TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

ゾウのヨガ。

2009-07-31 | 本、映画、音楽
ラジニカントの若さの秘訣でも
あるという、ヨガ。

インドといえば、ヨガ。
そしてインドといえば、ゾウ。

・・・で



「ゾウのためのヨガ」買ってみた。

この本は、ヨガに興味を持つゾウの
ために書かれました

とのことで

ゾウのヨガの歴史、現代のゾウの
ストレスにさらされた生活に

ヨガがいかに潤いを与えてくれるか、
という説明のあと

ヨガやストレッチの基本を、

Tシャツ・短パン姿のババールさん
みずからポーズをとり、教えてくれる。

わかりやすいうえに、
とってもかわいいんだぞう。(え?)

リトルインディアやヒンドゥー寺院の
本場仕込みのお教室の門を、たたく
勇気のまだ出ない私には

まずはこれだな。

なんといってもこの絵本は

書店BORDERSの、絵本コーナーでなく
「ヨガの専門書」コーナーにおかれて
いたからな・・・

陳列のセンスがいいわね>BORDERSさん


(でも「ぞうのババール」は読んだことがないぞう)

キースの胸で眠りたい。

2009-07-31 | 本、映画、音楽
ここに遊びに来て下さる皆さまは
聞き飽きておられるかと思いますが

私はストーンズのKeith Richardsに
長年恋焦がれております。



昔、キースのことが歌詞に
登場する日本の曲があって

好きな人でなければ思い
つかないような歌詞に

この曲をつくった人と、そして
この曲を歌っている人の

キースへの想いが感じられて
好きでした。

この歌手にしか出せない、
独特のピュアで鋭い透明感

今聴いても、素敵なのです。
「キースの胸で眠りたい」


チェンドル。

2009-07-30 | ローカルごはん
こじゃれたインドネシア料理のお店で



こじゃれたアイスチェンドル食べました。

かき氷にココナッツミルクと黒糖
シロップ、の南国テイスト。



底に沈んでいるじゅんさい
みたいなものはゼリー。

夏はやっぱり、氷ですな~



これは名前を忘れた、インドネシア
風のクリーミーな具だくさんスープ。

タイのグリーンカレーから、
辛さだけをのぞいたような味わいで

グリーンカレーの辛くないのが食べたい!
でも辛くないグリーンカレーなど存在しない!(泣)

あの風味が好きなのに辛いのは
苦手、な私にはうれしい一品。

ミーソト(マレー風カレーヌードル)
が売り物のこのお店

「ハウス・オブ・ソト」

オーナーさんがインテリアデザイナー
だそうで

庶民向けの定食屋さんとは思えない
エスニックモダンのシンプルな内装が
落ちつく。

結構気に入っています。

「HOUSE OF SOTO」
384 Eastcoast Rd
6345-4110

やれやれ?

2009-07-29 | リトルインディア&インドなもの
私たちは「YES」や「OK」など
肯定の気持ちをあらわしたい時、

首を縦にふってうなずくけど

インド系の人は、首をかしげる。

たとえば南インド系の軽食店で
食べたいものを注文しても

ウェイターの兄さんが「OK」と、
でも首を左右にかしげながら
去っていくから

リトルインディア初心者の頃は

彼はなんで首をかしげてたんだ?

…オーダーを決める時間がゆっくりすぎたので
「やれやれ」という感じか?


…それとも「こんなにたくさん食べられる
のかねえ」というジェスチャーか?


と、微妙にビクビクした。(泣)

それが「OK!よろこんで!」の
合図だなんて

首を横にふるのがポジティブな
ほうの仕草だなんて

うっそーーーん(泣)

と、それもいまは昔。

すっかり慣れて、いまでは私も
「OK」と首をかしげてます。

相手はえらぶけど。(笑)


カメラに収まりきらない大きさ。クリスピーな
サラワナバワンのギー・マサラ・ドーセイ。
サンバルに、チャトニ3種

アストロボーイ。

2009-07-28 | 本、映画、音楽
ハリウッド版「鉄腕アトム」
シンガポールでは今秋公開らしい。



ローカル雑誌を見てたら

『アストロボーイは世界中でもっともよく知られ、
もっとも愛されているアニメキャラクター。

オサム“ファザー・オブ・アニメ”テヅカによって、
50年も前に生み出されたものだ。』

と説明されていた。

ディズニーの「ライオンキング」が「ジャングル
大帝」からヒントを得たということを

ディズニー側が頑として認めなかったような、
ひと昔前の事を思うと隔世の感がありますよね。

(手塚事務所は「もしそうなら、光栄な事」
と大人な対応をされていたのにね・泣)

手塚治虫さんは

日本のマンガやアニメが世界中に広まり、
世界中の人々を虜にしているこの時代を

天国からどんな風にながめておられるの
でしょうね。

先日オリコンの「後世に伝えたいマンガ」
ランキングをみましたが

私だったら、手塚先生の「火の鳥」だわ。(泣)

やっぱり、テリブル?

