TIME IS ON MY SIDE

シンガポールは今日も暑いなあ。

GRAND PRIXの季節。

2008-08-31 | シンガつれづれ
遠くからかすかに「キーン」という音が聴こえてきただけで、「あ、来たな。」と分かるようになってきました。

AIR FORCEの演習が始まると、いまだについ窓辺に走る私…空を切り裂くかのような戦闘機の爆音は、本当に大迫力。そして素晴らしい飛行技術に見入ってしまいます。(でもこれは、平和を享受しているからこそ言えるのかも…)ナショナルデーの時には、アクロバット飛行で空中に巨大なハートマークを描いてはりました。「Singapore Love」のメッセージですね。

さて、爆音は爆音でもこちらは時速300キロのエグゾーストノート。

9月最後の週末、シンガポールにF1GPがやって来ます。初開催、しかもF1史上初の夜間・市街地コース!

 

今日の新聞にも、メインスタンドやコースの最終仕上げが行われている様子が綴られています。

「音速の貴公子」今は亡きアイルトン・セナの大ファンだった私。彼の走りを見たくて、苦労してチケットを取り、鈴鹿のグランプリに通っていた頃を思い出します。当時はセナ、プロスト、マンセルにベルガー、若き日のシューマッハー…F1史上に残る有名な選手の何人もが現役だった時代。(中嶋さんや右京さんも。)

でも…セナがまるで風のようにこの世を去ってしまった、あの日の衝撃が余りにも大きかった為に、それ以降F1を見るのが辛くなってしまい、次第に関心も薄れていきました。

あの運命のサンマリノGPの日も、レースの最初から一部始終を、深夜の生中継でずっと見ていた。あの時の事は何もかも…今でもリアルに覚えています。

セナの事を想うと、いまだに涙を抑える事ができないです。(泣)

想い出話はさておきシンガポールGP、チケットは殆ど完売!半分は海外のお客さんの購入だそうで…GPの週末イコールお祭り騒ぎですから、シティのほうは世界中の観光客の方で物凄い事になりそうですね。

おそらく自宅まで、マシンのエグゾーストノートは聴こえるはずなので…それを聴きつつ家でおとなしくしていようと思います

それにしても、新聞にはメインスタンドの後ろにちょうど巨大観覧車のSingapore Flyerが写っているカットが掲載されていて、その風景を見ると鈴鹿サーキットを思い出します。懐かしいなあ…。


(サンテックシティの周辺で。…もしこんな所を走るとしたら、ゲームセンターの
カーレースの夜景コースのようになりそうですね。街のどこを走るのかなあ)

月に願いを。

2008-08-28 | シンガつれづれ
先日、バルコニーから夜空を見上げると、月が出ていました。

シンガポールで見る月も、日本で見るのとおんなじ顔をしているのですね。遠くにいても見ている月は同じ、と言った友人の言葉が思い出されます。

こちらはもうすぐ「中秋節」。日本の十五夜のお月見と同じ意味で、華系の方は中秋の日に月餅を食べ、月に願い事を。

街のあちこちで、先月から「Mid Autumn Celebrations」「Moon Cake Festival」の文字、そして月餅やイベントの案内を見かけます。

  

あの超有名ホテルでも…。↓(パステルカラーの月餅!)

 

月餅って、茶色でおっきくてもっさりとして、特に今まで「美味しい!」と思った記憶がありません…

でもこちらの月餅にはたくさんの色・種類・味があって、伝統的な蓮の実餡入りから小豆餡、ナッツ入り、パンダンリーフ風味、緑茶風味…

おもしろい所ではイチゴやバナナ、さらにマンゴー、ドリアンと、とっても南国テイストなものまで。(!)ラードを使わない「ベジタリアン用月餅」もあります。

すっかりワクワクしている私は「花よりだんご」ならぬ、「月より月餅」(笑)

