TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

浅野温子さんの語り舞台。

2009-06-17 | 本、映画、音楽
ふと思い出しましたが、今日は奈良・率川神社の
三枝祭の日じゃないか?

三島由紀夫「奔馬」の中で「世にも美しい祭」と
表現されている別名「ゆり祭り」。

ささゆりの素朴で優しいピンク色と、巫女さんの
優雅な舞の、この世のものとは思えない美しさ。

…を前に見に出かけてから、もう2年もたちます。

とそんな事を思い出したので、
ついでに浅野温子さんのお話を。

じつは先日、千住真理子さんのインタビューを読み
マジ泣きした美容室の、

別の雑誌でもうひとつ印象的な記事に出会っていて

それは女優の浅野温子さんが数年前から、

古事記を語る「語り舞台」を、神社を舞台に行う
その活動で全国を回っておられるというもの。

彼女がいわゆるトレンディ女優として
一世を風靡していた頃を知る世代の私には
(年齢がバレますね・汗)

その後、こんな風に日本の心を伝える地道な活動を
続けておられたという事が非常に新鮮でもあり、

またその活動にかける彼女の思いの
美しさ・純粋さに感動します。

ちなみに浅野さんは現在、国学院大学の
客員教授もなさっているとか。(古事記研究)

神社や古い日本の神様のお話については
語りたい事は山ほどありますが

私の感想をくだくだと述べるのはやめにして

ただブックマークに公式サイトへのリンクを
貼らせて頂いたので

ご興味のある方はぜひ、訪ねてみてくださいね。

今年の9月には、私の心の故郷・西宮戎神社でも
行われるそうです。うう~一度拝見してみたい!

こういう話をしていると、
とても日本に帰りたくなりますね。

と、このお話をどうしても書きたくなったので
今日は3本目のUPになりました。(汗)

アテモヤ。

2009-06-17 | ローカルごはん


ドリアンにせよジャックフルーツにせよ、
最初に食べてみようと思って実行した
人は素晴らしい、と思うのですが

これも相当かわった形をしています…

バンレイシ(和名・釈迦頭)と、甘いだけのそれに
チェリモヤがかけ合わされたというアテモヤ。

黒いポツポツは、傷んでいるのではなくて(笑)
これが出てきたら食べ頃という事で



冷やして頂くと

ふんわり甘酸っぱくて(甘みのほうが強い)
食感が微妙にシャリシャリとして

アイスクリームのようなシャーベットのような
不思議な、だけどクセになる味わい。



ちなみにタミル映画の、お祭りの場面で
この果物がお皿に山積みになっているのを
見たことがあり

(アジットの「Thirupathi」だったか
「Paramasivan」だったか)

きっと南インドでは、一般的な果物
なのでしょうね。

ところで、あまりにおもしろい形なので
UPしてみましたが

甘みの感じが、かなりまったりと濃厚なので
(ちょっと、熟させすぎたか?)

私は甘みと酸味のバランスの絶妙な
マンゴスチンのほうが好きですなあ。



ちなみにマンゴスチンはキロ数Sドル。

和食材は高くつきますが、フルーツは安い。
人生、全てを求めるのは、なかなか難しい
ということですかね(汗)

タミルな果物、タミルな野菜。

2009-06-17 | リトルインディア&インドなもの
ムスタファで買ったタミル語勉強本。

…の片方は、チェンナイで印刷された
手作り感たっぷりの素朴なものだけど

これをパラパラと眺めているだけで
南インド、タミルナドゥの人々の生活が
ちょこっとかいま見えるのがおもしろい。

たとえば「よく使う単語・果物編」

上から順番に

バナナ
マンゴー
ジャックフルーツ
ぶどう
レモン
いちじく
グアバ

日本では、けっしてよくは使われないと
思われる
単語づくし・・・

でも、南インドではこれらが生活に密着した
果物という事になるのでしょうね。シンガと
同じ、亜熱帯ならではの果物が並んでる。


(でかい!でも甘くてシャキシャキのジャックフルーツ)

日本だとりんご、みかん、バナナ、ぶどう、
もも、さくらんぼ…といった感じ?

ちなみに「野菜編」はというと、
上から順に

ココナッツ
たまねぎ

じゃがいも
トマト
オクラ
ドラムスティック
キャベツ
だいこん

南インド系お料理に欠かせない、
マストアイテムのオンパレード!

一番がココナッツって日本では
ありえない(笑)

ちなみに「ドラムスティック」は、南インドごはんに
お味噌汁のごとくついてくるサンバルに入ってる、



オクラのブツ切りみたいだけど皮がやたらと硬くて、
シガシガ噛んで皮だけ残して頂くお野菜。

南インドごはん初心者の頃は、それを知らずに
「かったいな~」と思いつつ皮も食べていた。(笑)

これも日本だと、にんじん、大根、玉ねぎ、
じゃがいも、トマト、なす、キュウリ…あたりか?

ほかにも「動物編」のトップに登場するのが
象だったり、「鳥編」だと孔雀だったり

これを作ったタミルの人達にとっては
生活・宗教に関わるなじみ深い言葉、

が外国人の私には全然なじみ深くない所に
(笑)文化の違いのおもしろさを感じます。

ところでバナナのタミル語をローマ字に
あてはめると「VAAZHAIPPAZHAM」。

う、わ、わぁーらっぱらん?

○▲×☆◎~!!!

タ、タミル語…趣味の範囲に
留めておくほうがよかろうな・・・(泣)