2009-07-27 | リトルインディア&インドなもの
きのうは、アジットクマール主演の
DVDをゲット。

アジット作品、どこを探してももう
持っているのしかなかったんだけど

久々に未見のものを発見。



アジットの「RED」。ボリウッドの
「チャンドニーチョウクトゥチャイナ」
も、安くなってたのでついでに。

ところで、いつも行くDVDショップの
大将は先月チェンナイに行っていた
そうな。(道理で見かけなかった訳)

大将曰く

「インドは、ほんま大変やで~
とにかくめちゃくちゃ暑かったしさ、

それに客引きがうるさいし、
ちょっとタクシー乗るにも
すぐもめるし、たまらんわ(汗)

僕らタミル語話すからましやけど、
あっちは英語通じにくいから、
君らやともっと大変やできっと」

インド人の姿かたちをした人
インドのことをボヤいているのは、

何とも不思議な光景なんだが(笑)

大将はこの綺麗できちんとした
シンガポールの人だものね・・・

「どんなにテリブルでも行きたい」
と前回書いたけど、ぐらつくぜ・・・

ちなみに大将によると、

カシュミール地方なら、気候も
よいし、とてもおすすめとのこと。

OK、覚えておきます!

どんなにテリブルでもいい。

2009-07-25 | リトルインディア&インドなもの
今回オットが行っていたのは、
インドのある大都市で

…って「オットが」話ばっかりして、
こういうのを、他人のフンドシで
何とやらと言いますが

出張中、家からほとんど出ないで
座敷わらしみたいになってたので
書くネタがないのですな…

とにかく、インドの大都市で

先端的産業の中心地

・・・のはずなんだけど

夜、食事にいこうとホテルを出ると



やっぱり、牛・・・(笑)

オーナーがいるのか、はたまた
自由気ままな、のら牛かは不明。

あなたたち、夜のお散歩中?
微笑ましすぎます。(泣)

どんなにテリブルでもいいから
おなか壊してもいいから

やっぱり一度は経験してみたいものです。

きれいで、秩序があって、誰もが親切な
シンガのリトルインディア、じゃない本物のインド・・・


↑あこがれの?オートリクシャー。
料金交渉でもめたっていい。むしろ是非もめてみたい。

TRISHA。

2009-07-24 | リトルインディア&インドなもの
インド土産がほかにもある、とオットがいう。

「インド映画DVD、買うてきたんや」

エー!マジで!!

オットの出張先は、
タミル語も比較的通じる州。

アジットの未入手作品?
それともヴィジャイか?ワクワク♪

「ほら!」

おっ、どれどれ・・・。

・・・・・・。



全部、アナタの好きなトリシャーじゃないですか・・・(汗)

ジャケットが兄さんオンリーのも、共演者が
しっかりトリシャー。

自分へのお土産だったのねん(泣)

いよいよBollywoodにも進出する、タミルの
妖精・トリシャー出演の3本の作品ですが

これはカンナダ?テルグ?何語の映画やら
さっぱりわからん・・・

(タミルとヒンディーしか区別がつかない、
この応用のきかなさ・泣)

でもトリシャーちゃんはかわいいし、インドの
他言語映画にも興味をもつきっかけになる
かもしれない。

と、前向きに考える姿勢が人生には大切だ。

(実際は3本ともテルグ映画でした)

ジャズの入門編。

2009-07-22 | 本、映画、音楽
今みたいにモダンジャズにはまる前にも、
一度ジャズを聴こうとした時期がある。

長くつとめた会社を辞め、お役所で
アルバイトしていた時の上司が

団塊世代、一見普通の中年のおじちゃん
なんだけど、実はとてもジャズに詳しい方で
(しかもストーンズのオールドファン!)