そして仲秋の日、あなたがお月見だんごを召し上がりつつ見上げるその同じ月を、私もきっと見ています。月餅をほおばりながらね

でも、雨って嫌いじゃないんです。

2008-08-26 | シンガつれづれ
日本は、急に秋らしくなっていると聞きます。実はこちらもここ3日ほど降り続いた雨のせいか、とても涼しい。朝夕など空気がひんやりとして、まるで日本の秋のようです。

さて、一昨日の私。うっかり油断して、シンガポール生活における大切な決まりごとを守らなかった為、エライ目に合いました。

1、傘を忘れた。(→スコール対策なし) 
2、カーディガンを忘れた。(→冷房対策なし)
3、カーディガンがないにも関わらず、屋内で冷たいものを食べた。(→内臓の冷え対策なし)



朝カラリと晴れてたのに…バスに乗った瞬間大豪雨↑。スコールかと思いきや止まずに降り続き、傘を買うのは悔しすぎる為走っては雨宿り、走っては雨宿りでビショビショに…(泣)

さらに、いつでもどこでも冷房効きすぎのシンガポール。いつも屋内ではHOT DRINKしか飲まないのに、この日に限って何を血迷ったかスタバでフラペチーノを注文してしまい…(泣)

キンキンに冷えたコーヒーかき氷と冷房で寒くなってきてから、突然気付いた…ギャッ!カーディガン忘れた!…しかも何で今日に限ってノースリーブやねん(泣)全身鳥肌、コチコチ状態に(泣)

帰りのバスの、冷えきった私に追い討ちをかけるかのようなガンガンの冷房に、凍死しそうになりながらも何とか生き延びて帰宅したところ…

物干しが風で倒れ、洗濯物がバルコニーの排水溝にどっぷり浸かっていた。(号泣)

皆様、シンガポールに来られる際はくれぐれも、傘とはおりものお持ちになり、また屋内ではなるべく温かいものを召し上がるよう、ご注意下さいませ。(泣)


(今にもスコールが…な風景。)

夏の終わりの花火。

2008-08-24 | シンガつれづれ
週末の、マリーナベイの花火大会。

たまたまその時刻に周辺にいたので、散歩がてらにマリーナ方向へ歩いてみると…行き着いた所は偶然にも花火のあがる目の前。一日中降っていた雨も、まるで花火タイムに合わせるかのようにひとやすみです。

(前日は、遠~くに見えるのを自宅からこぢんまり鑑賞。)

夏の終わり。絢爛に咲き誇り、一瞬で散る花火。その美しいけどせつない感じが昔から好きです。
ただ、こちらはずーっと夏なので、「夏の終わり的せつなさ」の面では少々物足りないのですが(笑)

花火の美しさもさる事ながら…

顔も普段使う言葉も異なるさまざまな人種の人々が、大人も子供もみんな一様に最高の笑顔で歓声をあげる風景は…本当に素晴らしかったです。

来年の今頃は、夏の終わりの花火をどこで見ているのだろうか…。

20th Century Boys。

2008-08-22 | 本、映画、音楽
物心ついた頃から、Rockが好きだ。T-REXも好きで、中でも「20th century boy」が物凄く好きだった。あのイントロの、空気をザクザク切り裂くようなギターの音が、たまらなかった。

20th Century boy…
I wanna be your toy…

そして、浦沢漫画も昔から好きだ。キートンも、モンスターも、パイナップルアーミーも持っている。(ヤワラは持っていない。)

だから、当然「20世紀少年」持ってます。(笑)
読みながらいつも、あの曲が頭に流れていました。

同級生にケンヂみたいな子がいたら、絶対に好きになっていたと思う。彼とは音楽の趣味が合いすぎなんです。(笑)もちろん、大人になったケンヂも好きです。

来週は、いよいよ実写版「降臨」ですね。これを見るために、帰国したいくらいです。日本の皆さん、羨ましいです。(号泣)

何といってもキャスティングが秀逸。ケンヂに唐沢さん、オッチョに豊悦さん、ユキジに常盤さん…。他のキャストも、ひとりひとりチェックして驚きましたもん。全ての役に、もうこの俳優さん以外に想像できない、という人が選ばれている。

原作を読まれた方は、おそらく皆さんそう思っておられるかと。(多分)

シンガポールでも公開が決まっているようなのですが、まだ詳細は不明です。もしご覧になる方があれば、ぜひmkにもご感想をお聞かせ下さいね。


          




続『SHINE A LIGHT』!

