…

と、ひとつの映画でひとり4役という激しさ(!)

もう表情も目線も全く違っていて、
同じ人が演じているとはとても思えない。
「Ultimate Star」と呼ばれるのも納得。

色っぽさとストイックさを併せ持つ、
アジットの魅力にゾクゾクします。

さわやか好青年系も嫉妬に狂う野獣系も
捨てられた子犬のような悲しい目をした彼も

温かな眼差しで愛を語る彼も、さらに二枚目ぶりとの
ギャップがおかしすぎる、コミカルな彼も全てが魅力的。

ダンスも、ヴィジャイの上手さには
及びませんが素敵だと思うんですよ。

今は最新作「Aegan」(2008)でナヤンタラと
踊る「Freedom」のスタイリッシュさ

(アジット&ソフト帽にダークスーツ姿の集団が
大階段で踊るシーンが、まるで宝塚で草野先生
あたりが演出されそうな男くさ系レビューみたい)

同じく「Aegan」の「Hey Salaa」でのコミカル
&かっこ良いダンスをとても気に入っていて

(時々日本語に聞こえるタミル語ですが、ここでは
アジットの関西弁「そら無理やで~」が観られる。

ちなみにタミル語の「無理やで~」は、まさに
「無理やで~」という意味です)

ベストヒッツDVDで、繰り返し観ています。


(100曲入りの最新ベスト)

その「Aegan」。この半年ずっと探してたのですが
字幕つきDVDがどうしても見つからず、しかも先日
待望のTV放送を見逃してしまい(泣)

とうとうアインガラン社(イギリス)に直接
注文してしまいました。到着が待ち遠しい~♪

ん?何だかザザーッと波のような音が聞こえますね?
皆さんが一斉にひいていかれる音が。(笑)

いやいや、帰国したらぜひ自宅でインド料理つき
鑑賞会を開いて、皆さまをこちら側の世界へ
お連れしたいと思います。

それにしても、この年になってまさかこんな
胸毛フサフサの男性に惹かれるとは…
自分でもビックリです。

秋のJazzといえば。

2009-05-13 | 本、映画、音楽
昨日は私の「真夏の1曲」でしたので
今日はついでに「秋を感じさせる1曲」を。

オルガン入りジャズのパイオニアにして
ブルーノートのスタープレイヤー、
といえば、オルガンの神様ジミー・スミス。

彼の「Plays pretty just for you」(bluenote1563)
収録の、それは「Autumn in NewYork」。

ニューヨークの秋、ってそのままなんですけどね…(笑)



ノリノリファンキー、こってり濃厚、
ハデで黒々としたいつものジミーのプレイとは、

少し趣の異なるこのアルバム。

バラード、それもとびきり美しいメロディの
スタンダードナンバーばかりが集められていて、
全体に漂うのはしっとりとメロウな雰囲気。

切なく優しい感じが、何とも秋にふさわしい。

中でも「ニューヨークの秋」は本当に美しいです。
ジミーの奏でる泣きのメロディ。
エディ・マクファーデンのギターのまろやかさ。

枯葉舞い散る公園の、落ち葉の絨毯の中を、
物思いにふけりながら散歩したくなります。
(この国では不可能ですがね・汗)

ジャケットも、いつもの「それだけで絵になる」
かっこいいブルーノート、のイメージとは異なり
若干もっさりと??していますが

ジミーの優しい笑顔がいいですね。

これでしたら、ジャズをあまり
聴かれない方にも、楽しんで頂けるかも。

それにしても、夏の国にいながら
春の日本の皆さんに秋のJazzのお話をして、
季節感メチャクチャですね。(苦笑)


(いつものジミーのこのファンキーさが好きです♪)

真夏の夜のJazzといえば。

2009-05-12 | 本、映画、音楽
乾季真っ只中のシンガポール。
今の時期が一番暑いのだそうですね。

外出しますと、まぶしい陽射し&暑さと汗で、
かなりヘナヘナになります。まさに真夏。

関西も昨日は、夏のような気温だったとか。
日本は夏までにはまだしばらく時間がありますが、

今日は真夏の夜を感じさせるジャズを1曲。

昔から夏ギライを公言してきた私ですが
(なのにシンガポール暮らしとは…泣)
この曲を聴くと暑さを忘れて、というより

暑さ大歓迎!真夏の夜に乾杯~!イェーイ♪
なとってもいい気分になれるから不思議です。



惜しくも昨年末亡くなった、フレディ・ハバードの
「The night of the cookers Vol.1」

アルバムの名義はフレディですけど、実質は
(我が愛する)リー・モーガンとの双頭トランペット。

この熱い熱いライブアルバムに収録の「Pensativa」

フルートも入る、何ともやわらかで涼しげな
テーマ部から、徐々に徐々に温度があがってゆく。

穏やかなメロディの交換がだんだんと熱を帯び、
そのうちにリーもフレディもノリノリになってきて

「これでどうだ!」「いやいやまだまだ!」
「それじゃあこれは!?」と丁々発止の
コンビネーションで交互に吹きまくるその音は、

ジャズの天才同士がまるでトランペットを
使っておしゃべりしてるみたい。

2人が繰り広げる熱い熱いトランペットバトル、
スピーカーを通して伝わってくる2人のノリノリ加減と
その熱気に、うっとり・陶然。大好きです。(泣)

この曲が何で「真夏の夜を感じさせる」かというと、
それは、うーん言葉ではうまく説明できない。

とにかく聴いていると、「夏」っていう感じがするんです!
・・・どんな説明だ(笑)

23分弱、と長いんですけど、
お客さんの歓声も入る、ライブ独特の熱い音に、
夢中で耳を傾けているとあっという間なんですね。

日本にいた頃は、夏になると取り出して
よく聴いていましたが、

今は1年中夏なので1年中聴いている。
それでも飽きない、魅力的な曲です。



でも、実をいうとこのアルバム、
1965年4月9日&10日
→夏じゃなくて春収録なんですね…

インド産マンゴー。

2009-05-11 | リトルインディア&インドなもの
お店や市場で見かけない日はないマンゴーですが、

4月に入った頃から、リトルインディアに
大量のインド産マンゴーが並び始めました。

あまりにものすごい数なので気になって調べてみると、
インド産のマンゴーは今が旬。

これから、6月中旬~7月頃まで続くとか。

私はマンゴーがそれほど好きという訳ではないので、
こちらに来てからもほとんど買った事がないのですが、

インド産は非常に糖度が高く、甘くておいしい…
と聞けば、気になって気になって仕方がなくなる
食いしん坊。(笑)



KESAR産のものを買ってみました。
ひと箱1000円くらい。
キッチンが、マンゴーの甘い香りでいっぱいに。



手のひらサイズ。大きさ、いびつな形、
じゃがいもみたいです。



花切りにしてみた。
トロトロに熟していたので、少し崩れてしまったぞ。
(→下手っぴの言い訳)

太陽の子供のような、鮮やかなオレンジ色の実は
ものすごくジューシーで、噂にたがわぬ濃厚な甘さです。

種類も産地も、豊富なインド産マンゴー。
もっと早くに気づけば良かったのう・・・(泣)