私がジャズの世界もみてみたくて、と
相談すると、

さっそく翌日「僕なりに選んだ、入門編」
と数枚のCDを持ってきて下さった。

その方による「入門編」セレクションは

ワルツ・フォー・デビー/ビル・エヴァンス
クールストラッティン/ソニー・クラーク
サムシン・エルス/キャノンボール・アダレイ
モーニン/アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ
マイルス・コーナー/マイルス・デイヴィス

でも、当時の私の耳が幼稚だったのか、
あまりピンと来なかったので
(ソニーにも、モーニンにも!泣)

上司に「私にはまだ早いようで(泣)」
と正直に打ち明けたのでした。

1年後、別の方面からのアプローチが
きっかけでジャズにはまり今に至るけど

そうなって初めて、あのとき上司が
さらりと持ってきてくれたCDが

初心者にもわかりやすく、しかも名盤を
きちんとおさえ、なおかつ基本的なジャズの
バリエーションのいろいろに触れられるように…

と、いかによく考えてセレクトされたもの
だったか、がわかるように(泣)

ふん、バカなヤツだ・・・・・あの時の私(号泣)

転職後、ご挨拶に伺ったときにその話をしたら、
「君もわかるようになってきたかな」(ニヤリ)
と笑ってはりました。


↑今では私のたからもの「MOANIN'」
/Art Blakey & The Jazz Messengers

のらねこ。

2009-07-21 | シンガつれづれ
イーストコーストRdのバス停で
ボケーとバスを待ってたら

視界の端を何かがよこぎった。



ここにあった



この看板に

 

そっくりなのらねこ

ポートレイト・イン・ジャズ。

2009-07-20 | 本、映画、音楽
真夜中にジャズを聴くのが好きです。
インド音楽から飛びすぎや…(笑)

夜、シーンと研ぎ澄まされた
静けさの中でジャズを聴いてると

演奏されているその場の空気感や、
プレーヤーの息づかいまでが、

手にとって掴めそうな親密さを感じ
られるのがいい。

オットが出張で留守の折は、気がね
しなくていいので、ここぞとばかりに
夜更けまでジャズをかけまくる。(笑)



きょうはジャジーな本をひとつ。
私の好きなプレーヤーたちが、
たくさん出てくるこの本

「ポートレイト・イン・ジャズ」
(和田誠・村上春樹/新潮文庫)

和田誠さんの描く26人の選りすぐりの
ジャズメンの肖像画に

それぞれのプレーヤーと印象的な
レコードについての、春樹さんの私的
レビューが添えられた素敵な1冊。

春樹さんのジャズへの造詣の深さと
感性の鋭さは、

もちろんご自分でジャズバーを経営
されていたほどの方なので、当然とも
いえるんですけど

「ジャズを聴く楽しさ」「ジャズのかっこ
よさ」という形のないもののことを、

通を気取ることなく、あくまでやさしく
わかりやすく…でもこれだけ鮮やかに
文章にされるところはさすが。

何よりひとつひとつのエッセイに、今は
もうその殆どがこの世を去ってしまった
ジャズメンと

彼らの残した音楽への深い愛情や慈しみ
のようなものが感じられて

春樹さんが、大切にしている宝箱を
そっと開けて見せてくれているような
雰囲気があって

なんとも心が温まるのですよ。

和田さんの描かれるカラフルな肖像画も、
上手さに思わずニヤリとなる。

これから古いジャズを聴いてみたいな、
という方にもオススメです。

ムルガ神。

2009-07-18 | リトルインディア&インドなもの
タミル映画を観ていると、物語にも
歌にもしょっちゅう登場するムルガ神。

シヴァ神の次男で(兄さんがガネーシャ)、

スカンダ、カルティケーヤ、クマーラ、
マハーセーナ、ターラカジット…
などなどたくさんの名前を持つそうな。


(地域の広報紙に載ってた、KL・
バトゥケイブの巨大ムルガさん)

タミルの人たちはどうして特別に
ムルガ神を崇拝しているんやろう?