2008-08-21 | 本、映画、音楽
おととい、オーチャードロードの「ヒーレン」に、巨大なHMVがある事を発見してしまった。

実は日本での怒涛の引越し作業の中、あまりの多さ、重さに「本も雑誌もCDも、これ以上は増やすまい!」と決心した私。果たして、HMVを見つけて、立ち寄らずにいられるだろうか?

いいや、いられない(泣)。

そして近づくまい、近づくまい、と思いながら、街灯に引き寄せられる虫のようにRock&Popsコーナーへ…いやいや、ほんのちょっとだけ、見るだけだってば…



買っちゃった(泣)。

以前、このブログにもUPしました。今冬公開、巨匠M.スコセッシ監督のストーンズLIVEドキュメンタリー「SHINE A LIGHT」。2枚組サントラの、裏に書かれたPlay Listの、この選曲の渋さ。手に取らずにいられようか…いいや、いられない(泣)。

何といってもKeithの「You Got The Silver」をLIVEヴァージョンで聴けるのがすごく嬉しい。私の好きな「All Down The Line」が入ってるとか、クリスティーナ・アギレラ参加の「Live With Me」が興味深いとか、他にも書きたい事は山ほどありますが、思う事を全て書いたら、この記事は終わらなくなりそうなのでやめておきます。

ライナーノーツは、スコセッシ監督自身によるもの。「僕はストーンズをレコードやラジオでずっと聴いてきたし、ジュークボックスでリクエストしたりもした。道ゆく車から聴こえるのにも、部屋の窓の外から流れてくるのにさえ、耳をすませたものだよ。ストーンズはいつだって僕の頭の中にいて、そしてその存在はどんどん大きくなっていったんだ。」

(…と、書いてある。多分。私の英語はあやしいので…違ってたらスミマセン)

そして映画の題名に「Shine A Light」。私の大好きな、きっとストーンズのファンのみんなが大好きな、あの名曲のタイトル。この人は、本当にストーンズを愛しているのだなあ。世界の巨匠を、何だかとても身近な人のように(恐れ多くも)感じてしまうのです。

楽しみがなくなるので、もうしばらくの間、聴かずにじらしておこうっと(自分を)。(笑)ちなみにお値段$18.95。日本円で1600円くらい。シンガポールは、CDが安いようです。ああ、私を誘惑しないで~


シンガポールもお盆です。

2008-08-19 | シンガつれづれ
日本のお盆、本当に暑かったそうですね。

私も去年のお盆の墓参、37度(→体温以上)・炎天下の草むしりで気絶しそうになったのを思い出します。

さて、8月に入ると、街の辻々にお供え物、お線香の煙…。こちらではご先祖を供養するだけでなく、帰る家のないHungry Ghost(餓鬼)達のことも、人を不幸にしたり悪さをする事のないようにと供養するのだそうです。

 

「たらふく食べて下さいね」だけでなく、儀式用のお札を燃やして「あの世でもお金に困らないよう持って行って下さいね」というバージョンもあり、道端で何かが燃えていたり、燃えた後の灰を見かける事があります。

赤って強い色なので、目の端に入ると一瞬「はっ」とします。日本の街なか(昼間)では普段あまり見かけない色。でも、お祭りの仕方は違っても、8月にあの世から霊が帰ってくる…という宗教観は同じなんだなあ。

ちなみにHungry Ghost Festivalは華系の方の習慣だそうです。「餓鬼」と聞くと、絵巻物に書かれる妖怪の、おどろおどろしい雰囲気モリモリでコワイ。でも「ハングリーゴースト」だと…何だかディズニー映画のキャラ的な、かわいらしい感じがするのは何故か??(笑)

日本は、あちこちで花火大会が開かれている頃ですね。夏休みが終わり、少ししたらお祭りの季節。稲刈りが終わり、虫の声が聞こえ、だんだん涼しくなってきて、私の好きな、秋が…

…今年はやってこなくて、ずーーーーっと暑いのか!!!(泣)でも、今日は珍しく朝からずっと雨。ひとときの涼しさを、楽しもうと思います。


(↑雀よりも鳩よりも、たくさんいる子達。)



平和への祈り。

2008-08-16 | シンガつれづれ


シティホール駅の近く、そびえ立つ近代的なビル群の間に、広々とした芝生の公園があります。ここにそっと建っているのは、シンガポール・日本両政府により建てられた、第二次大戦・日本軍占領時戦没者慰霊塔。



   

平和への祈りを込めて建てられたこの塔に、真っ白な、美しい花束が手向けられていました。

 

平和とは、小さな壊れやすい花のようなもの。

今年も終戦記念日を迎えて…この世界が平和なものであるように、と心から願わずにはおれません。

 

ニョニャ菓子&現地化記念日?

2008-08-14 | ローカルごはん
ニョニャ菓子(ニョニャ・クエ)の美味しさに、はまっています。

マレー半島のセレブリティ・プラナカンの女主人は、食事は料理人に作らせてもお菓子だけは自分で作り、その腕を競い合ったのだとか。

あまりの彩りの美しさに、一瞬「何かお薬的なものが…??」と思いますが、それは大きな誤解!植物などから抽出された、自然の色素が使われているそうです。



↑Ondeh Ondeh

お餅の中に、トロトロの黒糖シロップ。ココナッツパウダーがたっぷり。
鮮やかな緑色は、パンダンリーフ(ヤシの葉っぱみたいなの)の色。



左:Pisan Kueh
ココナッツのプルプル系お餅に、バナナが入ってます。

右:Lapis Sagu
ココナッツ味のういろう風お餅。

今一番のお気に入りはLapis Sagu!

何ともファンキーな色彩ですが、これもローズシロップやパンダンリーフの色。写真では分かりにくいですが、実は薄~いお餅が何十層も重なっていて、何とも言えないプルプルの食感。お口の中いっぱいにココナッツ風味が広がります。見た目の印象とは異なり、まろやかな、優しい甘さ。

さて、いつもこの美味しいニョニャ菓子をBengawan Soloというお店で買うのですが…昨日、ついに(?)お店のおばちゃんに中国語で話しかけられた。

<この国で、中国語で話しかけられる=華系シンガポーリアンと認識された。>

少しずつこの国に馴染んできているのかもしれないなあ、と感じられてちょっと嬉しかったです。謝々(ちなみにお店のおばちゃん、もちろん私が外国人と分かった瞬間、英語に切り替えはりました。シンガポーリアンは凄いなあ、としみじみ思う瞬間です。

自己責任バスの心地よさ。

2008-08-13 | シンガつれづれ
さて、交通システムが高度に整備されているシンガポール。電車が自動改札なのはもちろん、電車・バス共通の「EZリンクカード」を乗降時に機械にかざせば、バス料金も自動的に引き落とされます。次の電車、○○番のバスがあと~分で来る、と常に管理・電光掲示もされて、日本と変わらない…というより、むしろ進んでいるかも?


(とても便利なEZリンク。バス停でチャージもできるよ)

でも、バスの乗降ルールが面白いです。

<乗る時>
バス停に自分の乗るバスが近づいてきたら、手をあげて「私乗りまーす!」と運転手さんにアピールする。(でないと、バスは停まらずに行ってしまう~!