と前から気になってたのですが

調べてみると、タミル人が信仰してきた
土着の神がヒンドゥー教に吸収されて
軍神スカンダと同一視されるようになった

という事らしい。なるほど、それで
「タミルの守護神」なのね。

軍神、タイプーサムのお祭り、何だか
強くてこわそうなイメージが湧くムルガ
さんですが

じつはハンサムな若い男性の姿をしてる
んですって。乗り物は孔雀。

めちゃくちゃ強い上に、男前のクールな
神さま。戦いがすべてで、女にかまって
いるヒマなんかないぜ!いうところなど

三国志の趙雲みたいだ…



「ムルガ・ソングス」
ムスタファで、つい買ってしまった(汗)

かっこいいムルガ神をたたえる歌
ばかりを集めたCD。

ラジニやカマルの吹き替え歌手も
つとめる、私の好きなS.P.バラが
歌い手の中に入ってたので

買ってみましたがこれがすごくいい。
宗教音楽、というより民俗音楽。
伝統楽器炸裂で、土の香りのする
なんともタミルなCDです。

こんな事ばかり言っていると皆さんに
「mk、ヒンドゥー教に改宗か?」と
心配されそうですが

さすがにそれはないみたい(笑)

バクテー。

2009-07-17 | ローカルごはん
日本はもうすぐ土用の丑の日だそうですね。
鰻料理でスタミナをつけて、皆さまも日本の
夏を乗り切って下さいね。

シンガのローカルごはんでスタミナ料理、
といえば、バクテーが思い浮かびますが

骨付きリブの、ハーブスープ煮込み。

漢字で書くと肉骨茶。濃い。(笑)



皆さんお気に入りのお店をお持ちの
バクテーですが

これはジュー・チアットRdの新興。

家から歩いていけるのと、オットがこの
お店の味が好きなので、よく行きます。

有名な人気店なのだそうで
週末などは、長蛇の列。

ポークのリブと、にんにくがゴ~ロゴロ。
スープがグツグツ煮えたぎってる!



にんにくが、まるごとひとつ分。ひとかけ、
じゃないですよーひとかたまり。うはは。

でもバクテーって、めちゃくちゃ体育会系な
見た目ですけど

お醤油&胡椒ベースの澄んだスープ、
意外にさっぱりなんですよね。いい感じに
ご飯がすすみます~

土鍋でのサーブでいつまでもアツアツだし

お肉は「ホロリと柔らかい」と「きちんと
噛み応えがある」のちょうど間くらいの
絶妙な具合。

にんにくもトロトロ、匂いがなく旨みだけが
あり、食後にもまったく匂いが残らない。

野菜炒めなどの豊富なおかずもおいしい。
バクテーにあきたら、おかずとごはんだけ
でも食べにきたいくらい。


(お店から見たジューチアットRd。座席はオープン)

暑さですぐ体力が消耗するシンガで、
パワー復活の即効作用バツグン。

風邪ひきかけたら、コレで治しちゃいます(笑)

「体が肉的養分を欲してピピッピピッと
信号を送ってくる時」(by 村上春樹)にも
◎なのですよ。

チキン65。

2009-07-16 | リトルインディア&インドなもの
タミル映画雑誌を見ていたら、有名スターの
フェイバリットフード特集があった。

例によって文章がタミル語でして

「ぼくは○○が好きだ。なぜなら○○だから。
あと○○もいいね」程度の短いものなのに、

読むのにめちゃめちゃ時間がかかる。
(あっ英語誌も存在しますので念の為)

つっかえつっかえ読んで、ようやく判明した
私の好きなアジットクマールの好物は



それはチキン65でした~



アジットも大好きなチキン65。
(写真はムトゥスカリーのもの)

チリやらスパイスやらのたれに、漬け込むか
くぐらせるかしたチキンをカリッと揚げた

ちょこっとスパイシーなインド版から揚げ。
コレを食べると、ビールを頼みたくなる!
とオットがいつもいいます。

でも、なぜ25でも46でもなく、65なのか…
調べてみても、イマイチわからない。

またお店の人に聞いてみよう。

ところで、ヴィジャイはマトンビリヤーニ
(マトンの炊き込みごはん)と焼き飯が
好きなのだとか。ごはん好きなのね。

ちょっとタミルナドゥの食文化が見えるようで
おもしろい特集でした。

(おまけ)



私のムトゥのおすすめメニュー、チェンナイ
キャベッジ。

辛さも、スパイスの風味もほとんどない
マイルドな味のキャベツ煮込み、辛いのが
苦手な人(例えば私)に非常によい。

それはそうとサンテックのお店にいた兄さん
約2名を、最近リトルインディアの本店で
見る。異動になったのかな?

ムトゥの人事まで把握し始めた私は、
もう元の世界には戻れない 気がします(笑)