<降りる時>
車内放送はないので、自分の降りるバス停に近づく頃を見計らって「STOP」ボタン(♪ピンポン)を押す。(知ってる場所だったらいいけど、初めてのバス停だと緊張する。)

馴れないうちは(→今の私)ちょっと(かなり?)慌てまーす。

でも、だからこそ、事前に一生懸命調べるし、分からなかったら乗客や運転手さんに尋ねるし、間違ったら自分でまた解決策を考えるものね。

…「まもなく電車が参ります。危険ですので白線の内側までお下がり下さい」的注意放送の何もない世界は、静かで、自由で、心地よい。「自己責任」という事を理解した、大人の世界だ。

ハイテクを駆使し、超合理的。でも、個人の自主性も必要。
そんなシンガポールのバスを、とても心地よく感じます。

(でも先日あやうく自宅と違うバス停で降りる所でした。自己責任、自己責任



(ダブルデッカーも多し。2階席からの眺めが◎

海南鶏飯。

2008-08-11 | ローカルごはん
さすがは観光国シンガポール。オーチャードロード周辺の混雑ぶりは、平日に出かけても土日とあまり変わりありません。人が多い~

オーチャード沿いのホテル・メリタスマンダリン「CHATTER BOX」は、マニアックな場所まで足を運ばずとも美味しいチキンライスが頂ける、と聞いていたお店。この日、お昼時に近くに居たので出かけてみることに。

お店の方は「Good Afternoon!ドウゾ~(日本語)」と案内してくれました。やっぱり分かるか!(笑)



さてさて、件の「海南鶏飯」(=ハイナンチキンライス)です。

鶏のスープで炊いたごはん(うっすらベージュ色)。鶏の旨みにほんのり生姜の風味が加わった、薄味の炊き込みごはんという感じです。ひらりと白いお豆腐の浮いたスープも、あっさり上品。

そしてチキン!このチキン!皮はぷるぷる(脂っぽさゼロ)、そしてお肉の柔らかく、ジューシーなこと!そのままの生姜風味で頂いても美味しいですし、たまり風の醤油、おろし生姜のたれ、チリソースをつけてもそれぞれに美味しく、4通りの楽しさです。ヴォリュームも申し分なし。



中華料理の前菜に出てくるパイチェジーの、豪華版といった趣かな?私はパイチェジー大好きなので、できれば中華ハムとかきくらげ的なものとかは置いといて全部パイチェジーにしてくれてもいいのにと思うほうなので、これは非常に嬉しいです。

あっさりしているのに旨みは十分。食べても食べても飽きが来ない。食べ終えても、またすぐ食べたい気持ちでいっぱい。すっかりシンガポール名物チキンライスの虜です。

お値段は2名で$70強(ドリンク、サービス料も含む)、とホテル価格ですが、連れ合いは「値段の価値はあるな~」と唸っていました。私も同感でも、ホーカーズのひと皿$3な名店にも、ぜひとも足を延ばしてみたいです。

ちなみに「CHATTER BOX」は今年、元の1階から最上階に移転したとの事。都心から360度シンガポールを見渡せる、この眺望もご馳走のうちですね!(ちょっと足がムズムズしますが…


(森の奥に佇む真っ白な大統領官邸も、一望のもとに…)


「CHATTER BOX」
333 Orchard Rd.,37-38F Meritus Mandalin Singapore
(街の中心部にありとても便利なので、旅行者の方にもお勧めです。)

Happy Birthday Singapore!

2008-08-09 | シンガつれづれ
今日はシンガポール共和国、43回目の独立記念日との事です。
 
ナショナルフラッグを吊った軍用ヘリの飛行を見かけたり、アクロバット飛行練習の戦闘機の爆音が聞こえたり。街にもパレードの練習帰りらしい、「Singapore」と書かれた赤いシャツの若い子達がいっぱい。国中がお祝いムードにあふれているようで、外国人の私まで何だかウキウキしてしまったものです。

今日のNDP(ナショナルデー・パレード)では、さまざまな趣向をこらし、国をあげての盛大なイベントが行われるそうです。それはそれはものすごい人出で大変との事なので我が家はTVでゆっくり楽しませてもらっています。

と、思っていたら、ヘリの轟音が聞こえてきました。ウチの近くだ!



いつもお世話になっているSingaporeに、心からお祝いを!!!

嗚呼、日本の夏。

2008-08-07 | ローカルごはん
たねやさんの夏のお菓子、「五六あわせ」。

日本の味が恋しいであろう、と連れ合いの為に持ってきたはずが…
思いっきり私が食べてます(笑)

この「五六あわせ」、付属のお道具で「ちゅるるん」と器にしぼり出す、その「ちゅるるん」の瞬間が楽しいですよね。

                    

お箸で葛きりをツルリツルリと頂いていると…嗚呼!日本の夏!見た目の、そして食感の涼やかさに、周囲の温度が少し下がった気さえします。(写真は黒糖のなので、ちょっと濃いけどね)

日本のお菓子の季節感って、素敵です。

<ひとくちメモ…付属の葛きりのたれ(というのか??)全部かけるとちょっと濃い気が??私はいつも半分くらいでちょうどいいです

シンガポールは、独立記念日の祝祭・NDP(ナショナルデー・パレード)が2日後に迫り、国のお誕生日に向けて街も何だかウキウキ・ソワソワしている感じです。(連れ合いは、その振替で明日お休み。ラッキー!)

それにしても、日本の建国記念日って何だか影が薄いよなあ、寂しいなあ…と、葛きりを頂きながら、ひとしきり故国に思いを馳せるのでありました。

陽はまた昇る。

2008-08-06 | シンガつれづれ
朝、6時半起床。まだ外は暗い。
連れ合いを送り出す頃、薄紫色の空が、だんだんと明るくなってくる。
でも、陽は射して来ずに、何だか薄ぼんやりと曇ってる。

「よーし、今日こそは曇りか!?」
家事を済ませ、いそいそと外出の支度をして、10時前…時計を眺める。

そして10時。ピッカーン!ギラギラの直射日光!ハイ、今日も晴れでした(泣)

いやはや晴れの日は、本当に暑いです。今日は曇りか?曇りか?と期待しても、必ず射してくる、午前10時の眩しい光。や、焼ける…

という日が、ここしばらく続いています。

風は、気持ちいいんだけどね。
暑いけれど、ときどき涼しい。そんな感じです。
街に緑があふれているからかもしれません。

ちなみにここシンガポールは、規則正しく7時頃に明るくなり、規則正しく7時頃に暗くなります。よくよく考えたら、赤道直下だからですよね。当たり前の事に、地球の営みの凄さを感じます。



日本はその後も酷暑が続いているようですね。日本の皆さん、くれぐれも熱中症などに気をつけて、お体を大事になさって下さいね。

ドリアン禁止!

2008-08-05 | シンガつれづれ
さて、先日バスに乗っていたら、分かりやすくイラストで注意事項が書かれていました。

1、喫煙禁止。
2、飲食禁止。
3、ポイ捨て禁止。

…までは良いのですが、あのトゲトゲのカボチャみたいなのに×印は何や??(写真の、右から2番目の。)



わかった!これは「ドリアン禁止」!

くさいですものね…。

歩いていても「何かにおう?」と思ったら、決まってゴミの類などではなく「ドリアン」です。ホテルやお店なども、持ち込み禁止の所、多し。

ところで私は果実の王様・ドリアンの美味を、未経験。こんなにもくさいのに、こんなにも人々に人気のドリアン…。リキュールを加えたクリームのような、魅惑的なお味と聞いてものすごく気になるのですが、初心者(小心者)の私は手始めにドリアン・アイスやドリアン・パフから挑戦してみようと思います。



(休日ともなると、ドリアン屋さんは大行列!お客さんの選んだドリアンを、軍手のおっちゃんが刃物でがしがし割り、その場で中を見せてくれていました。くさいけど、気になる~!!このお店は3つで$10。明朗会計